- 英
- babesiosis
- 関
- ピロプラズマ病、マダニ類媒介感染症
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/04/02 04:16:53」(JST)
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ギムザ染色を施した血液塗抹標本。赤血球内に
Babesia spp. が認められる。
バベシア症(ばべしあしょう、babesiosis)とは、バベシア属 Babesia の原虫感染を原因とする感染症。マダニの吸血の際に唾液を介してスポロゾイトが宿主内に侵入する。日本ではギブソン犬バベシア Babesia gibsoni および犬バベシア Babesia canis 感染による犬のバベシア症が存在する。症状は発熱と溶血性貧血を主とする。クームス試験陽性となることが多く免疫介在性溶血性貧血との鑑別が必要。確定診断は虫体の証明によってなされ、ライトギムザ染色あるいはギムザ染色などが用いられる。虫体は1.0×3.2μmのリング状。治療にはジミナゼン、イミドカルブ、フェミジン、トリパンブルーなどの投与。予防にはマダニとの接触を避けることが最も有効である。
参考文献
- 日本獣医内科学アカデミー編 『獣医内科学(小動物編)』 文永堂出版 2005年 ISBN 4830032006
- 獣医学大辞典編集委員会編集 『明解獣医学辞典』 チクサン出版 1991年 ISBN 4885006104
- 日本寄生虫学会用語委員会 「暫定新寄生虫和名表」 2008年5月22日
関連項目
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Japanese Journal
- バベシア症の診断と治療 (特集 犬の貧血治療を見直す)
- J-vet : jounral for veterinary practitioner 29(5), 8-16, 2016-05
- NAID 40020856620
- 抗菌薬の多剤併用により治療したバベシア症の犬の2例
- Clinic note : journal of clinical daily treatment for small animals 11(10), 88-94, 2015-10
- NAID 40020612654
Related Links
- 犬のバベシア症は、マダニを媒介にするバベシア原虫の寄生による病気です。バベシアは犬の赤血球に寄生して重い貧血を起こし、ひどい場合には命に関わります。人にも感染するズーノーシスでもあり注意が必要です。
- バベシア症(Babesiosis)の原因 マダニによって媒介されるバベシアという原虫によって引き起こされる溶血性の疾病です(バベシアをピロプラズマとも呼ぶのでピロプラズマ症と呼ばれることもります)。バベシアは70種類以上が知られて ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- relative bradycardia
- 同
- relative sinus bradycardia?、相対的徐脈、相対性徐脈
- 関
- 熱型、徐脈
定義
- QB.H-165では体温1℃の上昇につき脈拍が8-10/分上昇するのが正常であるが、脈拍の上昇幅がこれいかのものを比較的徐脈としている。
- 参考1では体温に対して一義的に脈拍を決めている
病因
- 重症感染症で心拍数の調節が失われる、らしい(要調査)。
原因疾患
参考
- http://pulmonary.exblog.jp/13451923/
- Cunha BA: Diagnostic significancer of relative bradycardia. Infect Dis Pract 21: 38-40, 1997.
- 2. [charged]洞徐脈 - uptodate [1]
[★]
- 英
- piroplasmosis
- 関
- バベシア症、ピロプラズマ症
[★]
- 英
- sis, pathy
[★]
- 英
- (n
- 関
- バベシア属、Babesia属