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Japanese Journal
- 晩期産褥出血 (産婦人科薬物療法の実際) -- (産褥時の異常)
Related Links
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- 第113回学術集会(平成19年6月3日(日)) 【一般演題】 合併症妊娠(3) 晩期産褥出血 を契機に診断された後天性第VIII因子インヒビター症の1例 村岡 光恵, 真井 雅臣, 佐藤 真之介, 倉田 章子, 高木 耕一郎 東京女子医科大学東医療センター産婦人科 ...
★リンクテーブル★
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- 英
- postpartum
- ラ
- puerperium
- 同
- 産床
- 関
- 産褥期
性器復古
- 子宮体:産褥6週で元の大きさに戻る。 → 子宮#子宮の大きさ
- 子宮頚部:(分娩数時間後)2-3指、(分娩第3日)2指、(分娩第6-10日)1指、(分娩4-6週)閉鎖
- 腟
- 外陰
全身の復古
- 体重:産褥1ヶ月の段階で妊娠前より2-3kg重い。分娩により5kg減少、循環血液量減少や子宮の退縮により2kg減少。(QB.P-320)
- 腹壁:妊娠線
- 泌尿器:分娩による膀胱筋、膀胱支配神経の麻痺、腹壁弛緩による腹圧の低下による排尿などの復古は比較的遅い。(QB.P-318)
- 血液
- 循環血漿量:妊娠中は増加していたが、、産褥1ヶ月で妊娠前の水準へ → 分娩直後から尿量増加(ANP↑)。
- 赤血球:分娩後減少、産褥1ヶ月で妊娠前の水準へ
- 白血球:分娩後より増加するがその後、減少し産褥1週間で妊娠前の水準に近くなり、産褥1ヶ月で妊娠前の水準へ
- 血小板:出産後減少し、産褥1週間頃までに非妊時より増加(→血栓症が好発)。産褥1ヶ月で正常。
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- 英
- postpartum hemorrhage
- 関
- 分娩後出血
概念
- 産褥期に見られる出血。
- 多くみられるの産褥出血は弛緩出血、胎盤残留
- 弛緩出血は全分娩の5%に見られる。(参考1)
分類
- 1) 胎盤や卵膜の遺残
- 2) 子宮収縮不全
- 3) 血栓脱落による出血
- 4) 産道損傷
出血量
- 分娩第3期に出血量が500mlを超えれば異常と考えられる。
参考
- 1. クリニカルカンファレンス(周産期領域);2.分娩時出血への対策を考える 2)弛緩出血への対応 - 日産婦誌59巻9号
- http://www.jsog.or.jp/PDF/59/5909-393.pdf
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- 英
- blood, (漢方)blood and body fluid energy
- 関
- 血液、血中
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- 英
- hemorrhage, bleeding
- 関
- 出血量