解離性障害

出典: meddic

dissociative disorder, dissociative disorders
ヒステリー神経症性障害転換性障害



BBS. 133,135,135t

DSM-IV-TR

ICD-10

  • F44 Dissociative disorders 解離性障害, conversion disorders 転換性障害

概念

  • 意識野の狭窄、あるいは運動系または感覚系機能障害を主症状とする神経症性障害 (PSY.201)
  • 防衛機制の型により解離性障害と転換性障害にわかれる。(PSY.201)
転換性障害:葛藤やその他の心理的な問題を身体領域の症状に置き換えて(転換という防衛)現れる神経症性障害(PSY.201)
解離性障害:意識の解離(分離)を特徴とする神経症性症状(PSY.201)

解離症状

  • 心因性健忘
  • 遁走
  • Ganser症候群
  • 小児症
  • 多重人格


Wikipedia preview

出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/04/01 09:16:43」(JST)

wiki ja

[Wiki ja表示]

UpToDate Contents

全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.

和文文献

  • I-4.胸痛発作を繰り返し,心電図変化を認めた解離性障害の1例(一般演題,第114回日本心身医学会関東地方会演題抄録)
  • 榧野 真美,布田 伸一,渡部 美佳,宝蔵 麗子,岡島 清貴,菊池 朋子,諏訪 利明,中嶋 俊,八反丸 美和,三橋 哲也,関川 昭彦,下倉 和修,久保 豊,高杉 絵美子,堀田 典寛,渡辺 尚彦,石澤 香野,石川 元直,山家 典子,山中 学,大塚 邦明
  • 心身医学 51(9), 847, 2011-09-01
  • NAID 110008711403
  • S1-4 ストレスと解離性障害(シンポジウム1「こころと体のストレスによる精神科的問題」,痛みと女性,第40回日本女性心身医学会学術集会)
  • 広汎性発達障害と解離性障害
  • 吉川 徹,金田 昌子
  • 児童青年精神医学とその近接領域 52(2), 178-185, 2011-04-01
  • NAID 10028256217

関連リンク

解離性障害(かいりせいしょうがい、英名はDissociative Disorde で、略称はDD)とは、 アメリカ精神医学会・精神疾患の分類と診断の手引 (DSM-IV-TR)における精神疾患の 分類のひとつである。 自分が自分であるという感覚が失われている状態、まるで ...
解離性障害 Ver 1.0 1999/06/08. 症状; 解離性健忘のケース; 解離性とん走のケース; 原因と治療方法; 境界例との関係. 症状 強いストレスや、事件に巻き込ま ... 多重人格、 現在は解離性同一障害と呼ばれている) ――などがあります。 脳虚血による一過性の ...

関連画像

解離性障害 ~連続放火事件 解離性同一性障害の画像-p1_40-S 解離性健忘と解離 解離性障害 解離性同一性障害と言われても 解離性障害の症状の一つ・離人 解離性同一性障害』の画像を 解離性健忘と解離 解離性障害


★リンクテーブル★
国試過去問108D036」「107I065」「097D005」「100F045」「103D043」「105I052」「101G003」「100F005」「104A015
リンク元神経症性障害」「身体表現性障害」「解離性遁走」「求心性視野狭窄」「転換性障害
関連記事解離」「障害」「」「性障害

108D036」

  [★]

  • 78歳の女性。白内障手術目的で入院中である。 1年前から記銘力低下がみられるようになり、 Alzheimer型認知症と診断されて薬物療法が開始され、介護サービスを受けながら独居生活を続けていた。数年来の視力低下のために日常生活での支障が大きくなり、白内障手術目的で入院となった。入院翌日、ベッドから起き上がらず、朝食も摂らず、まとまりのないことを小声でつぶやくのみで質問に対してほとんど反応がなかった。身体所見に異常はなく、血液生化学所見でも術前検査と比較して有意な変化はなかった。また、頭部 CTでも半年前と比較して新たな病変はみられなかった。
  • 最も考えられるのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 108D035]←[国試_108]→[108D037

107I065」

  [★]

