- 英
- iodinated(131I) human serum alubumin
- 商
- 放射性ヨウ化人血清アルブミン
UpToDate Contents
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- ヨウ化人血清アルブミン(131I)注射液の薬価比較(先発薬・後発薬・メーカー・剤形による違い) ... このページに掲載される薬剤に関する情報は、データインデックス株式会社の協力により提供しています。
- 販売名 欧文商標名 製造会社 YJコード 薬価 規制区分 放射性ヨウ化人血清アルブミン注射液 Iodinated Human Serum Albumin-131I Injection 富士フイルムRIファーマ 4300424A1021 3251円/MBq 生物由来製品 , 処方箋医薬品
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
放射性ヨウ化人血清アルブミン注射液
組成
- 1バイアル(容量0.5mL)中ヨウ化人血清アルブミン(131I):18.5MBq(検定日時)
添加物
- リン酸一カリウム 2mg、水酸化ナトリウム 適量
- 本剤の成分である「ヨウ化人血清アルブミン(131I)(生物由来製品指定成分名)」には人血清アルブミン(採取国:日本、献血)が使用されている。
効能または効果
- 循環血漿量の測定
- 循環血液量の測定
- 血液循環時間の測定
- 心拍出量の測定
循環血漿量の測定
- 本品0.185〜0.74MBqを静注し、10〜15分後採血し血漿中の放射能を計測する。注射全放射能と10〜15分後血漿中放射能から希釈法の原理に従って次式により循環血漿量を算出する。
○循環血漿量(mL)
- =(注射液を希釈したもの1mLあたりの計数値/注射後血漿1mLあたりの計数値)×希釈倍数×注射量(mL)
循環血液量の測定
- 循環血漿量を求めたのち、ヘマトクリット値(Ht)から次式により算出する。
○循環血液量(mL)
血液循環時間の測定
- 本品0.185〜1.85MBqを可及的速やかに注射し、ガンマカメラ又は指向性シンチレーション検出器を測定しようとする部位にあて、放射能の出現までに要する時間を測定する。
心拍出量の測定
- 本品0.185〜1.85MBq静注後、ガンマカメラ又は指向性シンチレーシヨン検出器を心臓部にあて、放射能を連続記録する。注射5分後に採血し、体外計数値を較正する。得られた希釈曲線をもとにして算出する。
○心拍出量(mL/分)
- =(注入した総計数値)×60/{(血液中の平均計数値)×(第一次循環に要する時間(秒))}
有効成分に関する理化学的知見
ヨウ化人血清アルブミン(131I)
分子量
131Iの核物理学的特性
物理的半減期
主なγ線エネルギー
主なβ線エネルギー
β線組織内飛程
減衰表
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- albumin (Z), Alb ALB
- 関
- グロブリン、フィブリノーゲン、血清タンパク分画、アルブミン/グロブリン比, A/G
- (臨床検査)血清アルブミン、(輸血製剤)アルブミン製剤
概念
- 最も多い血漿タンパク質
- 69kDa
- pI=4.9なので、生体内では負に帯電。
- 半減期:15-20日
基準値
- 4.9-5.1g/dl(流れが分かる実践検査マニュアル上巻 p.12)
- HIM.Appendix
- Female : 4.1–5.3 g/dL
- Male : 4.0–5.0 g/L
QB
産生
- 組織:肝臓(hepatocyte)(15g/day)
- 調節:炎症性サイトカインの存在下で産生が抑制される
機能
- PT.234
薬理学
- albumin is a major carrier ofr acidic drugs (GOO.7)
- basic drug→α1-acid glycoprotein
臨床関連
[★]
- 英
- iodine-131
- 同
- radioiodine-131、ヨウ素-131、ヨウ素131
- 関
- 放射性核種、ヨウ素
- 治療を目的として用いられる(放射線ヨード療法):バセドウ病、甲状腺癌 → 被曝が大きいので
- 半減期:8 d
- 壊変様式:β- β崩壊
- 13153I → + e- + νe
- 中性子が陽子、β線(電子)、反電子ニュートリノに変換。
- 131m54Xe → 13154Xe + γ
- 半減期:2 d
- 壊変様式:IT 核異性体転移
[★]
- 英
- serum (Z), blood serum
- 血液を凝固させて生じた血餅を取り除いて得られる黄色い透明な液体 (SP.484)
- 血漿からフィブリノーゲンと凝固因子を取り除いたもの
関連
検査
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