シジン酸
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Japanese Journal
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
フシジンレオ軟膏2%
組成
有効成分
- フシジン酸ナトリウム (日局) 20mg (力価)
添加物
- セタノール、精製ラノリン、白色ワセリン、流動パラフィン
禁忌
- 次の患者には使用しないこと
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
適応菌種
適応症
- 表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染
- 患部を清潔にした後1日数回適量を直接患部に塗布するか又は無菌ガーゼに延ばして貼付する。
- 本剤の使用にあたっては、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の使用にとどめること。[耐性菌の発現等を防ぐ。]
薬効薬理
抗菌作用2, 5)
- フシジン酸ナトリウムはブドウ球菌属にすぐれた抗菌力を有し、特に黄色ブドウ球菌に対して強い抗菌力を示す。
また他の抗生物質に耐性を獲得した黄色ブドウ球菌にも感受性菌と同様の抗菌力を示す。
- フシジン酸ナトリウムはその化学構造中にステロイド骨格を有する特異な抗生物質で、アンピシリン、エリスロマイシン、テトラサイクリン、クロラムフェニコールなど他の抗生物質との交叉耐性をほとんど認めない。
作用機序5, 6)
- フシジン酸ナトリウムは主に蛋白合成阻害作用によって抗菌力を発揮する。
すなわち、リボソーム上におけるアミノ酸の蛋白質への転換に抑制的に作用する。なお、その細菌増殖阻止の作用型式は主に静菌的であるとされている。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- フシジン酸ナトリウム (Sodium Fusidate)
化学名
- Monosodium(17Z )-ent -16α-acetoxy-3β, 11β-dihydroxy-4β, 8β, 14α-trimethyl-18-nor-5β, 10α-cholesta-17 (20), 24-dien-21-oate
略号
分子式
分子量
性状
水、メタノール又はエタノール (99.5) に溶けやすい。
★リンクテーブル★
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商品
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- 英
- fusidic acid FA、fusidate
- ラ
- acidum fusidicum
- 化
- フシジン酸ナトリウム fusidate sodium
- 商
- フシジンレオ