ミコナゾール
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Japanese Journal
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- 臨床所見よりアカントアメーバ角膜炎が疑われた9症例の治療経過
- 高宮 美智子,佐藤 憲夫
- 眼科臨床紀要 = Folia Japonica de ophthalmologica clinica 4(1), 5-8, 2011-01-15
- NAID 10031162487
- 臨床所見よりアカントアメーバ角膜炎が疑われた9症例の治療経過
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
フロリードDクリーム1%
組成
成分・含量
添加物
- ポリオキシエチレンセチルエーテル、自己乳化型モノステアリン酸グリセリン、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸メチル、ミリスチン酸イソプロピル、軽質流動パラフィン、セタノール
禁忌
効能または効果
- 下記の皮膚真菌症の治療
- ●白癬:体部白癬(斑状小水疱性白癬、頑癬)、股部白癬(頑癬)、足部白癬(汗疱状白癬)
- ●カンジダ症:指間びらん症、間擦疹、乳児寄生菌性紅斑、爪囲炎、外陰カンジダ症、皮膚カンジダ症
- ●癜風
- 1日2〜3回、患部に塗布する。
薬効薬理
抗菌作用(in vitro)
真菌に対する作用
- ミコナゾール硝酸塩は白癬の起因菌である白癬菌属、小胞子菌属、表皮菌属やカンジダ症の起因菌であるカンジダ属をはじめ、アスペルギルス属、クリプトコックス・ネオフォルマンス等の諸菌種に対しても強い抗真菌作用を有する13〜15)。
各種真菌に対する最小発育阻止濃度(MIC)は下表のとおりであった13)。(薬効薬理の表参照)
細菌に対する作用
- Heart infusion agar及びBrain-heart infusion agarを用いた実験では、グラム陽性菌に対するミコナゾール硝酸塩のMICは球菌、桿菌とも2.5〜10μg/mLであり、特に嫌気性菌に対しては0.32〜0.63μg/mLであるが、グラム陰性菌に対しては感受性は認められない13)。
感染治療実験
- モルモットのT.mentagrophytes感染に対しミコナゾール硝酸塩の1%クリームを1日1回連日塗布すると、投与6日目から症状の消退が認められ、2週間後には組織内の菌は陰性化した16)。
作用機序
- ミコナゾール硝酸塩の抗菌作用13〜15)、生化学的作用17,18)及び超微形態学的作用19)を検討した結果、ミコナゾール硝酸塩は低濃度では主として膜系(細胞膜並びに細胞壁)に作用して、細胞の膜透過性を変化させることにより抗菌作用を示す。また、高濃度では細胞の壊死性変化をもたらし、殺菌的に作用する17〜21)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ミコナゾール硝酸塩(miconazole nitrate)
化学名
- 1-[(2RS)-2-(2,4-dichlorobenzyloxy)-2-(2,4-dichlorophenyl)ethyl]-1H-imidazole mononitrate
分子式
分子量
性状
- ミコナゾール硝酸塩は白色の結晶性の粉末である。本品はN,N-ジメチルホルムアミドに溶けやすく、メタノールにやや溶けにくく、エタノール(95)、アセトン又は酢酸(100)に溶けにくく、水又はジエチルエーテルに極めて溶けにくい。
融点
★リンクテーブル★
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商品
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- 英
- lead、lead
- 関
- 通じる、導く、導出、主導