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Japanese Journal
- 新潟県直江津港沖で採捕された浮遊遠洋性アミダコ卵巣の組織像 : 海産無脊椎動物の生殖腺の成熟に関する研究-XIII-
- 本間 義治,牛木 辰男,武田 正衛,中村 幸弘
- Venus : journal of the Malacological Society of Japan 65(4), 345-353, 2007-02-28
- … の発育段階の卵巣卵(非同時発生型)が存在していた.若い卵母細胞は,それぞれ結合組織性の薄膜(層板)に付着していた.初期の卵母細胞には,円形の核(生殖胞)が明瞭であるが,発育が進むと卵は長楕円形となり,卵胞上皮が随所から陥入し始め,複雑に入り組み,卵黄形成が盛んとなる.さらに成熟が遊むと,卵母細胞は大きく球状化して,最大径1.2 mmに達する.卵膜には放射線帯,卵胞膜,莢膜の分化が明瞭となり,卵黄は板状化する. …
- NAID 110007087504
- タヌキ(Nyctereutes procynoides)の卵巣におけるP450aromの免疫局在およびmRNAの発現(繁殖学)
- 翁 強,村瀬 哲磨,淺野 玄,坪田 敏男
- Japanese journal of zoo and wildlife medicine 9(2), 65-70, 2004-09
- … 免疫組織化学の結果,P450aromは内卵胞膜細胞および卵胞上皮細胞(顆粒層細胞)に認められた。 … 以上の結果より,野生タヌキにおいて卵胞上皮細胞(顆粒層細胞),内卵胞膜細胞および黄体細胞がP450aromを発現し,エストロジェン合成能を有することが示唆された。 …
- NAID 110002665449
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- granulosa cell, granulosa cells
- 同
- 顆粒層細胞
- 関
- 卵胞、
[show details]
- 卵胞由来の細胞で、卵胞の外層に位置する。
- 原始卵胞から一次卵胞への発達はFSH非依存的に進行する。卵母細胞をおおう卵胞上皮(卵胞上皮細胞)は単層かつ扁平な状態から立方状に変化し、さらに多層化する。この状態の卵胞上皮細胞が顆粒層細胞と呼ばれる(HIS.395)。
- 卵母細胞から分泌されるアクチビンによって顆粒層細胞の増殖が促進される(HIS.395)
分子細胞学的な特徴=
機能
- 1. アンドロゲンからエストロゲンへの変換
- 2. (LHの作用により)排卵後に黄体に変化する
ホルモン
調節
- 多層一次卵胞の時にFSHを受容すると二次卵胞になる ← FSHは卵胞発育促進作用があり、顆粒膜細胞に作用して三方の発育・分化・エストロゲン産生を促進する(QB.Q-212)
分泌
[★]
- 英
- follicle (Z), ovarian follicle
- ラ
- folliculus ovaricus, folliculus ovarii
- 同
- 卵巣濾胞
卵胞の発育
- 最初、原始卵胞はFSHに依存せずに生育していき、顆粒膜細胞層が3層になった頃(一次卵胞)にFSH受容体を発現し、FSH依存性に生育していく。
- 月経周期の初期には下垂体からのFSH分泌が増加して(月経周期参照)、ゴナドトロピン刺激とは無関係に発育してきた卵胞をさらに刺激してグラーフ卵胞へと発達させる。FSHによる刺激がない場合には卵胞は変性し閉鎖卵胞となる。(NGY.26)
- (ゴナドトロピンの刺激を受けた?)卵胞は1-2mm/dayの割合で大きくなり、5mmで超音波エコーにて描出される。
- 排卵前には約20mmとなる。
[★]
- 英
- epithelium, (pl.)epithelia
- 関
- 上皮組織、消化器系#上皮の移行、呼吸器の上皮の移行
上皮の分類