- 英
- magenta
- 同
- フクシン fuchsin、ロザニリン rosaniline
- 関
- 紫紅色、深紅色、ロザニリン色素、労働基準法施行規則
WordNet
- of deep purplish red
- a primary subtractive color for light; a dark purple-red color; the dye for magenta was discovered in 1859, the year of the battle of Magenta
PrepTutorEJDIC
- マゼンタ(深紅色のアニリン染料) / 深紅色
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/10/23 18:08:33」(JST)
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この項目では、色のマゼンタについて記述しています。ミラノ県のコムーネについては「マジェンタ」をご覧ください。 |
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この項目では色を扱っています。
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マゼンタ
magenta
|
16進表記 |
#EC008C |
RGB |
(255, 0, 255) |
CMYK |
(0, 100, 0, 0) |
HSV |
(324°, 100%, 93%) |
マンセル値 |
5RP 5/14 |
表示されている色は一例です |
マゼンタ(JIS慣用色名) |
|
マンセル値 |
5RP 5/14 |
マゼンタ(マジェンタ、magenta)は、色の一つで、明るい赤紫色。ピンクに近い紫、もしくは紅紫色(こうししょく)とも呼ばれる。色の三原色のひとつにもマゼンタがある。
色のマゼンタは、染料の唐紅(とうべに。マゼンタ、フクシン)にちなんでマゼンタと名付けられた。
目次
- 1 物体色としてのマゼンタ
- 1.1 印刷技術におけるマゼンタ
- 1.2 JIS規格におけるマゼンタ
- 2 光源色としてのマゼンタ
- 3 マゼンタに関する事項
- 4 マゼンタの色料
- 5 近似色
- 6 参考文献
- 7 関連項目
- 8 脚注
物体色としてのマゼンタ[編集]
印刷技術におけるマゼンタ[編集]
マゼンタは色料の三原色のひとつであり、カラー印刷でのインク・トナーに使われる。通常、シアン(cyan)・イエロー(yellow)・ブラック(black)と共に使われるため、CMYKと呼ばれる[1]。
ちなみにCMYK値で表すと「C=0 M=100 Y=0 K=0」となる。
JIS規格におけるマゼンタ[編集]
JISでもマゼンタの色が定義されている。しかし、この色はカラー印刷におけるマゼンタとしても使われるレーキレッドCなどよりは紫味の強い色である。
光源色としてのマゼンタ[編集]
Magenta (webcolor) |
|
16進表記 |
#FF00FF |
光の三原色である赤 (#FF0000) と青 (#0000FF) を一対一の割合で混合した色に該当し、RGB値では
( R, G, B ) = ( 255, 0, 255 )
で表される。ウェブカラーでMagentaを指定すると、#FF00FFと同等に扱われる。これは、fuchsiaと指定したものと同じ色である。
マゼンタに関する事項[編集]
- 色料の三原色のひとつとしてのマゼンタのことを赤と呼ぶことがある。
- 日本では赤紫色のことを一般にマゼンタと呼ぶことがある。
- 日本では、「マゼンタ」ではなく「マゼンダ」と呼ばれることもある。元綴りからは「マゼンタ」がより近いが、この二つはしばしば混同され、プリンターメーカーのサイトでも後者が混じることがある。[2]
- マゼンタは人にとって、最も不快感を表す色ともされる。[要出典]
- 一方で、赤紫色は雅やかさを与える色であり、伝統的な文化、芸術において珍重されてきた色でもある。
- 今日では赤紫は高級感を与える色としても認識されている。
- 都営地下鉄大江戸線のラインカラー。
