アミラーゼ・クレアチニンクリアランス比
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Japanese Journal
- 実験的急性膵炎犬における血清アミラーゼ, アイソザイム, およびアミラーゼークレアチニンクリアランス比の変化
- 阿久沢 正夫,森園 充,永田 建一,早野 誠也,坂本 紘,安田 宣紘,岡本 嘉六,川崎 安亮,出口 栄三部
- 日本獣医学雑誌 56(2), 269-273, 1994-04-15
- アミラーゼを犬膵疾患の診断に応用するために, 正常犬と実験的急性膵炎犬における血清アミラーゼ活性, アミラーゼアイソザイム分画, アミラーゼ-クレアチニンクリアランス比(ACCR)を比較検討した. 正常犬のいずれの値も, 雄雌間に統計的有意差を示さなかった. 膵臓抽出液のアミラーゼ比活性は血清の2,300倍以上であったが, 他の組織(耳下腺, 下顎腺, 肺, 心, 肝, 脾, 膵, 十二指腸, 空 …
- NAID 110003969814
- 血圧上昇発作時に一過性高アミラーゼ血症を来した褐色細胞腫の1例
- 山西 淳司,西川 昌志,大森 好晃,石川 雄一,横田 慶之,藤谷 和大,横山 光宏,古田 豊,小林 克也,福崎 恒
- 日本内科学会雑誌 75(8), 1129-1135, 1986
- 臨床症状や高アミラーゼ血症より膵炎として治療を受けていた64才の女性は,腹部CT像,血管造影および血中,尿中カテコラミン濃度より左副腎褐色細胞腫と診断された.入院中, 2回の高血圧発作に一致して著明な一過性の高アミラーゼ血症を認めた.この時,アミラーゼアイソザイム分析では唾液腺型が優位で,アミラ-ゼクレアチニンクリアランス比は比較的低値であつた.静脈部位別血清アミラーゼ活性は褐色細胞腫からのアミラ …
- NAID 130000901656
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★リンクテーブル★
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- 英
- amylase, AMY, Amy
- 同
- ジアスターゼ diastase
- 関
- 唾液アミラーゼ
- 図:LAB.599(血清アミラーゼ異常をきたす疾患)
基準値
判別
- 検査の本
基準下限以下(減少)(低アミラーゼ血症)
- [可能性]膵全摘後、慢性膵炎や膵癌による膵実質の荒廃、唾液腺摘出後
異常値を示すメカニズム
- OLM.265
高アミラーゼ血症
-
- 膵実質の破壊病変:膵炎(原発性・続発性(穿通性十二指腸潰瘍、腹膜炎))、慢性膵炎(頻度低い)、膵癌(頻度低い)
- 膵液分泌経路の閉塞:膵管・総胆管・Vater乳頭部の閉塞によりAMYが血流に逆流する。
- 腸管からの吸収増加:小腸上位に腸閉塞が起こると、十二指腸の拡張によりVater乳頭部を圧迫し、閉塞性増加を来し、また十二指腸の壊死がおこると分泌されたアミラーゼが再吸収されてしまう。
- 腹腔からの吸収:消化管穿孔においてはアミラーゼを含む消化液が腹腔に漏出し、これが腹膜より吸収されるため。(QB.A-353)
- 肝障害:肝炎、アルコール肝障害。この場合S型AMYが上昇
- 肺癌による異所性AMY:肺癌や卵巣癌でS型AMYが産生される。
- 子宮外妊娠破裂:S型AMy上昇
- 腎不全:血清AMYの約1/3は腎糸球体を通して尿中に排泄されるが、腎機能低下例では増加する
- マクロアミラーゼ血症:血清中のAMYの一部が免疫グロブリンや多糖体吐血尾久して大きな分子集団を作ることがある。
- 心因性拒食症、胸痛、手術後:S型AMY上昇
低アミラーゼ血症
- 膵や唾液腺の摘出後、慢性膵炎や膵癌による膵実質の荒廃
血清アミラーゼとアイソザイムの異常
- LAB.599
膵型アミラーゼ活性の異常
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活性増加
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急性膵炎
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慢性膵炎増悪
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膵癌、膵嚢腫、膵仮性嚢胞などでの随伴性膵炎
|
胆道系の炎症性疾患
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ERCP後、PS試験後
|
ステロイドホルモン投与後
|
唾液腺型アミラーゼ活性低下による相対的な膵型優位
|
活性低下
|
慢性膵炎
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膵癌(末期)
|
膵切除後
|
唾液腺型アミラーゼ活性の異常
|
活性増加
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流行性耳下腺炎
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術後、外傷後、ショック後、熱傷後
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糖尿病ケトアシドーシス
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人工心肺使用後
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アミラーゼ産生腫瘍(肺癌、卵巣癌など)
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肺炎、肺結核
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腎疾患
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唾液腺造影後
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膵型アミラーゼ活性低下による相対的な唾液腺型優位
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活性低下
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放射線治療後(下顎部、頚部など)
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シェーグレン症候群
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膵型・唾液腺型共に活性増加
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腎不全
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肝硬変、慢性肝炎の一部
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膵型・唾液腺型に分類不能の活性増加
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マクロアミラーゼ血症
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アミラーゼ産生腫瘍の一部
|
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- 英
- ratio
- 関
- 率
- 分子と分母の間に全体と部分の関係がないもの。
- 0~∞の値をとる。
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- clear
- 関
- 明らか、清澄、明白、明瞭