フッ化ナトリウム
- 関
- その他の歯科口腔用薬
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- 作成年月 お知らせ内容 2013年09月 「オラブリス洗口用顆粒11%」用法・用量追加及び使用上の注意改訂のお知らせ 2013年08月 う蝕予防フッ化物洗口剤「オラブリス洗口用顆粒11%」の用法用量追加(週1回法[900ppmF])の承認を取得
- 昭和薬品化工株式会社のオラブリス洗口用顆粒11%(歯科口腔用薬)、一般名フッ化ナトリウム(Sodium fluoride) の効果と副作用、写真、保管方法等を掲載。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
有効成分 1g中
添加物
- D-マンニトール、マクロゴール6000、ポビドン、クエン酸水和物、ラウリル硫酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸プロピル、赤色3号
効能または効果
- 齲蝕の予防
- 通常1回フッ化ナトリウムとして0.05〜0.1%溶液5〜10mLを用い、1日1回食後又は就寝前に次の方法により洗口する。
洗口方法
- 薬液を口に含み、約30秒間薬液が十分に歯面にゆきわたるように含み洗いさせる。次に薬液を十分に吐き出させる。
1回に口に含む液量は、年齢等による口腔の大きさを考慮して定めるが、通常未就学児で5mL、学童以上で7〜10mLが適当である。
洗口液 (薬液) の調製法
- オラブリス洗口用顆粒11%は易溶性顆粒であり、水を加えて軽くふりまぜることにより容易に溶解して微かにピンク色の洗口液となります。
オラブリス洗口液のフッ化ナトリウム濃度は次のとおりです。
オラブリス洗口用顆粒11%の溶解・洗口液の保存にはプラスチック製容器を使用して下さい。
洗口の方法
- 薬液を口に含み、約30秒間薬液が十分に歯面にゆきわたるように、口を閉じ頬を動かす「ブクブクうがい」をさせて下さい。(洗口図参照)
- 洗口は、嚥下を避ける目的で、下を向いて行うよう指導して下さい。(洗口図参照)
洗口時の注意
- 洗口の前には、歯をみがくか、水で口をすすぐよう指導して下さい。
- 洗口時、1回に口に含む液量を2回に分けて口にいれないよう指導して下さい (1回分の液量を取り出し、口に含んだ後の残った液は捨てさせて下さい)。
- 洗口後の薬液は十分に吐き出させて下さい。
洗口図
薬効薬理
- フッ化物洗口法の効果として (1) 萌出後のエナメル質の耐酸性を増強する (2) 再石灰化を促進する (3) 歯垢細菌の代謝活性を抑制する作用があげられており、その機序として歯の主成分であるハイドロキシアパタイト(Ca10(PO4)6(OH)2、以下HAPと略す) に、フッ化物イオン(F-) が作用し、水酸基(OH-) と置換することにより、HAPよりも耐酸性の強いフルオロアパタイト(Ca10(PO4)6F2) を生成して、齲蝕予防の効果を示すとされている1)。それらのことをふまえ、ヒト矯正抜去小臼歯を用い、オラブリス洗口用顆粒11%のエナメル質へのフッ化物イオンの取り込み量を測定した2)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
分子式:
分子量:
性状:
水にやや溶けやすく、エタノールにほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
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商品
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- 英
- granule
血液細胞の顆粒
一次顆粒
- アズール好性
- アズール→紫褐、紫赤
- リンパ球、単球、前骨髄球、血小板、巨核球
- リンパ球では0.3-0.6μm
- 好酸性
- エオシン→赤橙色
- 好酸球
- 0.5-0.7μm
[★]
- 英
- squirrel
- 関
- シマリス、リス科、ジリス属、プレーリードッグ
[★]
- 英
- mouthwash
- 関
- うがい薬、口腔洗浄薬
[★]
- 英
- lab
- 関
- レンニン