- 新幹線E3系電車(秋田新幹線用)、新幹線E5系電車の帯色。
- 「赤と緑」の組み合わせを「マゼンタと緑」の組み合わせに変更することにより、すべてのタイプの色覚においても分かりやすくなる。[3]
- スーパー戦隊シリーズのピンク戦士は、スーツのカラーとしては発色の良いマゼンタを使用しているものがほとんどである。
マゼンタの色料[編集]
唐紅 Magenta[編集]
唐紅は、1852年にイタリアでナタンソンがアニリンと塩化エチレンを原料に赤色の物質を基として1859年に商品化されたカルボニウム系に属する染料である。アルコール・アセトン・水性溶液に溶解する。現在でも製造されており、レーキ顔料としても使用されている。1859年のマジェンタの戦い (La Battaglia di Magenta) においてイタリア(サルデーニャ王国)とフランスの連合軍がオーストリア=ハンガリー帝国軍に勝利をおさめた。そのため、この戦勝とほぼ同じ時期に発見されたこの染料は、戦勝地マジェンタ(Magenta)にちなんでマゼンタと名づけられた。また、最後の戦勝地にちなんでソルフェリーノ(solferino)とも呼ばれる。当時は第二次イタリア統一戦争の影響下であった。唐紅はフクシアの花の色に因んでフクシンとも言われることがある。異名(いみょう)が大変多い。
近似色[編集]
参考文献[編集]
- ホルベイン工業技術部編『絵具材料ハンドブック』中央公論美術出版社 ISBN 4805502878
- 近江源太郎・監修 『色々な色』 光琳社出版 1996年 ISBN 4771302324
- 清野恒介・島森功 『色名事典』 新紀元社、2005年7月。ISBN 4-7753-0384-8。
- 永田泰弘・監修 『新版 色の手帖』 小学館 2002年 ISBN 4095040025
- 福田邦夫・著 『色の名前はどこからきたか』 青娥書房 1999年 ISBN 4790601803
- 福田邦夫・著 『色の名前507』主婦の友社 2006年 ISBN 4072485403
- 藤井健三・監修 『京の色事典330』 平凡社 2004年 ISBN 4582634125
関連項目[編集]
色名一覧 |
あ |
い |
う |
え |
お |
|
は |
ひ |
ふ |
へ |
ほ |
か |
き |
く |
け |
こ |
|
ま |
み |
む |
め |
も |
さ |
し |
す |
せ |
そ |
|
や |
|
ゆ |
|
よ |
た |
ち |
つ |
て |
と |
|
ら |
り |
る |
れ |
ろ |
な |
に |
ぬ |
ね |
の |
|
わ |
JIS慣用色名 |
脚注[編集]
- ^ KはKey PlateのKである。blackと混同しないこと。
- ^ キヤノン:環境への取り組み | 製品での取り組み 製品安全データシート(MSDS) 大判プリンター/グラフィックカラープリンター
- ^ 色盲の人にもわかるバリアフリープレゼンテーション法:色覚バリアフリーマーク
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 藤谷 幹浩,上野 伸展,盛一 健太郎,高後 裕,佐藤 龍,斉藤 裕輔
- Gastroenterological Endoscopy 55(1), 58-67, 2013-01
- … AFIは、異常所見を緑とマゼンタの2色の色調差として表現することで、複雑な形態学的診断を単純化した手技である。 …
- NAID 120005367564
- 被写体の色分布を考慮した4原色LCDの色彩設計(画像)
- 寺川 雅嗣,藤根 俊之,宮永 喜一
- 電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界 J94-A(12), 1013-1024, 2011-12-01
- … 計を実施した.第一に,現実の物体色分布を,色再現評価用標準物体色分光データベースSOCSにより求めた.次に,HDTV規格に基づき設計されたLCDの色域と,SOCSの色域の比較を実施し,HDTVの色域が,黄色,シアン,そしてマゼンタ領域で物体色の分布に対して不足していることを明確化した.第二に,テレビ放送信号の色信号の頻度分布の計測を実施し,実際に伝送されるテレビ映像の色分布には,色空間内で頻度に偏りがあることを示し …
