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茎

英
stem、plant stem
関
基部、生じる、本幹、由来

WordNet

  1. grow out of, have roots in, originate in; "The increase in the national debt stems from the last war"
  2. stop the flow of a liquid; "staunch the blood flow"; "stem the tide" (同)stanch, staunch, halt
  3. remove the stem from; "for automatic natural language processing, the words must be stemmed"
  4. the tube of a tobacco pipe
  5. cause to point inward; "stem your skis"

PrepTutorEJDIC

  1. (草の)『茎』,(木の)『幹』 / 葉柄,花梗(かこう) / 『茎状のもの』;(杯・グラスの)『脚』,(パイプ・さじの)柄,(時計の)りゅうず / (単語の)語幹,語根 / 船首;船首材 / …‘の'茎(軸)を取り去る,へたをとる / (…から)生じる,(…に)由来する《+『from』+『名』(do『ing』)》
  2. 〈流れなど〉‘を'止める / 〈風・水流など〉‘に'逆らって進む,抵抗する / 〈攻撃・反対など〉‘を'くい止める,押さえる

Wikipedia preview

出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/11/05 15:52:36」(JST)

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この項目では、植物の部分の茎について説明しています。刀剣の部分については「茎 (刀)」を、数学の用語については「層 (数学)」を、椎名林檎の楽曲については「茎(STEM)〜大名遊ビ編〜」をご覧ください。
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。
出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2013年10月)
白樺の茎(幹)

茎(くき)とは、高等植物において葉や花を支える部分である。内部には根から吸収した水分や栄養素(ミネラルなど)を植物体の各所へ運び、葉で合成されたものを光合成できない部分へ運ぶためのしくみが備わっている。

目次

  • 1 概要
  • 2 構造
  • 3 茎の成長
  • 4 さまざまな茎
  • 5 茎ではないもの
  • 6 関連項目

概要

茎は、高等植物においてはやや細長い棒状の構造で、内部に物質輸送を行う維管束を備える。方向性があって、両方向の先端に分裂組織があるが、上方向へは茎と葉を作り、下方向へは根を作る。茎の地下部は次第に根に移行する。

茎という呼び名は主に草本に対して使われ、木本の、木質化した茎はたいてい幹(みき)と呼ばれる。通常、腹背性はない。

茎は、葉や花を支える器官というふうにも見られるが、それ自身が植物の本体であるとも見ることができる。乾燥や水の不足などが生じた場合、花や葉を切り捨てる(落葉)ことによって茎の生存を確保しようとする。茎の周囲に葉や花が配置したものが植物の構造の上で単位になっていると考えられ、たとえば標本(押し葉標本)を作成する場合、この単位で採集することが要請される。

また、無性生殖において、新しい個体の形成を担うのは、匍匐茎であったり、根茎であったりと、茎の変形であることが多い。さらに言えば、葉や花(花の構成要素は葉起源)は、すべて茎の変形によって形成されたものと考えることもできる。

構造

表面を表皮に覆われ、内部には維管束が特定の形で配置する。木本では表面に樹皮が形成される。また、表面から一定の深さに分裂組織があり、肥大成長を行なう。

これらの配置は、分類群によって大きく異なる。大ざっぱには、裸子植物と双子葉植物がほぼ共通で、単子葉植物が独特。シダ植物では、いくつかの特殊な構成のものが知られる。

茎の構成としては、2つの考え方がある。一つは表面を表皮が覆い、内部に維管束が配置し、そのまわりを基本組織が埋めるとするもの、もう一つは、表面部分を皮層、その内部の維管束の配置した部分を中心柱と見なす。単独に維管束などの配置形式の意味で中心柱を使う場合もある。

茎の成長

茎は、茎頂が細胞分裂することにより伸長生長し、その伸長に応じて新葉を求頂的順序で展開する。母茎の葉腋にある腋芽が伸長してできたものは側枝となる。肥大生長は、形成層の細胞分裂による。

また、茎の周囲には肥大成長を支える形成層があることが多い。

さまざまな茎

若い緑色の茎は表皮で呼吸や光合成を行う。植物の種によっては茎に光合成産物を貯蔵することもある。

以下にさまざまな茎の種類、用語を説明する。

花軸
花のつく茎。
花茎
花軸のうち、塊茎や鱗茎から直接伸びて、花のみをつけるもの。
蔓(つる)
細長く強靭で、木質化した場合でも柔軟であるが、自立することはできず、他者に巻きつく(アサガオなど)ことや、へばりつく(ツタなど)ことで体を支える。蔓が巻き付く場合、右巻き/左巻きのどちらになるかは大抵は決まっているが、ツルニンジンなどのようにどちらでも巻き付くものもある。
匍匐枝(ほふくし)
蔓状の茎が地面を這い、節から根・葉を伸ばし生長するもの。ランナー、ストロンともいう(イチゴなど)。
茎針(けいしん)
茎の一部が針状に変化したもの(ウメ、カラタチなど)。
地上茎(ちじょうけい)
茎のうち地上にあるもの。
地下茎
地中にある茎で、根茎(こんけい)、球茎(きゅうけい)、塊茎(かいけい)、鱗茎(りんけい)の4種に分類される。
根茎

