ホルマリン、グアヤコール
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Japanese Journal
- ホルマリン・グアヤコール(FG)根管貼薬時に蒸散するホルムアルデヒドに関する研究
- 井川 資英,進藤 拓,井川 恭子,島内 英俊
- 日本歯科保存学雑誌 52(3), 272-278, 2009-06-30
- … 本研究の目的は,根管貼薬の際にホルマリン・グアヤコール(FG)貼薬綿栓から蒸散するホルムアルデヒド濃度に関する知見を得ることである.濃度測定は東北大学病院附属歯科医療センター歯内療法科において,平成20年の夏と冬の2つの期間,診療終了後の夕刻に行った.あらかじめ髄腔開拡および根管拡大を行ったヒト抜去歯を,ユーティリティワックスで診療ユニットのヘッドレストに固定した.抜去歯から約20cm離れた位置に …
- NAID 110007539247
- 根管貼薬に使用したペーパーポイントのDIAGNOdent^[○!R]による測定 : 臨床症状との関連性の検討
- 石井 理恵,木村 裕一,木下 潤一朗,増田 宜子,高松 透子,山田 嘉重,松本 光吉
- 日本歯科保存学雑誌 50(2), 236-244, 2007-04-30
- … 薬に使用したペーパーポイントを測定し,根管充填の時期を判定することへの応用の可能性を探ることである.まず,予備実験として根管貼薬剤の影響を調べるため,根管貼薬剤として用いるホルムクレゾール,ホルマリン・グアヤコール,フェノール・カンフル,クレオドン,メトコール,クロラムフェニコール,ヨードをペーパーポイントにしみ込ませ,経時的な変化をDIAGNOdent^[○!R]で測定した.次に,臨床症例で感染椎管治療中に …
- NAID 110007151156
- ホルマリン・グアヤコールの種々保存条件下における成分変化の比較
- 山野 由紀男,澤木 康平,石原 和幸,宮本 一彦,大野 勝己,川口 充
- 齒科學報 102(6), 489-494, 2002-06-30
- NAID 10011160079
Related Links
- ホルマリン・グアヤコールFG「ネオ」,ホルマリン・グアヤコール液.
- 100 mL 中に次の成分を含有する。 〈有効成分〉. ホルマリン 40 mL. グアヤコール 40 mL. 〈添 加 物〉 エタノール. 2.製剤の性状. 無色~淡赤色澄明の液で、強い ホルムアルデヒドの. におい及びかすかな芳香性のにおいがあり、味は刺. 激性でやく ようである。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ホルマリン・グアヤコールFG「ネオ」
組成
有効成分(100mL中)
添加物
効能または効果
効能・効果
用法・用量
- 通法に従って齲窩及び根管を拡大、清掃後、滅菌小綿球又は綿栓などを用いて、適量を齲窩及び根管内に挿入し、仮封し、数日間作用させる。
慎重投与
- 本剤又はホルムアルデヒドに対し過敏症の既往歴のある患者
- 患歯根端(尖)部に急性炎症性病巣のある患者[症状が悪化するおそれがある。]
薬効薬理
- 本剤はFCに優るとも劣らない抗菌力を示し、ガス体においても強力な抗菌力と有機物への強い浸透性を有する4)。
また、製造日に約3年の差を有する本剤の抗菌力及び急性毒性を比較したところ、ほとんど差を認めず、長期にわたる安定性が立証されている3)4)。
本剤は優秀な蛋白凝固性を示すと同時に、病理組織学的に歯髄及び歯周組織に対する為害性が極めて少なく6)7)8)、齲窩、抜髄根管及び感染根管に応用された場合、不快症状の発現が少なく、優れた殺菌・消毒効果が確認されている。1)2)5)6)7)8)10)。
有効成分に関する理化学的知見
ホルマリン11)
一般名
性状
- 本品は無色澄明の液で、そのガスは粘膜を刺激する。本品は水又はエタノール(95)と混和する。本品は長く保存するとき、特に寒冷時に混濁することがある。
グアヤコール12)
一般名
化学名
分子式
性状
- 本品は無色〜淡紅色澄明の油状の液又は無色の結晶で、特異な芳香があり、液は強く光線を屈折する。本品はジメチルホルムアミド、エタノール(95)又はジエチルエーテルと混和する。本品は水にやや溶けにくい。
★リンクテーブル★
[★]
グアヤコール、ホルマリン
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- formalin
- ラ
- formalinum
- 商
- ホルムクレゾール、ホルマリンクレゾール
- 関
- ホルムアルデヒド
参考
[★]
- 英
- guaiacol
- 商
- カルビタール、クレオドン、ペリオドン、ホルマリン・グアヤコール、メトコール