トコフェロール
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/12/25 20:48:40」(JST)
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この項目では、ドイツの女優について説明しています。
- メルセデス・グランプリの正ドライバーについては「ニコ・ロズベルグ」をご覧ください。
- フォース・インディアの正ドライバーについては「ニコ・ヒュルケンベルグ」をご覧ください。
- その他の用法については「NICO」をご覧ください。
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ニコ(Nico、1938年10月16日 - 1988年7月18日)は、歌手、女優、ファッションモデル。本名はクリスタ・ペーフゲン(Christa Päffgen)。
目次
- 1 経歴
- 1.1 初期
- 1.2 ヴェルヴェット・アンダーグラウンドへの参加
- 1.3 ソロ歌手として
- 2 ディスコグラフィー
- 3 外部リンク
- 4 脚注
経歴
初期
多くの資料では、ニコは1938年10月16日にドイツのケルンで生まれたとされるが、少なくとも2つの資料では1943年3月15日にハンガリーのブダペストで生まれたとしている[1]。
ニコは10代の頃からパリを中心に『ヴォーグ』、『エル』といったファッション誌のモデルとして活動し、その後、フェデリコ・フェリーニの『甘い生活』(1960年)等の映画に端役で出演している。ニコはこの頃にニューヨークに移り、しばらくの間、ヨーロッパとアメリカの両方で活動を行った。
1963年にはジャック・ポワトルノー監督の『Strip-Tease』という映画に出演し、セルジュ・ゲンスブールのプロデュースでタイトル曲を録音した。1965年には、ローリング・ストーンズのブライアン・ジョーンズの紹介によりイギリスでファースト・シングルを出すが、商業的には成功しなかった。このシングルのB面はジミー・ペイジが作曲・プロデュースしている。
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドへの参加
この頃、ボブ・ディランの紹介でアンディ・ウォーホルに出会ったニコは、ウォーホルが主宰する「ファクトリー」の実験映画に参加する。ウォーホルは自らがプロデュースしていたルー・リード率いるヴェルヴェット・アンダーグラウンドにニコを参加させ、1967年のファースト・アルバム『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ』では4曲でニコがリード・ヴォーカルをとった。しかし、いわばウォーホルにゴリ押しされた形のニコは他のメンバーに受け入れられず、ニコはデビュー作への参加のみでグループを去る。
ソロ歌手として
翌1968年2月には、ボブ・ディラン、ジャクソン・ブラウン等が曲を提供し、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのメンバーも参加したファースト・ソロ・アルバム『チェルシー・ガール』が発売される。また1969年にはイギー・ポップとの録音を残し、そのヴィデオも制作している。その後もニコが演奏するハーモニウムの音色が耳に残るアルバムを数枚発表するが、1973年の『ジ・エンド』を最後に長い低迷期に入る。
1981年に久しぶりに発表された『ドラマ・オブ・イグザイル』は、リリースをめぐるいざこざはあったものの、ジョイ・ディヴィジョン、バウハウス(バンド)、エコー&ザ・バニーメンといったバンドに代表されるニュー・ウェイヴ・ムーブメントの中で高い評価を受ける。この時期から、ニコは日本を含む世界各地でライブを活発に行い、その模様は多くのライブ・アルバムに記録されている。
ニコは1988年7月18日、イビサ島の自宅近くで自転車で転倒し頭を強く打って病院に運ばれた。レントゲン写真で脳内出血が確認され、数時間後にニコは息を引き取った。
一時期はアラン・ドロンとの交際で名を馳せ、ドロンとの間にアリという男児をもうけている。『マーブル・インデックス』に収録された「アリの歌」(Ari's Song)はその名の通りアリのことを歌ったものであり、Desertshoreに収録されたLe Petit Chevalierでは、幼い頃のアリのヴォーカルを聞くことができる。
ディスコグラフィー
- I'm Not Sayin'/The Last Mile (1965年、シングル)
- ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ The Velvet Underground and Nico / ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ The Velvet Underground and Nico (1967年)
- チェルシー・ガール Chelsea Girl (1968年)
- マーブル・インデックス The Marble Index (1969年)
- Desertshore (1970年)
- ジ・エンド The End (1973年)
- ドラマ・オブ・エクザイル Drama of Exile' (1981年) - 作品の権利をめぐる対立の結果、2つのバージョンがリリースされている
- カメラ・オブスキュア Camera Obscura / ニコ + ファクション Nico + Faction (1985年)
他に多数のライブ、未発表曲集、ベスト盤がある。
外部リンク
脚注
- ^ The Marble IndexでのRichard Williamsによる解説には後者の説が記載されている。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
クロロマイセチン錠50
組成
有効成分
添加物
- デキストリン、カルメロースカルシウム、タルク、ステアリン酸マグネシウム、結晶セルロース、ゼラチン、無水リン酸水素カルシウム、酸化チタン、アラビアゴム末、ポビドン、沈降炭酸カルシウム、グリセリン脂肪酸エステル、青色一号、黄色五号、青色一号アルミニウムレーキ、赤色三号アルミニウムレーキ、カルナウバロウ、精製白糖
禁忌
- 造血機能の低下している患者[クロラムフェニコール投与後に再生不良性貧血、顆粒球減少、血小板減少等の重篤で致命的な血液障害の発生が報告されている。]
