Japanese Journal
- 鉄欠乏性貧血患児に対する新鉄製剤インクレミンシロップの使用成績
- 本谷 尚 [他]
- 小児科診療 46(5), p855-860, 1983-05
- NAID 40001816826
- 一乳児院に於けるインクレミンシロップの使用成績
- 小池 麒一郎 [他]
- 小児科臨床 19(7), 109-901, 1966-07
- NAID 40017897967
- L-リジン製剤インクレミンの乳幼児発育におよぼす影響について
- 太田 敬三 [他]
- 臨床内科小児科 14(7), ????, 1959-07
- NAID 40018614689
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- インクレミンとは。効果、副作用、使用上の注意。鉄欠乏性貧血に効果の高い薬です。代表的なものが硫酸鉄製剤で、胃腸に徐々に鉄が放出され、胃腸障害の少ない薬です。服用後2週間ほどで効果が現れ、1～2か月で貧血は回復します ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
- 鉄欠乏性貧血治療剤
販売名
- インクレミンシロップ５％
組成
成分・含量
- 1ｍＬ中溶性ピロリン酸第二鉄50mg（鉄として6mg）
添加物
- ソルビン酸、安息香酸ナトリウム、D-ソルビトール、香料、バニリン、エタノール、黄色５号、塩酸、水酸化ナトリウム
禁忌
鉄欠乏状態にない患者
- ［鉄過剰症を起こすおそれがある。］
効能または効果
鉄欠乏性貧血
- 通常次の量を1日量とし、3〜4回に分けて経口投与する。
年齢 シロップとして
（ｍL）溶性ピロリン酸
第二鉄として（ｍｇ）鉄として
（ｍｇ）１歳未満 ２〜４ １００〜２００ １２〜２４ １〜５歳 ３〜１０ １５０〜５００ １８〜６０ ６〜１５歳 １０〜１５ ５００〜７５０ ６０〜９０ - なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
消化性潰瘍、慢性潰瘍性大腸炎、限局性腸炎等の胃腸疾患のある患者
- ［症状を増悪させるおそれがある。］
発作性夜間血色素尿症の患者
- ［溶血を誘発することがある。］
薬効薬理
造血作用９）
- 瀉血により貧血状態にしたラットに、ピロリン酸第二鉄を混餌投与した実験では、対照群に比し血色素量、組織鉄の増加が認められた。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- 溶性ピロリン酸第二鉄（Ferric Pyrophosphate，Soluble）
分子式
- Fe4(P2O7)3・4Na3C6H5O7
分子量
- １７７７．４９
性 状
- 淡緑色透明な薄片又は顆粒状の砕片で、光により変化する。水溶液（1→10）は弱酸性である。水に溶けやすく、エタノール（95）にほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
リンク元 「無機質製剤」「溶性ピロリン酸第二鉄」 「無機質製剤」
商品
- K．C．L．
- K.C.L.エリキシル
- L-アスパラギン酸K
- アスケート
- アスパラ
- アスパラカリウム
- アスパラギン酸カリウム
- アルモカリン
- インクレミン
- エルスプリー
- エレジェクト
- エレメンミック
- グルコンサンK
- ケーサプライ
- シザナリンN
- スローケー
- スローフィー
- ソリタ-T配合顆粒2号
- ソリタ-T配合顆粒3号
- テツクール
- フェジン
- フェニレン
- フェネルミン
- フェリコン鉄
- フェルム
- フェロ・グラデュメット
- フェロステック
- フェロチーム
- フェロミア
- フォリロミン
- ボルビサール
- ボルビックス
- ミネラミック
- ミネラリン
- ミネリック-4
- ミネリック-5
- メドレニック
- ヨウレチン
- ヨウ化カリウム
- 塩化カリウム
「溶性ピロリン酸第二鉄」
用量
通常次の量を1日量とし、3～4回に分けて経口投与する。 年齢 シロップ
(mL)溶性ピロリン酸
第二鉄として（ｍｇ）鉄として
（ｍｇ）１歳未満 ２～４ １００～２００ １２～２４ １～５歳 ３～１０ １５０～５００ １８～６０ ６～１５歳 １０～１５ ５００～７５０ ６０～９０