- 英
- thermal nociception
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 顔面をふくまない半身の温痛覚障害のみを呈した延髄外側梗塞の67歳男性例
- 柏村 陽子,川井 元晴,小笠原 淳一,古賀 道明,根来 清,神田 隆
- 臨床神経学 49(5), 262-266, 2009-05-01
- NAID 10024899499
- 脳波・筋電図の臨床 顔面と手指での電流知覚閾値:片側温痛覚鈍麻がある患者での検討
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- 温痛覚の伝導路 脊髄後根に含まれるAδ線維とC線維はLissauer路(後外(側)索 dorsolateral fasciculus)に入り、脊髄後角の2次侵害受容ニューロンとシナプス接続 する。2次ニューロンあるいは3次ニューロンの軸索は、前交連で交叉した後、対側の 前側索を ...
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- 38歳の女性。四肢の脱力を主訴に来院した。5か月前に特に誘因なく両下腿以遠にじんじんとしたしびれ感を自覚するようになったが、症状は変動があり、軽減することもあったため様子をみていた。2か月前に両上肢にも同様の症状がみられるようになり、2週間前から徐々に両上下肢の脱力が強くなり、つま先がひっかかって転倒したり、瓶の蓋が開けられなくなったりしたため受診した。意識は清明。体温 36.0℃。脈拍 64/分、整。血圧 114/60mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。四肢に浮腫や皮疹、剛毛を認めない。脳神経に異常を認めない。腱反射は四肢で消失。Babinski徴候は陰性。徒手筋力テストは両上肢近位筋で4。握力は右8kg、左10kg。両下肢近位筋は4、前脛骨筋、下腿三頭筋は3で、つま先立ちはかろうじて可能である。異常感覚の自覚はあるが、触覚、温痛覚は正常。振動覚は両上下肢とも低下している。尿所見および血液所見に異常を認めない。心電図と胸部エックス線写真に異常を認めない。脳脊髄液検査:初圧 80mmH2O(基準 70~170)、細胞数 1/μL(基準 0~2)、蛋白(定量) 126mg/dL(基準 15~45)、糖(定量) 56mg/dL(基準 50~75)。運動神経伝導検査の結果(別冊No. 27)を別に示す。
- 適切な治療はどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [113A063]←[国試_113]→[113A065]
[★]
- 52歳の男性。2か月前から眼周囲、手背および頭部に白斑と白毛とが出現し、急速に拡大してきたため来院した。
- 4か月前から眼がかすみ、両眼の視力低下を自覚していた。視力は右0.6(0.8×-1.50D)、左0.5(0.9×-1.00D)。眼圧は、右16mmHg、左18mmHg。両眼の前房に軽度の混濁を認める。顔面の写真と右の眼底写真とを以下に示す。
- 左の眼底も同様の所見である。
- この疾患で障害されるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [098A006]←[国試_098]→[098A008]
[★]
- 関
- 温覚脱失、痛覚脱失
[★]
- 英
- pain sensation, algesthesia, algesia
- 同
- 痛感覚、侵害感覚 nociception
- 関
- 上行性伝導路、痛覚の中枢
2007年度後期生理学授業プリント
痛みの分類
内因性発痛物質
- ブラディキニン・ヒスタミン・セロトニン・プロスタグランジン・乳酸・K+
痛覚過敏
痛覚の伝導路