- 英
- anodontia
- 関
- 無歯症、歯数不足
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/06/19 22:57:05」(JST)
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欠損歯(けっそんし)とは、歯列の中で存在していない歯のこと。先天的に歯が存在しない場合と、後天的に歯を喪失する場合がある。
目次
- 1 概要
- 2 後天的欠損
- 3 先天欠損
- 4 関連項目
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概要[編集]
通常、欠損部位は局部床義歯・ブリッジ・デンタルインプラントを使用して人工歯により補綴されるが、先天欠損の場合、欠損歯の両側の歯の間に空隙がないこともある。
後天的欠損[編集]
後天的な欠損となる原因としては、歯周病などで失われる場合や、う蝕などにより抜歯される、外傷等、数多くの原因が存在する。この欠損を長期間放置しておくと、次のような悪い事象が発生する場合がある。
- 欠損した部分に向かって左右の歯が移動したり、上下方向に相対する歯が伸びる事による歯列咬。
- 骨の吸収。
- 顔貌への影響。
- 発音への影響。
- 顎関節への影響。
- 咀嚼への影響。
「咬合学」も参照
先天欠損[編集]
先天的な歯の欠損は、過剰歯とくらべて多い。歯胚が作られないために歯が発生しない。
「歯の発生」も参照
食生活の変化などにより、歯の数が減ってきており、先天欠損はその影響ともされる。女性の方が多いとされている。第三大臼歯の欠損は一般的となり、すでに第二大臼歯までしか歯列として数えず、第三大臼歯は最初から数えないことが多い。この他、切歯、小臼歯でもそれぞれの歯種の最後方歯が欠損をすることが多い。
関連項目[編集]
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 審査・診断の考え方--欠損歯列への対応 (特集 これだけは外せない 審査・診断のスタンダード--病態の背景をいかに読み解くか?)
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- 川本 章代,野村 昌代,吉川 美弘,鎌田 愛子,池尾 隆,岡崎 定司,浅井 加雄,小正 裕
- 日本補綴歯科学会誌. 特別号, 社団法人日本補綴歯科学会学術大会プログラム・抄録集 = Program and abstracts, the ... scientific meeting of Japan Prosthodontic Society 1(118), 229, 2010-08-16
- NAID 10026441230
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★リンクテーブル★
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- 英
- hypodontia
- 関
- 欠損歯、歯数不足症、部分性無歯症
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- 関
- edentulous mouth、hypodontia
[★]
- 英
- anodontia、edentulous mouth
- 関
- 欠損歯
[★]
- 英
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- 同
- 欠損症
- 関
- 異常、遺伝子欠失、欠く、欠失、欠損症、欠点、欠乏、欠乏症、欠乏性、欠落、削除、除去、ディリーション、発育不全、非形成、不完全、不十分、不足、無形成、欠くこと、欠陥、失う、ミス
概念
- 本来存在するはずのものが、まったく失われている状態。
[★]
- 英
- (ns.)tooth (np.)teeth
- 同
- 歯牙
種類