テトラサイクリン塩酸塩、エピジヒドロコレステリン
- 関
- 歯科用抗生物質製剤
Japanese Journal
- テトラサイクリン・プレステロン歯科用軟膏の有用性--歯周疾患患者および小児歯科患者における効果
- 臨床薬剤講座 「テトラサイクリン・プレステロン歯科用軟膏」について--P急発の症状改善に新たな薬物療法の選択肢
- テトラサイクリン-プレステロン歯科用軟膏(TCPS)の辺縁性歯周炎に対する臨床成績
- 阿部 清一郎,江澤 庸博,江澤 眞恵,常川 勝由
- 日本歯科保存学雑誌 = THE JAPANESE JOURNAL OF CONSERVATIVE DENTISTRY 49, 148, 2006-04-21
- NAID 10017439865
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- 日本歯科薬品株式会社のテトラサイクリン・プレステロン歯科用軟膏(歯科口腔用薬)、 一般名テトラサイクリン塩酸塩(Tetracycline hydrochloride) エピジヒドロコレステリン( Epidihydrocholesterin) の効果と副作用、写真、保管方法等を掲載。
- テトラサイクリン・プレステロン歯科用軟膏(テトラサイクリン塩酸塩エピジヒドロコレステ リン, 抗生物質による抗菌作用で起因菌を排除し、抗炎症剤で炎症を抑えて発赤、はれ などの症状を改善します。 通常、歯周組織炎、抜歯創・口腔手術創の二次感染、感染性 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
テトラサイクリン・プレステロン 歯科用軟膏
組成
有効成分:日本薬局方 テトラサイクリン塩酸塩
有効成分:エピジヒドロコレステリン
添加物
- カルメロースナトリウム、白色ワセリン、サラシミツロウ、ハッカ油
禁忌
(次の患者には使用しないこと)
- テトラサイクリン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
適応菌種
適応症
- 歯周組織炎、抜歯創・口腔手術創の二次感染、感染性口内炎
- 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最少限の期間の使用にとどめること。
薬効薬理
●テトラサイクリン塩酸塩
抗菌作用4)
- テトラサイクリン塩酸塩は、グラム陽性・陰性菌、レプトスピラ、リケッチア、マイコプラズマ、クラミジアに強く作用し、放線菌、抗酸菌にも作用するが、真菌には作用しない。
作用機序4,5)
- 蛋白合成を阻害することにより静菌的に作用する。細菌のリボソーム70Sに特異的に作用し、アミノアシルtRNAのリボソーム上のA部位への結合を阻害する。動物のリボソーム80Sには作用しないことから選択毒性を示すと考えられている。
●エピジヒドロコレステリン
抗炎症作用6)
- ゴールデンハムスターの頬嚢内に化学的炎症を起こさせた後にエピジヒドロコレステリンを挿入したところ、3時間程度でほぼ炎症が消失した。
鎮痛作用7)
- マウス、ラットに腹腔内投与すると早期に疼痛を消失させた。
治癒促進作用
- ウサギの創面8)、ハツカネズミ9)の創面、ラットの皮膚欠損および熱傷創10)において、エピジヒドロコレステリン適用群は、対照群よりも早い創傷の治癒が認められた。
作用機序11)
- ラット歯髄細胞を用いた検討において、エピジヒドロコレステリンは用量依存的にアラキドン酸遊離を抑制することが認められている。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- テトラサイクリン塩酸塩(Tetracycline Hydrochloride)
化学名
- (4S,4aS,5aS,6S,12aS)-4-Dimethylamino-3,6,10,12,12a-pentahydroxy-6-methyl-1,11-dioxo-1,4,4a,5,5a,6,11,12a-octahydrotetracene-2-carboxamide monohydrochloride
分子式
分子量
性状
- 本品は、黄色〜帯微褐黄色の結晶性の粉末である。
水に溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けにくい。
融点
一般名
- エピジヒドロコレステリン(Epidihydrocholesterin)
化学名
分子式
分子量
性状
- 本品は、白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはない。
クロロホルムに溶けやすく、エーテル又はピリジンにやや溶けやすく、エタノール、酢酸エチル又はn-ヘキサンに溶けにくく、水又は無水酢酸にほとんど溶けない。
融点
★リンクテーブル★
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商品
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
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- 英
- tetracycline TC
- ラ
- tetracyclinum
- 化
- 塩酸テトラサイクリン
- 商
- アクロマイシン、アクロマイシンV、オキシテトラコーン、テトラサイクリン・プレステロン、テラ・コートリル、テラマイシン、レダマイシン
- 関
- テトラサイクリン系抗菌薬、抗菌薬
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- 英
- press
- 関
- 圧力、出版、強要、押す