  • 58歳の女性。時々記憶がなくなることを主訴に夫に伴われて来院した。数年前から数秒間口をもぐもぐさせることがあり、夫は気になっていたが本人は全く気付いていなかったという。昨日、娘と買い物に出かけた際に、娘が話しかけても数分間返事をしないことがあった。受診時の意識は清明。身長158cm、体重52kg。血圧130/76mmHg。神経学的診察で異常を認めない。「自分では普通だと思うのですが、夫と娘が私に物忘れがあると言うんですよ」という。受診日に行った頭部単純MRIで異常所見を認めない。
  • 最も考えられるのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 107I064]←[国試_107]→[107I066

097D005」

  [★]

  • 23歳の女性。熟睡できないことを主訴に来院した。2か月前に運転していた自動車が対向車と正面衝突し、同乗していた友人が死亡した。その際、後頭部を強打したが、精密検査で異常がなく、その後の日常生活にも支障はなかった。1か月半前から夢の中に事故の瞬間の情景が毎日のように再現され、強い恐怖感で覚醒するようになった。最近は、苦しくて気分が落ちこみ、ささいな物音にもぴくつき、怒りっぽく、引きこもりがちな生活を送っている。考えられるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 097D004]←[国試_097]→[097D006

100F045」

  [★]

  • 30歳の男性。記憶の欠損を心配した妻に付き添われ来院した。数年前から数秒間口をもぐもぐさせることがあり、本人は全く気付いていないが、妻は気になっていた。昨日妻を助手席に乗せて運転中、急に表情が変わり、車が壁に衝突した。意識は清明。身長175cm、体重69kg。血圧130/76mmHg。本人は顔面に昨日の事故で負った傷を示しながら、「全く記憶にないのです。怖くてもう車の運転ができません」と神妙に答えるのみである。
  • 最も考えられるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 100F044]←[国試_100]→[100F046

103D043」

  [★]

  • 30歳の男性。記憶の欠損を主訴に妻に伴われて来院した。数年前から数秒間口をもぐもぐさせることがあり、妻は気になっていた。本人は全く気付いていない。昨日妻を助手席に乗せて運転中、急に動作が止まり、車を壁に衝突させてしまった。意識は清明。身長175cm、体重69kg。血圧130/76mmHg。本人は昨日の事故で負った顔面の傷を示しながら、「全く記憶にないのです。怖くてもう車の運転ができません」と答えるのみである。
  •  最も考えられるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 103D042]←[国試_103]→[103D044

105I052」

  [★]

  • 28歳の男性。人前に出るのが怖くなったため 自ら治療を希望して精神科外来を受辞した。3か月前から誰かと会って話をするときに、その相手を殴ってしまうのではないかと繰り返し考えるようになった。自分でもばかばかしいことと感じているが、最近では閉じこもりがちの生活に陥っている。
  • 最も考えられるのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 105I051]←[国試_105]→[105I053

101G003」

  [★]

  • 18歳の女子。会社を休みがちで、心配した家族に伴われて来院した。高校卒業後デパートに就職したが、大勢の客の前で商品の説明をすることや販売することに苦痛を感じ、休みがちとなった。自宅では特に変わった様子はない。
  • 考えられるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 101G002]←[国試_101]→[101G004

100F005」

  [★]

  • 30歳の女性。昨年第一子出産後、赤ん坊に汚れが付いてはいけないと過剰に考えるようになった。外出から帰ってくるとすぐ衣類を着替え洗濯し、家の中の全てを毎朝消毒しないと気がすまないようになってきた。最も考えられるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 100F004]←[国試_100]→[100F006

104A015」

  [★]

  • 解離性障害/転換性障害について誤っているのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 104A014]←[国試_104]→[104A016

神経症性障害」

  [★]

neurotic disorder, neurotic disorders

分類

ICD-10

  • F40 - F48 Neurotic, stress-related and somatoform disorders

比較

PSY.197
古典的分類 ICD-10 DSM-IV
恐怖症 恐怖症性不安障害   不安障害 広場恐怖症
パニック障害
社会恐怖
不安神経症 他の不安障害 パニック障害
全般性不安障害
不安障害 パニック発作
全般性不安障害
強迫神経症 強迫性障害   不安障害 強迫性障害
ヒステリー神経症 解離性障害, 転換性障害   解離性障害  
身体表現性障害 転換性障害
身体表現性障害 身体化障害 身体表現性障害 身体化障害
心気神経症 身体表現性障害 心気障害
身体表現性自律神経機能不全
持続性身体表現性疼痛障害
身体表現性障害 転換性障害
心気症
疼痛性障害
離人神経症 他の神経症性障害 離人・現実感喪失症候群 解離性障害 離人症性障害

