- 英
- propagule、bulbil、brood bud
- 関
- 肉芽、鱗芽、栄養繁殖体
WordNet
- small bulb or bulb-shaped growth arising from the leaf axil or in the place of flowers (同)bulblet
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/08/10 13:34:33」(JST)
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むかご(零余子,珠芽[1])とは植物の栄養繁殖器官のひとつ。主として地上部に生じるものをいい、葉腋や花序に形成され、離脱後に新たな植物体となる。
葉が肉質となることにより形成される鱗芽と、茎が肥大化して形成された肉芽とに分けられ、前者はオニユリなど、後者はヤマノイモ科などに見られる。両者の働きは似ているが、形態的には大きく異なり、前者は小さな球根のような形、後者は芋の形になる。いずれにせよ根茎の形になる。
ヤマノイモなどで栽培に利用される。
食材として単に「むかご」と呼ぶ場合、一般にはヤマノイモ・ナガイモなど山芋類のむかごを指す。灰色で球形から楕円形、表面に少数の突起があり、葉腋につく。塩ゆでする、煎る、米と一緒に炊き込むなどの調理法がある。また零余子飯(むかごめし)は晩秋・生活の季語である[2]。
むかごをつくる植物
代表的なものを記す。
- ヤマノイモDioscorea japonica
- ナガイモDioscorea batatas
- オニユリ
- ノビル
- ムカゴイラクサ
- シュウカイドウ
- ムカゴトラノオ
- ムカゴネコノメ
- ムカゴユキノシタ
- カラスビシャク
- タマブキ
脚注
- ^ 木村修次・黒澤弘光『大修館現代漢和辞典』大修館出版、1996年12月10日発行(771ページ)
- ^ 「零余子」は仲秋・植物の、「零余子取り」は仲秋・生活の季語である。- 齋藤慎爾・阿久根末忠編『必携季語秀句用字用例辞典』柏書房、1997年、P.1088
関連項目
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Japanese Journal
- ダイジョ(<I>Dioscorea alata</I> L.)およびナガイモ(<I>D. opposite</I> T<SUB>HUNB.</SUB>)におけるムカゴの成長に及ぼす日長の影響
- 陳 淑婉,志和地 弘信,真田 篤史,豊原 秀和
- Research for Tropical Agriculture 3(1), 6-12, 2010
- … 種を供試して,ムカゴの成長に及ぼす日長の影響を検討した.ダイジョとナガイモにおけるムカゴの形成は日長の影響を受けなかった.しかし,ダイジョとナガイモではムカゴの形成の開始時期が異なり,ダイジョのムカゴ形成はナガイモよりもかなり遅いことが明らかになった.そして,それぞれの種において,ムカゴの肥大成長は塊 …
- NAID 130003388707
- 人工培養カラスビジャクPinellia ternata Breit 若葉・珠芽(ムカゴ)の抗酸化力測定
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★リンクテーブル★
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- 関
- brood bud、propagule
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鱗芽、肉芽、ムカゴ
- 関
- bulbil、propagule
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ムカゴ、栄養繁殖体
- 関
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- 英
- brood bud、bulbil
- 関
- 肉芽、ムカゴ