- 32歳の男性。微熱と座瘡様発疹とを主訴に来院した。数年来、舌と口腔内とに有痛性の潰瘍が繰り返し出現した。皮膚には頭部と前腕部とに毛嚢に一致して小膿疱を認める。また、陰嚢には境界明瞭な径10mmの潰瘍を認める。血液所見:赤沈68mm/1時間、Hb 12.2 g/dl、白血球9,800。CRP2.6 mg/dl(基準0.3以下)。この疾患にみられるのはどれか。
- a. (1)(2)(3)
- b. (1)(2)(5)
- c. (1)(4)(5)
- d. (2)(3)(4)
- e. (3)(4)(5)
[正答]
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[★]
- 25歳の女性。昨日夕方から多弁で理解困難な言動が多くなり、本日朝から興奮が強くなったため即日入院となった。4日前から38℃台の発熱と頭痛とがあり、「今朝何をしたかわからない。」、「変なにおいがする。」という訴えがあった。軽度の項部硬直以外に神経学的異常を認めない。血清生化学所見:血糖98 mg/dl。脳脊髄液所見:圧190 mmH2O(基準70~170)、水様透明、細胞数30/mm3(基準0~2)ですべてリンパ球、蛋白73 mg/dl(基準15~45)、糖61mg/dl(基準50~75)。頭部CTで両側側頭葉の浮腫性変化を認める。
- 最も適切な薬剤はどれか。
[正答]
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[★]
- 24歳の女性。下腿の腫脹を主訴に来院した。2年前にも同様のことがあったが自然に軽快したため放置した。左下腿は著明に腫脹し熱感がある。足を背屈すると腓腹部に疼痛を認める。血液所見:赤血球390万、Hb 10.2 g/dl、Ht37%、白血球9,800、血小板8万、PT 11秒(基準対照11.3)、APTT 86 秒(基準対照32.2)。血清生化学所見:尿素窒素12mg/dl、GOT36単位(基準40以下)、GPT32単位(基準35以下)、アルカリホスファターゼ220単位(基準260以下)。CRP4.6mg/dl(基準0.3以下)。抗核抗体160倍(基準20以下)。この疾患でみられるのはどれか。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
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