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Japanese Journal
- P33-1 気管支内腔を閉塞した炎症性肉芽腫の1例(気管支良性疾患,ポスター33,第34回日本呼吸器内視鏡学会学術集会)
- 斎藤 勢也,住友 正幸,広瀬 敏幸,葉久 貴司,米田 和夫
- 気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 33(増刊), S298, 2011-05-20
- NAID 110008681728
- 炎症性肉芽腫と鑑別が困難であった回腸人工肛門癌の1例
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- 血管炎は、肉芽腫形成を含むさまざまな炎症反応を起こすが、その詳しい原因は不明で あり、また結節性多発動脈炎のように肉芽腫をほとんど形成しないものから、好酸球性 肉芽腫症のように肉芽腫病変が主な病変となるもの ...
- 肉芽腫性炎症(にくげしゅせいえんしょう)とは、増殖性炎症の一つである。 肉芽腫( マクロファージ、類上皮細胞、多核巨細胞の増生からなる結節性の肉芽)の形成が特徴 である。 肉芽腫は慢性炎症などで見られる。この中の一つに特異性炎症がある。
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- leproma
- 関
- 炎症性肉芽腫
[★]
- 英
- inflammation
- 同
- 炎症反応 inflammatory reaction
- 関
- 急性炎症による有害な刺激物が除去され組織が修復されるが、障害が続けば慢性炎症となる。
主徴 (BPT.32)
原因
- ウイルス、リケッチア、細菌、真菌、原虫、寄生虫
- 日光、放射線物質、電気的刺激、摩擦
- 酸・アルカリ
- 壊死物
- 異物
- 免疫学的な刺激(アレルギー、自己免疫疾患)
分類
- 比較的短期間で終了し滲出と好中球浸潤が主体
- 長時間持続し、組織増殖とリンパ球・組織球浸潤が主体
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急性炎症
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慢性炎症
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概要
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滲出性病変が主体
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増殖性変化が主体
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経過
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急性・一過性
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遷延性・潜行性
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血管
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血管透過性亢進
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血管新生
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間質組織
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充血・浮腫
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線維芽細胞・血管・間質結合組織の増生
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浸潤細胞
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好中球→マクロファージ→リンパ球
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急性炎症 (BPT.33)
- vasolilation
- increased vascular permeability
- cellular recruitment and activation
慢性炎症
[★]
- 英
- granuloma
- 関
- 肉芽腫症
分類
- NDE.34
肉芽腫を形成する疾患
- 抗酸菌(結核、、らい菌)
- 真菌(クリプトコッカス、アスペルギルス、ヒストプラズマ、ブラストミセス、コクシジオイデスなど)
- トレポネーマ(梅毒)
- その他の菌(ネコひっかき病など)
- 炎症性疾患(サルコイドーシス、クローン病、血管炎・膠原病、過敏性肺臓炎など)
- 異物(ベリリウム、バリウム、縫合糸)
[★]
- 関
- がん、腫瘍、腫瘤、良性新生物
[★]
- 英
- inflammatory、inflamed
- 関
- 炎症、起炎性
[★]
- 英
- bulbil、brood bud
- 関
- ムカゴ、鱗芽