- NAID 110008799234
- 気管支内病変を認めた肺原発Diffuse Large B-cell Lymphomaの1例
- 上岡 亮,松尾 潔,松下 瑞穂,藤原 慶一,米井 敏郎,佐藤 利雄
- 気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 33(6), 475-480, 2011-11-25
- … れ,肺炎として抗菌薬が投与されたが改善なく,当科に紹介となった.当院受診までの1カ月間に約7kgの体重減少を認めた.気管支内視鏡検査では右下葉気管支入口部を閉塞する隆起性病変を認め蛍光内視鏡にてマゼンタを呈しており,同部から生検を行った.免疫組織学染色にてdiffuse large B-cell lymphomaと診断した.FDG-PETでは同部位のstandardized uptake value(SUV)は高値であり,肺原発と考えられた.Rituximab併用多剤併用化学療法を施行し, …
- NAID 110008896966
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★リンクテーブル★
[★]
- 関
- 労働基準法、法令
別表第一の二(第三十五条関係)
- 一 業務上の負傷に起因する疾病
- 二 物理的因子による次に掲げる疾病
- 1 紫外線にさらされる業務による前眼部疾患又は皮膚疾患
- 2 赤外線にさらされる業務による網膜火傷、白内障等の眼疾患又は皮膚疾患
- 3 レーザー光線にさらされる業務による網膜火傷等の眼疾患又は皮膚疾患
- 4 マイクロ波にさらされる業務による白内障等の眼疾患
- 5 電離放射線にさらされる業務による急性放射線症、皮膚潰瘍等の放射線皮膚障害、白内障等の放射線眼疾患、放射線肺炎、再生不良性貧血等の造血器障害、骨壊死その他の放射線障害
- 6 高圧室内作業又は潜水作業に係る業務による潜函病又は潜水病
- 7 気圧の低い場所における業務による高山病又は航空減圧症
- 8 暑熱な場所における業務による熱中症
- 9 高熱物体を取り扱う業務による熱傷
- 10 寒冷な場所における業務又は低温物体を取り扱う業務による凍傷
- 11 著しい騒音を発する場所における業務による難聴等の耳の疾患
- 12 超音波にさらされる業務による手指等の組織壊死
- 13 1から12までに掲げるもののほか、これらの疾病に付随する疾病その他物理的因子にさらされる業務に起因することの明らかな疾病
- 三 身体に過度の負担のかかる作業態様に起因する次に掲げる疾病
- 1 重激な業務による筋肉、腱、骨若しくは関節の疾患又は内臓脱
- 2 重量物を取り扱う業務、腰部に過度の負担を与える不自然な作業姿勢により行う業務その他腰部に過度の負担のかかる業務による腰痛
- 3 さく岩機、鋲打ち機、チェーンソー等の機械器具の使用により身体に振動を与える業務による手指、前腕等の末梢循環障害、末梢神経障害又は運動器障害
- 4 電子計算機への入力を反復して行う業務その他上肢に過度の負担のかかる業務による後頭部、頸部、肩甲帯、上腕、前腕又は手指の運動器障害
- 5 1から4までに掲げるもののほか、これらの疾病に付随する疾病その他身体に過度の負担のかかる作業態様の業務に起因することの明らかな疾病
- 1 厚生労働大臣の指定する単体たる化学物質及び化合物(合金を含む。)にさらされる業務による疾病であつて、厚生労働大臣が定めるもの
- 2 弗素樹脂、塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂等の合成樹脂の熱分解生成物にさらされる業務による眼粘膜の炎症又は気道粘膜の炎症等の呼吸器疾患
- 3 すす、鉱物油、うるし、タール、セメント、アミン系の樹脂硬化剤等にさらされる業務による皮膚疾患
- 4 蛋白分解酵素にさらされる業務による皮膚炎、結膜炎又は鼻炎、気管支喘息等の呼吸器疾患
- 5 木材の粉じん、獣毛のじんあい等を飛散する場所における業務又は抗生物質等にさらされる業務によるアレルギー性の鼻炎、気管支喘息等の呼吸器疾患
