- 日
- しょうもう
- 英
- eyelash (KL), eyelashes (KH)
- 同
- まつげ
WordNet
- lash or flick about sharply; "The lion lashed its tail"
- leather strip that forms the flexible part of a whip (同)thong
- bind with a rope, chain, or cord; "lash the horse"
- any of the short curved hairs that grow from the edges of the eyelids (同)lash, cilium
PrepTutorEJDIC
- 〈C〉(皮製の)『むちひも』,むち / 〈C〉『むちの一打ち』;《the ~》(昔の刑罰で)むち打ちの刑罰 / 〈C〉(むちのような)素早い動き;(むち打つような)激しい非難,痛烈な皮肉 / 〈C〉まつげ(eyelash) / 〈人・動物〉‘を'『むちで打つ』 / 〈風・雨・波などが〉…‘を'激しく打つ / 〈むち・尾など〉‘を'『激しく振る』 / (言葉で)…‘を'厳しく非難する《+『名』+『with』+『名』》 / 〈人など〉‘を'刺激して(かり立てて)(…)させる《+『名』+『to』(『into』)+『名』》 / (…を)『激しく打つ』《+『at』+『名』》 / (…に)〈雨・風・波などが〉『激しく打ちつける』《+『against』+『名』》 / 〈尾などが〉激しく動く《+『about』》
- (綱・ひもなどで)…‘を'しっかり結ぶ;(…に)…‘を'縛り付ける《+『名』+『to』+『名』》
- 《通例複数形で》まつ毛 / まつ毛の1本
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2017/01/01 04:47:02」(JST)
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まつげは、まぶた(眼瞼)の端に生える体毛。日本語の表記にはまつ毛、睫、睫毛などがある。
目次
- 1 特徴
- 2 人間のまつげ
- 3 動物のまつげ
- 4 脚注
- 5 関連項目
特徴
まつげは眉毛とともに目の周辺に特に発達した体毛である。眉毛は人に独特のものであるが、まつげはさまざまなほ乳類、あるいはそれ以外の動物にも見られる。
一般的な体毛より太くて長さがそろっており、上下の眼瞼に3〜4列の幅をもって生えている毛で、上眼瞼の方が下眼瞼よりも長い。普通は反り返って目から離れる方向に曲がる[要出典]。
まつげには埃などの異物が目の中に入るのを防ぐ役割があり、上側がより発達するのもこの機能に関連していると思われる。また、洞毛と同様に、接触を感知する機能があり、反射で眼瞼を閉じるなどの行動に直結している。これは眼球を守るのに役立つ。
人間のまつげ
まつげは胎児の7週目から8週目に生え始めるとされ、抜けた場合には4週間から8週間の周期で生え変わる。色は髪の毛の色と必ずしも同一とはいえず、髪の毛よりもやや明るめの色になる傾向がみられる。
まつげの毛包は、眼瞼の脂腺や睫毛腺などの腺と関係している。
化粧
すべての文化に共通とはいえないものの、まつげが長いことが「女性らしさ」とされる文化は多く、人為的に長くまたは多く見せたい傾向があり、化粧もそれを目指すものが大半である。まつげを彩る化粧の発祥は青銅器時代にまで遡り、その時代にはコール(kohl)と呼ばれるマスカラの一種がすでにあった。
まつげの強調は目の強調とほぼ目的を同じにしており、マスカラ、アイシャドー、アイライナーなどと組み合わせることによって総合的にアイメイクと呼ばれる。20世紀にはつけまつげがポピュラーになり、1960年代にそのブームはピークを迎えた。近年ではまつげを太く長く丈夫にする効果が期待できるという「まつげ美容液」とカテゴライズされる商品も市場に出回り始めた。
補助的な器具としてはアイラッシュカーラー(通称 ビューラー)という、まつげをはさんでカールし、上方に先端を持っていくことで目を大きく見せ、マスカラのノリを良くする、はさみ状の化粧道具がある[1]。
いわゆる化粧の範疇からは外れるが、「まつ毛エクステンション」(「まつ毛エクステ」、「まつげエクステ」と略される場合もある)と呼ばれる、自前のまつげに人工毛などを装着し長さや数を増やす方法もある。もともとは髪の毛の技術であったパーマネントウエーブを施す方法もあるほか、植毛を美容整形として行う技術もある。
健康
まつげに関する疾病等には主に次のようなものがある。
- まつげが損失する"Madarosis"という症状がある。
- 眼瞼縁炎はまぶたの縁の炎症。まつげを損失するケースがある
- 睫毛重生は、いわゆる二重まつげで、複数の列から生えてきてしまう発育異常の一種である。
- さかまつげ(「さかさまつげ」とも言う)は、まつげが眼球方向に発育してしまう症状である。まつげの毛先が角膜などを傷つける場合があり、日本では「逆さまの松の木」を絵馬に描き、奉納することにより治癒祈願をした[2][3]。