- 低出生体重児、新生児[クロラムフェニコール過量投与によりGray syndromeが発症し、その予後が重篤である。](「小児等への投与」の項参照)
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 骨髄抑制を起こす可能性のある薬剤を投与中の患者(「相互作用」の項参照)
効能または効果
適応菌種
- 本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、淋菌、髄膜炎菌、大腸菌、サルモネラ属、チフス菌、パラチフス菌、クレブシエラ属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、インフルエンザ菌、軟性下疳菌、百日咳菌、野兎病菌、ガス壊疽菌群、リケッチア属、トラコーマクラミジア(クラミジア・トラコマティス)
適応症
- 表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎、骨髄炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、膿胸、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、尿道炎、淋菌感染症、軟性下疳、性病性(鼠径)リンパ肉芽腫、腹膜炎、感染性腸炎、腸チフス、パラチフス、子宮内感染、子宮付属器炎、涙嚢炎、角膜炎、中耳炎、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、猩紅熱、百日咳、野兎病、ガス壊疽、発疹チフス、発疹熱、つつが虫病
- クロラムフェニコールとして通常成人1日1.5〜2g(力価)を3〜4回に分割経口投与する。
小児には1日体重1kgあたり30〜50mg(力価)を3〜4回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
- 本剤の使用にあたっては、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。[耐性菌の発現等を防ぐ。]
慎重投与
- 肝・腎機能障害のある患者[クロラムフェニコールの血中濃度が高くなるため、副作用発現の危険性が増加する。]
- 経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者(ビタミンK欠乏症状があらわれることがあるので観察を十分に行うこと)[抗生物質投与中にビタミンK欠乏による出血傾向を認めた症例が報告されている。]
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
重大な副作用
再生不良性貧血
頻度不明
- 再生不良性貧血があらわれることがあるので、血液検査を行うなど、観察を十分に行い、血液に異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
Gray syndrome
頻度不明
視神経炎、末梢神経炎
頻度不明
- 長期投与により、視神経炎又は末梢神経炎があらわれることがあるので、観察を十分に行い、視覚の異常、四肢のしびれや異常感等が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
抗菌作用5)
- 広範囲の抗菌スペクトルを有し、グラム陽性・陰性菌、レプトスピラ属、リケッチア属、トラコーマクラミジア(クラミジア・トラコマティス)に作用するが、特に赤痢菌、サルモネラ菌などのグラム陰性桿菌や発疹チフスリケッチア、オリエンチア・ツツガムシなどのリケッチア属に対して強い作用を示す。
作用機序5)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- クロラムフェニコール(Chloramphenicol)
略号
化学名
- 2,2-Dichloro-N -[(1R ,2R )-1,3-dihydroxy-1-(4-nitrophenyl)propan-2-yl]acetamide
分子式
分子量
性状
メタノール又はエタノール(99.5)に溶けやすく、水に溶けにくい。
分配係数
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- tocopherol、tocopherol acetate、tocopherol nicotinate、tocopherol calcium succinate
- 化
- ニコチン酸トコフェロール tocopherol nicotinate、コハク酸トコフェロールカルシウム tocopherol calcium succinate、[[]] tocopherol acetate
- 商
- ベクタン、ユベラ、(トコフェロールニコチン酸エステル)ニコ
- M.V.I.、M.V.I.-12キット 、NEソフト、VEニコチネート、アゼプチン、アミノレバンEN配合、エセブロン、エパラ、エルネオパ1号輸液、エレンタールP乳幼児用配合、エレンタール配合、エンシュア・リキッド 、オーツカMV、ゲファルナート、ケントン、ダイメジン・マルチ、ツインラインNF配合、ツインライン配合、トコニジャスト、ナーセット配合、ニコ200ソフト、ニチEネート、ネオM.V.I.-9、ネオパレン1号輸液、ネオラミン・マルチV、ハイシップ、バナール、バナールN、パンビタン、ビタジェクト、ビタミンE、ビタミンE、ファンギゾン、フルカリック1号輸液、ベクタン、ヘパンED配合、ヘモナーゼ配合、マルタミン、ユベ-E、ユベラN、ラコールNF配合、ラコール配合、リバスタッチ、流動パラフィン.OI
- ユベラ Juvela(錠,ビタミンAとの合剤)
- 関
- ビタミンE vitamin E。その他の循環器官用薬
参考
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2190006M2110_2_07/2190006M2110_2_07?view=body
[★]
- 英
- nicotinic agonist
- 関
- ニコチン作用薬、ニコチンアゴニスト、ニコチン作動薬、ニコチン刺激薬
[★]
- 英
- NNK
- 関
- 4-メチルニトロソアミノ-1-3-ピリジル-1-ブタノン
[★]
- 英
- nicotine replacement therapy、NRT