教科書的分類


身体表現性障害」

  [★]

somatoform disorder, somatoform disorders
ICD-10
F45
疼痛性障害身体化障害身体化神経性障害 neurotic disorders
解離性障害(F44.-)、抜毛(F98.4)、舌たらず(F80.0)、舌もつれ(F80.8)、爪かみ(F98.8)、他に分類される障害あるいは疾患と関連した心理的あるいは行動的要因(F54)、指しゃぶり(F98.8)、チック障害(F95.-)、トゥレット症候群(F95.2)、抜毛症(F63.3)
  • 診察や検査所見は繰り返し陰性で症状には身体基盤はないという医師の保証にもかかわらず、さらなる医学的検索を執拗に要求すると共に繰り返し身体症状を訴えるもの。


F45.0

身体化障害

F45.1

鑑別不能型[分類困難な]身体表現性障害

F45.2

心気障害

F45.3

身体表現性自律神経機能不全

F45.30

  • 心臓および心血管系

F45.31

  • 上部消化管

F45.32

  • 下部消化管

F45.33

  • 呼吸器系

F45.34

  • 泌尿生殖器系

F45.38

  • 他の器官あるいは系

F45.4

持続性身体表現性疼痛障害

F45.8

他の身体表現性障害

F45.9

身体表現性障害,特定不能のもの


解離性遁走」

  [★]

dissociative fugue
解離性障害
http://allpsych.com/disorders/dissociative/fugue.html

Category

  • Dissociative Disorders

Etiology

  • This disorder is very rare and occurs most often during extreme stress (such as wartime or after a natural disaster).

Symptoms

  • The primary feature of this disorder is abrupt travel away from home, an inability to remember important aspects of one’s life, and the partial or complete adoption of a new identity.
  • The patient typically regains awareness after traveling to a different locale but retains no memory of the trip on the decision to embark on it. When they emerge from the fugue state, the patient is often confused and may be scared. (Q book p.415)

Treatment

  • The disorder typically dissipates on its own and it is extremely rare to last more than one month.

Prognosis

  • Prognosis is very good.

求心性視野狭窄」

  [★]

concentric contraction of visual field, concentric contraction
視野異常

概念

  • 視野の周辺からほぼ均等に視野が欠ける。

求心性視野狭窄をきたす疾患



転換性障害」

  [★]

conversion disorder
神経症性障害解離性障害


ICD-10

  • F44 Dissociative disorders 解離性障害, conversion disorders 転換性障害

国試


解離」

  [★]

dissociationdissectiondetachmentunbindingmacerationdissociate
解体解剖精査切開脱離剥離分離解離性障害郭清浸軟結合解除ダイセクション解離反応遁走

精神医学

PSY.53
  • 自我の同一性の障害により出現。
  • 不安にさらされて圧倒されると心理的防衛機制が働き、適応不能に陥られないようにする。
  • 心因性の健忘遁走ガンザー症候群小児症多重人格などで見られる。
KPS.222
  • 情動的苦悩を避けるために、自分の人格・独自性を、一時的かつ徹底的に一部変更すること。
  • 遁走、ヒステリー転換反応はよく見られる解離の現象。
  • 対抗恐怖的振る舞い、解離性同一性障害、薬物使用による高揚感、宗教的歓喜などでも見られる

参考

  • 1. 解離症状の実例
[display]http://www2.wind.ne.jp/Akagi-kohgen-HP/dissociation_example.htm
  • 2. wiki ja
[display]http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A7%A3%E9%9B%A2_%28%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6%29



障害」

  [★]

disorderimpairmentdysfunctiondamagedifficulty、(妨げ)barrierimpedimentobstacledisturbancefoe、(化学)hindrancedisorderimpairlesion
妨げ撹乱関門機能障害機能不全困難傷害障壁損なう損傷ダメージ破壊破損バリヤー病変不安妨害乱れ無秩序機能異常症疾患バリアバリアー機能異常機能不全症


害」

  [★] harmhazardinjure

危険損傷ハザード傷害を与える害する

性障害」

  [★]

sexual disorder, sexual and gender disorder




★コメント★

[メモ入力エリア]
※コメント5000文字まで
ニックネーム:
コメント:




表示
個人用ツール


  meddic.jp

リンク
連絡