コンドロイチン硫酸
Related Links
- シザナリンN注,塩化マンガン・硫酸亜鉛水和物配合剤注射液.
- 商品名, 欧文商標名, 製造会社, YJコード, 薬価, 規制区分. シザナリンN注 (後発品), Cizanarine N Inj. 日新製薬-山形, 3229501A1086, 63円/管, 処方せん医薬品. 禁忌. 次の患者には投与しないこと. 胆道閉塞のある患者[排泄障害により、マンガンの 全血 ...
Related Pictures
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
シザナリンN注
組成
- シザナリンN注は、1管2mL中に下表の成分を含有する。
- 添加物として、コンドロイチン硫酸エステルナトリウム9.774mg及びpH調整剤を含有する。
禁忌
- 胆道閉塞のある患者[排泄障害により、マンガンの全血中濃度、及び銅などの微量元素の血漿中濃度を上昇させるおそれがある。]
- 本剤又は本剤配合成分に過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
- 経口、経腸管栄養補給が不能又は不十分で高カロリー静脈栄養に頼らざるを得ない場合の亜鉛、鉄、銅、マンガン及びヨウ素の補給。
- 通常、成人には1日2mLを高カロリー静脈栄養輸液に添加し、点滴静注する。なお、年齢、症状に応じて適宜増減する。
- 本剤は、経口・経腸管栄養補給が十分になった場合には、速やかに投与を中止すること(通常、経口・経腸管栄養により微量元素は補給される)。
- 高カロリー輸液用基本液等には微量元素が含まれた製剤があるので、それらの微量元素量に応じて適宜減量すること。
- 黄疸がある場合、又は本剤投与中にマンガンの全血中濃度の上昇が認められた場合には、マンガンが配合されていない微量元素製剤の投与を考慮すること。また、銅などの微量元素の血漿中濃度の上昇が認められた場合には、休薬、減量もしくは中止等を考慮すること。
慎重投与
- 肝障害のある患者[微量元素の血漿・全血中濃度を上昇させるおそれがある。]
- 腎障害のある患者[微量元素の血漿・全血中濃度を上昇させるおそれがある。]
有効成分に関する理化学的知見
塩化第二鉄
分子式
分子量
性 状
- 本品は黄褐色の結晶又は塊である。水に極めて溶けやすく、エタノール(95)又はジエチルエーテルにやや溶けやすい。
本品は湿気によって潮解する。
塩化マンガン
分子式
分子量
性 状
- 本品は淡紅色の結晶又は結晶性粉末である。水に極めて溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けやすい。
本品は吸湿性である。
硫酸亜鉛水和物(別名 硫酸亜鉛)
分子式
分子量
性 状
- 本品は無色の結晶又は白色の結晶性の粉末である。水に極めて溶けやすく、エタノール(99.5)に極めて溶けにくい。
本品は乾燥空気中で風解する。
硫酸銅
分子式
分子量
性 状
- 本品は青色の結晶若しくは粒又は濃青色の結晶性の粉末である。水に溶けやすく、エタノール(95)にほとんど溶けなく、グリセリンには徐々に溶ける。
本品は乾燥空気中で風解する。
本品の水溶液(1→20)のpHは2.5〜4.0である。
ヨウ化カリウム
分子式
分子量
性 状
- 本品は無色若しくは白色の結晶又は白色の結晶性の粉末である。水に極めて溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けやすく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
本品は湿った空気中でわずかに潮解する。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- chondroitin sulfate
- 商
- コンドロン、エレジェクト、エレメンミック、ガイシード、ガシクロン、コンドナール、サイリジン、ザルチロン、シザナリン、シボン、ハウゼマイム、ピリツイン、ホモック、ボルビサール、ボルビックス、メドレニック、ヤスラミン。(静注)(コンドロイチン硫酸、サリチル酸)ロイサールS、カシミタール、カシロン、カシワドール、ザルソロイチン。(眼科手術補助剤)ディスコビスク、ビスコート
(点眼液)ムコティア、ムコファジン、ムコロイド、コンドロンナファ、コンドロン、アイドロイチン
- 化
- コンドロイチン硫酸ナトリウム sodium chondroitin sulfate
- 関
- グリコサミノグリカン
[★]
塩化第二鉄、塩化マンガン、硫酸亜鉛水和物、硫酸銅、ヨウ化カリウム
- 関
- 無機質製剤
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3