ナジフロキサシン
Japanese Journal
- 伝染性膿痂疹に対する1%ナジフロキサシン軟膏(アクアチム軟膏1%^【○!R】)の使用試験
- 佐々木 りか子,野崎 誠
- 日本小児皮膚科学会雑誌 = Journal of pediatric dermatology 25(1), 53-58, 2006-05-31
- NAID 10019158925
- 尋常性〓瘡に対するアクアチム^【○!R】クリームとイオウ製剤との併用療法
- 石井 則久,川口 博史,中嶋 弘,加藤 安彦,毛利 忍,吉田 貞夫,相原 道子
- 西日本皮膚科 = The Nishinihon journal of dermatology 61(1), 88-90, 1999-02-01
- NAID 10019105728
- 尋常性〓瘡に対する新しい薬剤(アクアチム^【○!R】クリーム)の臨床的効果と細菌学的検討
- 根本 治,大河原 章,月永 一郎,加藤 直樹,渡辺 邦友
- 西日本皮膚科 = The Nishinihon journal of dermatology 59(2), 288-292, 1997-04-01
- NAID 10019136746
Related Links
- アクアチムとは?ナジフロキサシンの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる(おくすり110番:薬事典版) ... 用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。 すべての副作用を掲載しているわけではありません。
- アクアチム軟膏1% アクアチムローション1% ナジロキサンクリーム1% ナジフロローション1% ナジフロクリーム1% ナジフロキサシンローション1%「トーワ」 ナジフロキサシンクリーム1%「トーワ」 ナジロキサンローション1% ...
Related Pictures
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
アクアチムローション1%
組成
有効成分
添加物
- 乳酸ナトリウム液、ヒプロメロース、グリシン(pH調整剤)、水酸化ナトリウム、イソプロパノール、精製水
効能または効果
適応菌種
適応症
- 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の適用にとどめること。
薬効薬理
抗菌スペクトラム9)
- ナジフロキサシンはアクネ菌及び表皮ブドウ球菌を含む、好気性グラム陽性菌、陰性菌及び嫌気性菌に対し、強い抗菌力と広い抗菌スペクトラムを有し、その作用は殺菌的である。
ナジフロキサシンはMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)に対し、MSSA(メチシリン感受性黄色ブドウ球菌)と同様の強い抗菌力を示し、また、キノロン耐性MRSAに対しても良好な抗菌力を示し、既存の新キノロン剤との間に交叉耐性はほとんど認められなかった。
In vivo試験10)
- 本剤はアクネ菌及び表皮ブドウ球菌を用いた実験的マウス皮膚感染症モデルに対し、ローション基剤よりも優れた治療効果を示した。また、ナジフロキサシンクリーム(アクアチムクリーム)との生物学的同等性が確認された。
作用機序
- 細菌のDNAジャイレースに作用し、DNA複製を阻害することにより殺菌的に作用する。
耐性9)
- 継代培養による耐性獲得試験において、既存の新キノロン系の合成抗菌剤に比べ、耐性が獲得されにくいことが認められている。
また、自然耐性菌の出現頻度は、10-8以下と低率である。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ナジフロキサシン〔Nadifloxacin(JAN)〕
化学名
- (±)-9-fluoro-6,7-dihydro-8-(4-hydroxy-1-piperidyl)-5-methyl-1-oxo-1H,5H-benzo[i j ]quinolizine-2-carboxylic acid
分子式
分子量
性状
- 白色〜微黄白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはない。
ジメチルホルムアミドにやや溶けやすく、アセトニトリル、メタノール又はエタノール(95)に溶けにくく、水又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。水酸化ナトリウム試液に溶ける。
融点
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- nadifloxacin
- 商
- アクアチム、ナジフロ、ナジロキサン