地下茎の一種。地中に長く伸び、根のように見えるが、地上茎と同じく節があり、そこから葉・根を出したり、葉の変形した鱗片をつけたりする(タケ、レンコンなど)。

球茎

地下茎の一種。主軸をなす茎の基部がデンプンなどの養分を蓄え、球形に肥大したもの。葉の変化した外皮に包まれている(フリージア、サトイモなど)。

塊茎

地下茎の一種。地中に伸びた茎の一部がデンプンなど養分を蓄えて塊状に肥大したもの。外皮がない。塊根ともいう(シクラメン、ジャガイモなど)。

鱗茎

短い茎の周囲に、養分を蓄えて多肉となった緑色でない葉が密に集まり、球形・卵形をなしているもの。底盤部と呼ばれる部分は茎であるが、その他の大部分は葉である(ユリ、タマネギなど)。
稈(かん)
はっきりとした節があり中空の茎(イネ、タケなどのイネ科など)。
葉状茎(葉状枝)
葉のような茎。多くは本来の葉が退化し、それに代わって光合成を行う。カニサボテン、ナギイカダなどのように扁平なものと、アスパラガスのように線状のものがある。
枝
大本の茎から分かれた茎。
節(ふし、せつ)
竹・葦などの茎にあるほぼ一定間隔でふくらんで区切りとなっている部分。また、幹・茎から枝が生え出るところ。枝の付け根。枝を切り落とした跡。その位置で折れるようになっている節のことは関節ともいう。
節(よ)
竹・葦などの茎の節(ふし、せつ)と節との間(あいだ)。また、節(ふし、せつ)のこと。

茎ではないもの

花柄
花梗ともいう。花軸から出て花の基部につながっている部分。
葉柄
茎と葉の基部をつないでいる部分。
偽茎
茎のように見えるが葉鞘の重なったもの。

関連項目

ウィクショナリーに茎の項目があります。
ウィキメディア・コモンズには、茎に関連するカテゴリがあります。
  • 植物
  • 維管束
  • 球根


表・話・編・歴
植物学
下位区分
民族植物学 · 古植物学 · 植物解剖学 · 植物生態学 · 植物進化発生生物学 · 植物形態学 · 植物生理学
植物
植物の進化 · 藻類 · コケ植物 · シダ植物 · 裸子植物 · 被子植物
植物部位
花 · 果実 · 葉 · 分裂組織 · 根 · 茎 · 気孔 · 維管束 · 木材
植物細胞
細胞壁 · クロロフィル · 葉緑体 · 光合成 · 植物ホルモン · 色素体 · 蒸散
植物の生殖
世代交代 · 配偶体 · 性 · 花粉 · 受粉 · 種子 · 胞子 · 胞子体
植物分類学
学名 · ハーバリウム · IAPT · 国際藻類・菌類・植物命名規約 · 植物の種
用語集
植物形態学の用語一覧 · 植物学の用語一覧
カテゴリ · ポータル
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Japanese Journal

  • 遮蔽物の回避動作に注目したブドウ収穫作業の解析
  • 石黒慎 ,川上玲 ,佐藤啓宏 ,池内克史
  • 情報処理学会研究報告. CVIM, [コンピュータビジョンとイメージメディア] 2014-CVIM-191(17), 1-5, 2014-02-24
  • … 収獲ロボットが注目されている.従来研究では,収獲対象に至る視覚が遮られる場合,果房・果柄を認識できないことや,十分な空間がない場合に切断機構を挿入できない課題があった.そこで本研究は,果房,果柄,主茎等の位置を確認し,遮蔽物を動かすことで障害を回避する双腕ロボットによる収穫タスクの記述を目的とした.人間のブドウ収穫作業および操作対象の果房に対する遮蔽物回避作業の解析を行った.その結果をも …
  • NAID 110009673567
  • 症例 妊娠中の正常卵巣茎捻転の1例
  • 伊藤 理恵,藤田 太輔,田中 健太郎 [他]
  • 臨床婦人科産科 68(1), 177-180, 2014-01
  • NAID 40019926511
  • 臨床室 乳癌術後・放射線治療後の胸骨骨髄炎に対して有茎大網移植を行った1例
  • 吉谷 純哉,山内 大輔,天谷 信二郎 [他]
  • 整形外科 = Orthopedic surgery 65(1), 27-29, 2014-01
  • NAID 40019922118

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  • 茎 - 筑波大学
節と節間 茎は葉をつける器官であるが、茎において葉がついている部分を節 (node) という。節と節の間が節間 (internode) である。トクサ科やイネ科 (タケなど) では節が隆起していることで節・節間を明瞭に認識することができる。


Related Pictures

茎の横断面です。維管束が 岩手県産 わさびの茎・葉 500g レンコンのような茎の断面 茎ニンニク(花茎、生) ・データ集 -多稜柱状茎タイプこの茎ブロッコリーの種子は

Japan Pharmaceutical Reference

薬効分類名

  • 賦形剤

販売名

バレイショデンプン

組成

  • 本品はジャガイモの塊茎から得たでんぷんである。

効能または効果

  • 製剤の賦形剤として用いられる。

★リンクテーブル★
リンク元「生じる」「由来」「基部」「本幹」
拡張検索「陰茎海綿体神経」「茎捻転」

「生じる」

  [★]

英
arise、occur、produce、raise、stem、give rise to、happen、accrue
関
上げる、起因、基部、茎、作成、産生、上昇、生成、作る、起こす、発生、本幹、由来、起こる、生産、製作、作製

「由来」

  [★]

英
derive、stem、come from、descend、borne
関
基部、茎、生じる、引き出す、本幹、下降、起こる、派生、媒介性

「基部」

  [★]

英
stem、proximal region、basilaris、proximal、basilar
関
近位、茎、生じる、頭蓋底、脳底、本幹、由来、近位部

「本幹」

  [★]

英
stem
関
基部、茎、生じる、由来

「陰茎海綿体神経」

  [★]

英
cavernous nerves of penis (N)
ラ
nervi cavernosi penis
関
骨盤神経

由来

  • 前立腺神経叢 (N.390,396)

機能

  • 勃起

「茎捻転」

  [★]

英
torsion of the pedicle
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