ストレプトマイシン
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Japanese Journal
- 結核性が疑われた後腹膜膿瘍に対してミノマイシン硬化療法が有効であった1例
- 山本 智将,吉岡 伸浩,加藤 良成,井口 正典,加藤 元一,栗田 孝
- 泌尿器科紀要 49(12), 761-764, 2003-12
- … 瘍が疑われ,MRIにて後腹膜膿瘍または腫瘍を疑われた.右下肢伸展障害は整形外科にて右大腿神経麻痺と診断された.大腿神経麻痺を合併し結核性が強く疑われた後腹膜膿瘍に対して,ドレナージ術後に硫酸ストレプトマイシンおよび塩酸ミノサイクリン注入を施行し完治しえた.本症例は肺結核に続発して発生した結核性腸腰筋膿瘍より流注し形成された結核性後腹膜膿瘍と考えられたA twenty-five-year-old female was admitted with …
- NAID 120002142551
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- 硫酸ストレプトマイシン注射用1g「明治」,ストレプトマイシン硫酸塩注射用.
- ストレプトマイシンはタンパク質合成を阻害することによりバクテリアの成長や代謝を 停止させる。具体的には、バクテリアの ... 行わなければならない。 現在では、硫酸塩 および誘導体のジヒドロストレプトマイシンが農薬の一種である殺菌剤として発売されて いる。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
硫酸ストレプトマイシン注射用1g「明治」
組成
- 硫酸ストレプトマイシン注射用1g「明治」は、1バイアル中に下記の成分を含有する。
有効成分
禁忌
- 本剤の成分並びにアミノグリコシド系抗生物質又はバシトラシンに対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
適応菌種
- ストレプトマイシンに感性の結核菌、ペスト菌、野兎病菌、ワイル病レプトスピラ
適応症
- 感染性心内膜炎(ベンジルペニシリン又はアンピシリンと併用の場合に限る)、ペスト、野兎病、肺結核及びその他の結核症、ワイル病
[肺結核及びその他の結核症に対して使用する場合]
- ストレプトマイシンとして、通常成人1日1g(力価)を筋肉内注射する。週2〜3日、あるいははじめの1〜3ヵ月は毎日、その後週2日投与する。また必要に応じて局所に投与する。
ただし、高齢者(60歳以上)には1回0.5〜0.75g(力価)とし、小児あるいは体重の著しく少ないものにあっては適宜減量する。
なお、原則として他の抗結核薬と併用する。
[その他の場合]
- ストレプトマイシンとして、通常成人1日1〜2g(力価)を1〜2回に分けて筋肉内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
<注射液の調製法>
- 溶解には、1バイアルに日局注射用水又は日局生理食塩液3〜5mLを加える。
本剤は用時溶解し、溶解後は速やかに使用すること。
- 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
- 腎障害のある患者には、投与量を減ずるか、投与間隔をあけて使用すること。(「慎重投与」の項参照)
慎重投与
- 腎障害のある患者[高い血中濃度が持続し、腎障害が悪化するおそれがあり、また、第8脳神経障害等の副作用が強くあらわれるおそれがある。]
- 肝障害のある患者[肝障害を悪化させるおそれがある。]
- 重症筋無力症の患者[神経筋遮断作用がある。]
- 高齢者[「高齢者への投与」の項参照]
- 経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者[ビタミンK欠乏症状があらわれることがあるので観察を十分に行うこと。]
重大な副作用
- 難聴、耳鳴、眩暈(5%以上又は頻度不明)等の第8脳神経障害(主として前庭機能障害)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、投与を中止することが望ましいが、やむを得ず投与を続ける必要がある場合には、慎重に投与すること。
- 急性腎不全等の重篤な腎障害(0.1%未満)があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- ショック、アナフィラキシー様症状(0.1%未満)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、蕁麻疹、心悸亢進、発汗、悪寒、頭痛、全身倦怠感、血圧低下、呼吸困難等があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)(0.1%未満)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎(0.1%未満)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
- 溶血性貧血、血小板減少(0.1%未満)があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- AST(GOT)、ALT(GPT)、LDH、γ-GTP等の上昇を伴う肝機能障害、黄疸(0.1%未満)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
in vitro抗菌作用
- ストレプトマイシンは、グラム陰性菌及び結核菌に殺菌的に作用した。2)
有効成分に関する理化学的知見
性 状
- ストレプトマイシン硫酸塩は白色〜淡黄白色の粉末である。
本品は水に溶けやすく、エタノール(95)に極めて溶けにくい。
一般名
- ストレプトマイシン硫酸塩 Streptomycin Sulfate
略 号
化学名
- 2-Deoxy-2-methylamino-α-L-glucopyranosyl-(1→2)-5-deoxy-3-C-formyl-α-L-lyxofuranosyl-(1→4)-N,N′-diamidino-D-streptamine sesquisulfate
分子式
分子量
分配係数
- (log10 1-オクタノール層/水層、20±5℃)
(下表参照)
★リンクテーブル★
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商品
[★]
- 英
- streptomycin, SM
- 化
- 硫酸ストレプトマイシン streptomycin sulfate
- 関
- 抗結核薬、結核
-
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- 英
- acid
- 関
- 塩基
ブランステッド-ローリーの定義
ルイスの定義
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- roentgen equivalent physical
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- ラド rad
[★]
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- sulfuric acid, sulfate
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