- 56歳の男性。日中の眠気と夜間に熟眠感が得られないこととを主訴に来院した。1年近く同様の症状を自覚していたが、最近日中の眠気がさらに強まり、仕事中に突然居眠りするようになったという。
- 既往歴に特記すべきことはない。
- 身長160cm、体重96kg。
- 尿所見:蛋白(-)、糖(-)。
- 血清生化学所見:総コレステロール180mg/dl、トリグリセライド380mg/dl。心電図に異常はない。
- 診断に最も有用なのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 72歳の女性。75歳の夫と娘夫婦とに伴われて来院した。
- 3か月前ころから「夫が浮気をしている」と疑いだした。ことあるごとに夫を責めるが、家族によれば浮気の事実はない。夫が買い物に出かけ、帰宅が遅れると「女性と会っていた」と激しく夫を責める。そのことで口論になるとますます激しく興奮する。近くに住む娘夫婦が仲介に入るが、全く聞く耳を持たず、夫が浮気をしていることを堅く信じて疑わない。興奮すると夜も眠らずに、夫を責め続けるという。また、物忘れが急に進んだようだと家族がいう。身体疾患、薬物乱用およびアルコール乱用歴はない。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
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- 10日前から両側下腿に小膿疱が出現、集簇・融合して、その後潰瘍を形成、急速に拡大した。潰瘍の辺縁は堤防状に隆起し、圧痛と自発痛とがある。関節痛を伴う。体温37.2℃。
- 血液所見:赤血球452万、Hb14.0g/dl、Ht42%、白血球9,800(桿状核好中球7%、分葉核好中球67%、好酸球2%、好塩基球1%、単球3%、リンパ球20%)、血小板19万。
- 下腿の写真を以下に示す。 合併症の好発臓器はどれか。
[正答]
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