UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
- 1. 産後出血の概要 overview of postpartum hemorrhage
- 2. 経腟分娩後の出血管理 management of postpartum hemorrhage at vaginal delivery
- 3. 産後ケアの概要 overview of postpartum care
- 4. 産後出血を制御するための子宮内バルーンタンポナーデ intrauterine balloon tamponade for control of postpartum hemorrhage
- 5. 帝王切開分娩後の出血管理 management of postpartum hemorrhage at cesarean delivery
Related Links
- 【原因】 乳汁産生のために、乳房への動脈血流が増加し相対的な静脈血還流不全が生じ、乳房内に血液・リンパ液がうっ滞するために起こる 【症状】 産褥2~3日に、両側性に乳房に熱感を伴った緊満感、疼痛、硬結を認める
- 症状 原因により初期症状に違いがありますが、出血量が増えると血圧低下、脈拍微弱、頻脈、意識障害、尿量の減少などの出血性ショック症状が起こります。ショック状態を早期に改善できないような重症例では、多臓器不全やDICを ...
- 妊娠・産褥出血 産褥出血とは、止血が難しい大量出血のことです。以前は命にかかわる重大な病気でしたが、今では即座に治療を行えば命にかかわることは稀になりました。産褥出血が起こるのは、長時間による難産で子宮が収縮 ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- postpartum
- ラ
- puerperium
- 同
- 産床
- 関
- 産褥期
性器復古
- 子宮体:産褥6週で元の大きさに戻る。 → 子宮#子宮の大きさ
- 子宮頚部:(分娩数時間後)2-3指、(分娩第3日)2指、(分娩第6-10日)1指、(分娩4-6週)閉鎖
- 腟
- 外陰
全身の復古
- 体重:産褥1ヶ月の段階で妊娠前より2-3kg重い。分娩により5kg減少、循環血液量減少や子宮の退縮により2kg減少。(QB.P-320)
- 腹壁:妊娠線
- 泌尿器:分娩による膀胱筋、膀胱支配神経の麻痺、腹壁弛緩による腹圧の低下による排尿などの復古は比較的遅い。(QB.P-318)
- 血液
- 循環血漿量:妊娠中は増加していたが、、産褥1ヶ月で妊娠前の水準へ → 分娩直後から尿量増加(ANP↑)。
- 赤血球:分娩後減少、産褥1ヶ月で妊娠前の水準へ
- 白血球:分娩後より増加するがその後、減少し産褥1週間で妊娠前の水準に近くなり、産褥1ヶ月で妊娠前の水準へ
- 血小板:出産後減少し、産褥1週間頃までに非妊時より増加(→血栓症が好発)。産褥1ヶ月で正常。
[★]
- 英
- postpartum hemorrhage
- 関
- 分娩後出血
概念
- 産褥期に見られる出血。
- 多くみられるの産褥出血は弛緩出血、胎盤残留
- 弛緩出血は全分娩の5%に見られる。(参考1)
分類
- 1) 胎盤や卵膜の遺残
- 2) 子宮収縮不全
- 3) 血栓脱落による出血
- 4) 産道損傷
出血量
- 分娩第3期に出血量が500mlを超えれば異常と考えられる。
参考
- 1. クリニカルカンファレンス(周産期領域);2.分娩時出血への対策を考える 2)弛緩出血への対応 - 日産婦誌59巻9号
- http://www.jsog.or.jp/PDF/59/5909-393.pdf
[★]
- 英
- early stage、early、preterm
- 関
- 初期、早産、早く
[★]
- 英
- blood, (漢方)blood and body fluid energy
- 関
- 血液、血中
[★]
- 英
- hemorrhage, bleeding
- 関
- 出血量