- 抜毛症・抜毛癖によりまつげを抜いてしまう場合がある。
- 麦粒腫、いわゆる「ものもらい/めばちこ」は、眼瞼の脂腺や睫毛腺などの腺の炎症によって起こる。
まつげは、プロスタグランジンF2α製剤の外用投与によって、本数や太さや長さの増大が見られることが知られており、美容目的に製剤が開発されている。
動物のまつげ
- 哺乳類には特徴的なまつげを持つものが多く見られる。ラクダのまつげは長くボリュームがあり、キリン、ウマ、ウシにも個性のあるまつげがある。
- 鳥類ではダチョウにも羽毛が変化したまつげがあり、サイチョウ科の鳥にもまつげ状のものがある。
- 爬虫類であるヘビの、マツゲハブの一種は、その名の通りまつげのように見える突起が目の上にあり、名前の由来にもなっている。
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ウマのまつげ
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マツゲハブの一種。拡大すると右目の向こう側にまつげ状の突起がわずかに見えるのがわかる。
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脚注
- ^ ビューラーは「ビューティフル・カーラー」を縮めた[要出典]和製英語で、花王や個人等の登録商標(第635164号の1ほか)である。
- ^ 薬の博物館 『もうひとつの学芸員室-苦しい時の神頼み』
- ^ 人と薬の歩み 絵馬「逆松」/さかまつげの治癒
関連項目
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ウィキメディア・コモンズには、まつげに関連するカテゴリがあります。 |
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 睫毛植毛における私の工夫 (特集 植毛術--私の工夫)
- Hotz法を主体とした内反症手術 (特集 眼瞼の退行性疾患に対する眼形成外科手術) -- (下眼瞼の退行性(加齢性)変化)
Related Links
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- ヘルスケア 家庭の医学 病気を分類からさがす 全身の病気 毛・爪 さかさまつ毛、さかまつ毛(眼瞼内反・睫毛内反、睫毛乱生)
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★リンクテーブル★
[★]
- 67歳の男性。頭痛と右下眼瞼の痛みとを主訴に来院した。 3か月前から右眼に流涙があり、 3日前から右下眼瞼に痛みを伴うようになった。 2日前から頭痛があり、次第に増悪してきたため受診した。体温38.5℃。脈拍76/分、整。血圧118/76mmHg。右下眼瞼の腫脹を認める。項部硬直を認める。血液所見:赤血球420万、 Hb13.0g/dl、 Ht37%、白血球21,000(桿状核好中球20%、分乗核好中球60%、好酸球1%、単球2%、リンパ球17%)、血小板21万。 CRP18mg/dJ。右下眼瞼の写真(別冊No. 26)を別に示す。
- 直ちに行うべき治療として適切なのはどれか。 2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [106D057]←[国試_106]→[106D059]
[★]
- 英
- enteropathic acrodermatitis syndrome
- ラ
- acrodermatitis enteropathica
- 同
- 腸性先端皮膚炎、ダンボルト・クロス症候群 Danbolt-Closs syndrome
- 関
- 亜鉛欠乏症
病因
- 長期の経中心静脈栄養
- 消化管切除
- 重症の下痢・嘔吐
- ペニシラミン内服
- (乳児のみ)亜鉛欠乏の母からの哺乳
症候
- 部位:刺激が加わりやすい部位:開口部(口囲、眼囲、鼻孔、肛囲など)、四肢末端、外陰部
- 皮疹:丘疹、小水疱、膿疱を伴う紅斑 → びらん、痂皮。輪状鱗屑
- 毛髪症状 :脱毛。ほぼ必発。頭髪、眉毛、睫毛
- 消化管症状:下痢
腸性肢端皮膚炎の3D
- 皮膚炎 dermatitis
- 下痢 diarrhea
- 脱毛 datsumou ← ペラグラの3Dを改変
診断
鑑別診断
[★]
- 関
- eyelash
[★]
- 英
- eyelash reflex
- 同
- まつげ反射
- 睫毛を軽く触った時に、まぶたを閉じようとする反射
- 感覚(求心路)→三叉神経(第1枝または第2枝)
- 効果(遠心路)→顔面神経(眼輪筋)
- 麻酔導入時に静脈麻酔を入れた後の意識確認に用いられる。
[★]
- 英
- entropion
- 関
- 眼瞼内反症、逆まつげ、眼瞼内反
[★]
- 英
- trichiasis
- 関
- さかまつげ
[★]
- 英
- hair
- ラ
- pili
- 同
- 毛髪