- 英
- jugular foramen neurinoma
- 関
- 舌咽神経鞘腫、神経鞘腫
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 症例報告 舌咽神経鞘腫による嚥下障害例へのリハビリテーション
- 頸静脈孔神経鞘腫に対する治療戦略 : 腫瘍進展に基づいた手術アプローチの選択とガンマナイフの併用
- 伊東 民雄,中川原 譲二,福岡 誠二,瀬尾 善宣,中村 博彦
- 脳神経外科ジャーナル 15(8), 564-571, 2006-08-20
- … 14例の頸静脈孔神経鞘腫に対し,神経症状の出現・増悪を最小限にすべく,GKRS,術式の異なる摘出術を適宜選択する治療戦略を試みてきたので.その実際と治療成績について報告した.対象は,症候性6例,無症候性8例で,脳幹圧迫がなければGKRSを選択し,脳幹圧迫があれば摘出術を選択した.後者は,硬膜内型ではlateral suboccipital approachにて頭蓋内のみ摘出し,頸静脈孔内の残存腫瘍にGKRSを追加した.硬膜内外型では,頸部進展のためGKRS …
- NAID 110004751978
Related Links
- 頸静脈孔神経鞘腫を専門的に手術する脳神経外科医が手術法の特徴につき解説。
- 前庭神経(第8脳神経いわゆる聴神経)に最も多く,次いで三叉神経,稀に顔面神経,舌 下神経,迷走神経(頚静脈孔腫瘍)にも発生する。脊柱管内では,頸部や腰部の脊髄後 根にも好発する。両側の第8脳神経に腫瘍がある場合や多発性神経鞘腫では,神経 ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- neurinoma, neurilemoma
- 同
- シュワン細胞腫 Schwannoma、シュワン腫
- 関
- 脳腫瘍
概念
- 良性腫瘍
- 原発性脳腫瘍全体の10%
- 神経鞘腫の約90%はCN VIII原発(聴神経鞘腫)。その中でも前庭神経に由来するものが多い。
疫学
- 30-60歳に好発
- 男女比=1:1.3-1.5
- 前庭神経(神経鞘腫の90%を占める)>三叉神経>舌咽・迷走・副神経、顔面神経、舌下神経、滑車神経
遺伝性
病理
- 薄い皮膜
- 柔らかい
- 黄白色、赤褐色で易出血性。
- Antoni A型とAntoni B型が混在
症状
- 1. 初発症状:難聴(言語識別能の低下、高音域での聴力低下)、耳鳴り。15%の症例で突発性難聴で初発。5%の症例でめまいで初発。
- 2. 進展して三叉神経を障害:角膜反射の消失。顔面神経は障害されにくい。
- 3. 進展して小脳、脳幹を障害:四肢の運動失調、歩行障害
- 4. 進展して第4脳室の閉塞、テント切痕部での髄液の通過障害:水頭症による頭蓋内圧亢進症状。
- 5. 下方に進展した場合:舌咽神経、迷走神経などの下位脳神経障害:嚥下障害
検査
画像検査
- T1:低信号
- T2:高信号
- Gd造影:均一に強く造影
[★]
- 英
- nerve
- ラ
- nervus
- 関
- ニューロン
解剖で分類
- 中枢神経 central nervous systen CNS
- 末梢神経 peripheral nervous system PNS
情報で分類
- 感覚神経 sensory nerve = 求心性線維 afferent nerve
- 運動神経 motor nerve = 遠心性線維 efferent nerve
機能で分類
- 体性神経 somatic nervous system SNS
- 自律神経 autonomic nervous system ANS
[★]
- 英
- vein (Z)
- ラ
- vena
- 毛細血管から発生した静脈血を心臓に送るために使われる血管。
[★]
- 関
- がん、腫瘍、腫瘤、良性新生物
[★]
- 英
- neurilemma
- 関
- 神経線維鞘、シュワン鞘