- 英
- dibekacin
- ラ
- dibekacinum
- 同
- ジデオキシカナマイシンB dideoxykanamycin B DKB
- 化
- 硫酸ジベカシン ジベカシン硫酸塩 dibekacin sulfate
- 商
- パニマイシン
- 関
- 抗菌薬
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2017/03/12 00:38:30」(JST)
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ジベカシン
|
IUPAC命名法による物質名 |
IUPAC名
(2S,3R,4S,5S,6R)-4-Amino-2-[(1S,2S,3R,4S,6R)-4,6-diamino-3-[(2R,3R,6S)-3-amino-6-(aminomethyl)oxan-2-yl]oxy-2-hydroxycyclohexyl]oxy-6-(hydroxymethyl)oxane-3,5-diol
|
臨床データ |
Drugs.com |
国別販売名(英語)
International Drug Names |
識別 |
CAS番号
(MeSH) |
34493-98-6 |
ATCコード |
J01GB09 (WHO) |
PubChem |
CID: 470999 |
ChemSpider |
413666 |
UNII |
45ZFO9E525 |
KEGG |
D07811 |
ChEMBL |
CHEMBL560976 |
化学的データ |
化学式 |
C18H37N5O8 |
分子量 |
451.52 g·mol−1 |
SMILES
-
C1C[C@H]([C@H](O[C@@H]1CN)O[C@@H]2[C@H](C[C@H]([C@@H]([C@H]2O)O[C@@H]3[C@@H]([C@H]([C@@H]([C@H](O3)CO)O)N)O)N)N)N
|
InChI
-
InChI=1S/C18H37N5O8/c19-4-6-1-2-7(20)17(28-6)30-15-8(21)3-9(22)16(14(15)27)31-18-13(26)11(23)12(25)10(5-24)29-18/h6-18,24-27H,1-5,19-23H2/t6-,7+,8-,9+,10+,11-,12+,13+,14-,15+,16-,17+,18+/m0/s1
-
Key:JJCQSGDBDPYCEO-XVZSLQNASA-N
|
ジベカシン (Dibekacin) はアミノグリコシド系抗生物質の一つ。スルベニシリンと併用される[1]。
脚注
- ^ Aonuma S, Ariji F, Oizumi K, Konno K (June 1987). “Electron microscopy of Pseudomonas aeruginosa treated with sulbenicillin and dibekacin”. Tohoku J. Exp. Med. 152 (2): 119–28. doi:10.1620/tjem.152.119. PMID 3114912.
Japanese Journal
- 豚人工授精のノウハウ(PEDやPRRSの対策を含めて)(1)
- 難治性皮膚潰瘍から波及した大腿骨骨髄炎に対して抗生剤入り人工骨ペーストを用いて治療した1症例
- 硫酸ジベカシン混入燐酸カルシウム骨ペーストの実験的研究
- 日本整形外科學會雜誌 = The Journal of the Japanese Orthopaedic Association 81(7), 602, 2007-07-25
- NAID 10020157906
Related Links
- ジベカシンに感性の黄色ブドウ球菌 大腸菌 肺炎桿菌 プロテウス属 モルガネラ・モルガニー プロビデンシア・レットゲリ 緑膿菌 5. 承認はとれていないが、臨床的に有効と思われる菌種 6. 用法・用量 [注] 筋注 1日100 mg(力価),小児1~2 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
注射用パニマイシン100mg
組成
- 注射用パニマイシン100mgは、1バイアル中に下記の成分を含有する。
有効成分
禁忌
- 本剤の成分並びにアミノグリコシド系抗生物質又はバシトラシンに対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
適応菌種
- ジベカシンに感性の黄色ブドウ球菌、大腸菌、肺炎桿菌、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア・レットゲリ、緑膿菌
適応症
- 敗血症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、腹膜炎、中耳炎
[筋注の場合]
- 通常、成人にはジベカシンとして、1日量100mg(力価)を1〜2回に分け、小児にはジベカシンとして、1日量1〜2mg(力価)/kgを1〜2回に分け、それぞれ筋肉内注射する。
[点滴静注の場合]
- 通常、成人にジベカシンとして、1日量100mg(力価)を2回に分け、100〜300mLの補液中に溶解し、30分〜1時間かけて点滴静注する。
なお、いずれの場合も年齢、症状により適宜増減する。
- 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
- 腎障害のある患者には、投与量を減ずるか、投与間隔をあけて使用すること。(「慎重投与」及び【薬物動態】の項参照)
慎重投与
- 腎障害のある患者[高い血中濃度が持続し、腎障害が悪化するおそれがあり、また、第8脳神経障害等の副作用が強くあらわれるおそれがある。【薬物動態】の項参照]
- 肝障害のある患者[肝障害を悪化させるおそれがある。]
- 重症筋無力症の患者[神経筋遮断作用がある。]
- 高齢者[「高齢者への投与」の項参照]
- 経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者[ビタミンK欠乏症状があらわれることがあるので観察を十分に行うこと。]
重大な副作用
- ショック(0.1%未満)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、症状があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 急性腎不全等の重篤な腎障害(0.1%未満)があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 眩暈、耳鳴、難聴(0.1%未満)等の第8脳神経障害があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止することが望ましいが、やむを得ず投与を続ける必要がある場合には、慎重に投与すること。
薬効薬理
in vitro抗菌作用
- ジベカシンの細菌に対する最小発育阻止濃度(MIC)は表のとおりである3)。
作用機序
- 細菌の蛋白合成を阻害することにより抗菌作用を示し、その作用は殺菌的である。
有効成分に関する理化学的知見
性 状
- ジベカシン硫酸塩は白色〜黄白色の粉末である。
本品は水に極めて溶けやすく、エタノール(99.5)にほとんど溶けない。
一般名
- ジベカシン硫酸塩 Dibekacin Sulfate
略 号
化学名
- 3-Amino-3-deoxy-α-D-glucopyranosyl-(1→6)-[2,6-diamino-2,3,4,6-tetradeoxy-α-D-erythro-hexopyranosyl-(1→4)]-2-deoxy-D-streptamine sulfate
分子式
分子量
分配係数
- (log10 1-オクタノール層/水層、20±5℃)
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- arbekacin ABK
- 化
- 硫酸アルベカシン アルベカシン硫酸塩 arbekacin sulfate
- 商
- ハベカシン Habekacin
- 関
- ジベカシン、アミカシン、アミノグリコシド系抗菌薬
[★]
ジベカシン。ジデオキシカナマイシンB
[★]
ジベカシン dibekacin
[★]
- 英
- cathine
- 関
- ノルシュードエフェドリン