ブスルファン
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Japanese Journal
- パン主体エコフィード中のタンパク質含量とリジン含量が肥育豚の発育および肉質に及ぼす影響
- 日本畜産學會報 = The Japanese journal of zootechnical science 84(1), 59-66, 2013-02-25
- NAID 10031156628
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- 販売名 欧文商標名 製造会社 YJコード 薬価 規制区分 マブリン散1% MABLlN POWDER 1% 大原薬品工業 4213002B1047 116.6円/g ... 下記疾患の自覚的並びに他覚的症状の緩解 慢性骨髄性白血病 真性多血症
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Japan Pharmaceutical Reference
販売名
組成
成分・含量
添加物
禁忌
効能または効果
慢性骨髄性白血病の場合
投与法1.
- ブスルファンとして、通常成人初期1日4〜6mgを脾臓の縮小をみながら経口投与し、白血球数が15,000/mm3前後に減少すれば1日2mg又はそれ以下に減量する。維持療法としては、週1回又は2週に1回1日2mgを経口投与する。
投与法2.
- ブスルファンとして、通常成人最初から1日2mg又はそれ以下を経口投与し、白血球数並びに脾臓の縮小をみながら白血球数が15,000/mm3前後になるまで投与する。維持療法としては、週1回又は2週に1回1日2mgを経口投与する。
- なお、いずれの方法でも、年齢、症状により適宜増減する。
真性多血症の場合
- ブスルファンとして、通常成人には1日2〜4mgから経口投与し、血液所見をみながら1日6mgまで漸増する。
緩解後は減量維持する。
なお、血液所見、年齢、症状等により適宜増減する。
慎重投与
- 肝障害のある患者〔副作用が強くあらわれるおそれがある。〕
- 腎障害のある患者〔副作用が強くあらわれるおそれがある。〕
- 骨髄抑制のある患者〔骨髄抑制を増悪させるおそれがある。〕
- 感染症を合併している患者〔骨髄抑制により感染を増悪させるおそれがある。〕
- 肺障害のある患者〔副作用が強くあらわれるおそれがある。〕
- 水痘患者〔致命的な全身障害があらわれることがある。〕
重大な副作用
骨髄抑制
(頻度不明)
- 汎血球減少、白血球減少、血小板減少、貧血等の骨髄抑制があらわれることがあるので、頻回に血液検査を行うなど患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には減量、休薬等の適切な処置を行うこと。
間質性肺炎、肺線維症
(頻度不明)
- 間質性肺炎、肺線維症等があらわれることがあるので、観察を十分に行い、発熱、咳嗽、呼吸困難等の呼吸器症状があらわれた場合には、速やかに胸部X線等の検査を行い、本剤の投与を中止するとともに、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
白内障
(頻度不明)
薬効薬理
- マウスのフレンドウイルス白血病あるいはエストロゲン誘発白血病に対して増殖抑制作用を示す1〜3)。
- X線照射ラットの骨髄性白血病の発症に対して抑制作用を示す4)。
- ブスルファンは、核蛋白異常を誘発すると考えられており、核酸のde novo合成の阻害は弱いことが示されている5〜7)。
- 末梢血及び骨髄での全般的な造血機能の抑制作用を示し、赤血球系はもとより白血球系及び血小板についても明らかな抑制が認められている(家兎、ラット、イヌ)8〜10)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- Tetramethylene bis(methanesulfonate)
分子式
分子量
性状
- 本品は白色の結晶性の粉末である。
本品はジエチルエーテルに溶けにくく、エタノール(95)に極めて溶けにくく、水にほとんど溶けない。
融点
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- alkylating agent, alkylating agents
商品
[★]
- 英
- busulfan busulphan BUS
- ラ
- busulfanum
- 商
- ミレラン Myleran、ブスルフェクス、マブリン
- 関
- アルキル化剤
- alkyl sulfonate
- chronic myelogenous leukemia
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3