- 英
- pipecolic acid
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/03/24 22:04:10」(JST)
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ピペコリン酸 |
|
IUPAC名
piperidine-2-carboxylic acid
|
識別情報 |
CAS登録番号 |
3105-95-1 |
PubChem |
849 |
KEGG |
C00408 |
MeSH |
pipecolic+acid |
|
特性 |
化学式 |
C6H11NO2 |
モル質量 |
129.15704 |
特記なき場合、データは常温(25 °C)・常圧(100 kPa)におけるものである。 |
ピペコリン酸は、ピペリジンのカルボン酸で、高ピペコリン酸血症において体内に蓄積する有機酸である。 生合成は必須アミノ酸であるリジンを原料としてピペコリン酸経路にてなされる。
ピペコリン酸はピリドキシン依存性てんかんの診断指標として提案されている。[1]
タクソン特異的クリスタリン蛋白であり、また甲状腺ホルモンと結合もするCRYM(英)が、ピペコリン酸経路で働いている。
ピペコリン酸はマーチソン隕石内にその存在が確認されたことがある。[2]
脚注
- ^ Plecko B, Hikel C, Korenke GC, et al. (2005). “Pipecolic acid as a diagnostic marker of pyridoxine-dependent epilepsy”. Neuropediatrics 36 (3): 200–5. doi:10.1055/s-2005-865727. PMID 15944906.
- ^ Kvenholden, Keith A.; Lawless, James G.; Ponnamperuma, Cyril (February 1971). “Nonprotein Amino Acids in the Murchison Meteorite”. Proceedings of the National Academy of Sciences 68 (2): 486–490. doi:10.1073/pnas.68.2.486. PMC 388966. PMID 16591908. http://www.pubmedcentral.nih.gov/articlerender.fcgi?tool=pmcentrez&artid=388966 2011年8月4日閲覧。.
関連項目
- L-ピペコリン酸デヒドロゲナーゼ
- L-ピペコリン酸オキシダーゼ
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- N-メチル-L-アミノ酸とL-ピペコリン酸の合成酵素
- 三原 久明
- バイオサイエンスとインダストリー = Bioscience & industry 64(1), 31-32, 2006-01-01
- NAID 10016931055
- 蛍光誘導体化試薬4-(5,6-ジメトキシ-2-フタルイミジニル)-2-メトキシフェニルスルホニルクロライドを用いる血清中ピペコリン酸の高速液体クロマトグラフィーによる高感度定量(発表論文抄録(2005))
- 微生物変換によるL-ピペコリン酸の工業生産 (特集 新しいキラル医薬品中間体)
Related Links
- ChemicalBook あなたのためにL-ピペコリン酸(3105-95-1)の化学的性質を提供して、融点、価格、蒸気圧、沸点、毒性、比重、沸点、密度、分子式、分子量、物理的な性質、毒性 税関のコードなどの情報、同時にあなたは更にL-ピペコリン ...
- 日本マイクロバイオファーマのL-ピペコリン酸シリーズ ... 遺伝子組換え菌株および当社独自の各種酵素を組み合わせた発酵生産により、医薬品・化粧品・農薬の合成中間体であるL-ピペコリン酸誘導体を安価に製造可能。
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- redirectピペコリン酸
[★]
- 英
- hyperpipecolic acidemia
- 関
- ペルオキシソーム病、新生児副腎白質ジストロフィー、多発性ペルオキシソーム障害
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- choline
- 化
- 塩化コリン
- 関
- アセチルコリン
- choline + acetylCoA → acetylcholine + CoA
[★]
- 英
- acid
- 関
- 塩基
ブランステッド-ローリーの定義
ルイスの定義