- 6 落綿等の粉じんを飛散する場所における業務による呼吸器疾患
- 7 石綿にさらされる業務による良性石綿胸水又はびまん性胸膜肥厚
- 8 空気中の酸素濃度の低い場所における業務による酸素欠乏症
- 9 1から8までに掲げるもののほか、これらの疾病に付随する疾病その他化学物質等にさらされる業務に起因することの明らかな疾病
- 五 粉じんを飛散する場所における業務によるじん肺症又はじん肺法(昭和三十五年法律第三十号)に規定するじん肺と合併したじん肺法施行規則(昭和三十五年労働省令第六号)第一条各号に掲げる疾病
- 六 細菌、ウイルス等の病原体による次に掲げる疾病
- 1 患者の診療若しくは看護の業務、介護の業務又は研究その他の目的で病原体を取り扱う業務による伝染性疾患
- 2 動物若しくはその死体、獣毛、革その他動物性の物又はぼろ等の古物を取り扱う業務によるブルセラ症、炭疽病等の伝染性疾患
- 3 湿潤地における業務によるワイル病等のレプトスピラ症
- 4 屋外における業務による恙虫病
- 5 1から4までに掲げるもののほか、これらの疾病に付随する疾病その他細菌、ウイルス等の病原体にさらされる業務に起因することの明らかな疾病
- 七 がん原性物質若しくはがん原性因子又はがん原性工程における業務による次に掲げる疾病
- 1 ベンジジンにさらされる業務による尿路系腫瘍
- 2 ベーターナフチルアミンにさらされる業務による尿路系腫瘍
- 3 4-アミノジフェニルにさらされる業務による尿路系腫瘍
- 4 4-ニトロジフェニルにさらされる業務による尿路系腫瘍
- 5 ビス(クロロメチル)エーテルにさらされる業務による肺がん
- 6 ベンゾトリクロライドにさらされる業務による肺がん
- 7 石綿にさらされる業務による肺がん又は中皮腫
- 8 ベンゼンにさらされる業務による白血病
- 9 塩化ビニルにさらされる業務による肝血管肉腫又は肝細胞がん
- 10 電離放射線にさらされる業務による白血病、肺がん、皮膚がん、骨肉腫、甲状腺がん、多発性骨髄腫又は非ホジキンリンパ腫
- 11 オーラミンを製造する工程における業務による尿路系腫瘍
- 12 マゼンタを製造する工程における業務による尿路系腫瘍
- 13 コークス又は発生炉ガスを製造する工程における業務による肺がん
- 14 クロム酸塩又は重クロム酸塩を製造する工程における業務による肺がん又は上気道のがん
- 15 ニッケルの製錬又は精錬を行う工程における業務による肺がん又は上気道のがん
- 16 砒素を含有する鉱石を原料として金属の製錬若しくは精錬を行う工程又は無機砒素化合物を製造する工程における業務による肺がん又は皮膚がん
- 17 すす、鉱物油、タール、ピッチ、アスファルト又はパラフィンにさらされる業務による皮膚がん
- 18 1から17までに掲げるもののほか、これらの疾病に付随する疾病その他がん原性物質若しくはがん原性因子にさらされる業務又はがん原性工程における業務に起因することの明らかな疾病
- 八 長期間にわたる長時間の業務その他血管病変等を著しく増悪させる業務による脳出血、くも膜下出血、脳梗塞、高血圧性脳症、心筋梗塞、狭心症、心停止(心臓性突然死を含む。)若しくは解離性大動脈瘤又はこれらの疾病に付随する疾病
- 九 人の生命にかかわる事故への遭遇その他心理的に過度の負担を与える事象を伴う業務による精神及び行動の障害又はこれに付随する疾病
- 十 前各号に掲げるもののほか、厚生労働大臣の指定する疾病
- 十一 その他業務に起因することの明らかな疾病
法令
- 労働基準法施行規則(昭和二十二年八月三十日厚生省令第二十三号)
- http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S22/S22F03601000023.html
[★]
マゼンタ、紫紅色、深紅色
- 関
- fuchsin、Rosaniline dye
[★]
- 英
- fuchsin
- 関
- マゼンタ、ロザニリン色素
[★]
- 英
- Rosaniline dye
- 関
- フクシン、マゼンタ
[★]
- 英
- magenta
- 関
- 紫紅色、マゼンタ