胎嚢

出典: meddic

gestational sac, GS
capsula fetalis
  • 妊娠4-5週で観察される。


和文文献

  • P2-308 腹腔鏡下胎嚢切除術により根治できた原発性腹膜妊娠の一例(Group81 異所性妊娠2,一般演題,第62回日本産科婦人科学会学術講演会)
  • 柴田 英治,中島 大輔,稲垣 博英,蜂須賀 徹
  • 日本産科婦人科學會雜誌 62(2), 567, 2010-02-01
  • NAID 110007686071
  • 韓国のサラブレッド雌馬における胚の早期死滅に関与する要因(臨床繁殖学)
  • YANG Young-Jin,CHO Gil-Jae
  • The journal of veterinary medical science 69(8), 787-792, 2007-08-25
  • … が3月(19.6%)と4月(17.2%)および分娩後の初回発情時(24.6%)に行われたものにおいてかなり高い胚死滅率がみられた.さらに,子宮に異常な貯留液や嚢胞(18.0%)がみられたものおよび多胎嚢(23.1%)のものでは健常な子宮状態(9.8%)や単胎嚢(10.5%)のものに比べでかなり高い胚死滅率であった.以上のように,雌馬の繁殖状況および胚や胎子環境などの状態は胚の早期死滅の発生に関与する大きな要因であることが判っ …
  • NAID 110006401702

関連リンク

【妊娠2ヶ月】胎児の大きさ(妊娠7週末) CRL(頭殿長)/約12mm 体重/約4g/胎嚢(たいのう)によって妊娠を確認/赤ちゃんが入っている袋のことを胎嚢(たいのう)といいます。
赤ちゃんの入っている袋のことを胎嚢(Gestationl sac)といいます。はやくて、妊娠5週後半から見えてきます。 細ナス型の子宮が増加!? 今現在、出産適齢期にある女性の多くは、生まれた時から自家用車のある生活をして育ってきました。
妊娠週数の割りに胎嚢が小さい?胎芽は妊娠週数何週目から確認できるのか? 胎嚢の形から流産の危険性を疑えるのか?などに関する体験談集。流産時の超音波写真も公開。

関連画像

胎嚢胎嚢と卵黄のう左が胎嚢で右は卵巣です。胎嚢2画像 830.jpg現在、胎嚢が約1 cmでした。


★リンクテーブル★
国試過去問099C037」「106C018」「108G054」「105E049」「104C022」「104C019」「105E045」「099D102」「106B021
リンク元妊娠」「妊娠週数」「性器出血」「化学流産」「GS
関連記事

099C037」

  [★]

  • 次の文を読み、37、38の問いに答えよ。
  • 24歳の女性。月経の遅れを主訴に来院した。
  • 現病歴 : 最終月経は平成16年12月10日から7日間。通常の月経周期は28~30日。平成17年1月中旬ころから全身倦怠感があり、悪心も次第に強くなり、嘔吐も数回経験した。尿回数も最近増加しているが、排尿痛はない。昨日(2月18日)から褐色の帯下を少量認めている。
  • 既往歴 : 初経12歳、0経妊0経産。他に特記すべきことはない。
  • 家族歴 : 特記すべきことはない。
  • 現症 : 身長164cm、体重55kg、体温37.3℃。呼吸数20/分。脈拍76/分、整。血圧110/70mmHg。子宮は前傾前屈、手拳大、軟。膣分泌物は褐色、少量。経膣超音波検査で子宮腔内に胎嚢を認め、胎児頭殿長30mmで胎児心拍動を確認できる。
  • 検査所見 : 尿所見:蛋白(-)、糖(-)。
  • 血液所見:赤血球396万、Hb12.0g/dl、Ht36%、白血球8,800、血小板33万。
  • この患者で異常な症候はどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 099C036]←[国試_099]→[099C038

106C018」

  [★]

  • 38歳の女性。無月経と吐き気とを主訴に来院した。最終月経は8週前、月経周期は28-40日である。 1週前から、早朝に悪心を自覚するようになったが、嘔吐に至ったことはない。水分は摂取できている。 2週前に一度、少量の褐色帯下がみられた。体温37.2℃。脈拍80/分、整。血圧114/72mmHg。膣鏡診上、膣分泌物は白色で子宮口は閉鎖している。子宮と付属器とに圧痛を認めない。尿所見:蛋白(-)、糖(-)、ケトン体(-)。尿妊娠反応陽性。血液所見:赤血球400万、 Hb12.0g/dl、 Ht38%、白血球8,500、血小板21万。 CRP0.5mg/dl。経膣超音波検査で子宮内に直径20mmの胎嚢と心拍動を有する胎芽とを認め、左付属器に径3cmの嚢胞性腫瘤を認める。
  • 現時点の対応として適切なのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106C017]←[国試_106]→[106C019

108G054」

  [★]

  • 25歳の女性。月経が遅れていることを主訴に来院した。 3月 3日に市販のキットで妊娠検査を行ったところ陽性であったため、 3月 9日に受診した。 2月 20日に頭痛のために鎮痛薬を内服しており、先天異常を心配している。子宮は正常大で付属器を触知しない。経腟超音波検査にて子宮内に胎嚢が認められた。月経周期は 28日、整。最終月経は 2月 1日から 6日間。
  • 現時点の説明として適切なのはどれか。
  • a 「人工妊娠中絶を行いましょう」
  • b 「妊娠中に使える薬はありません」
  • c 「内服したのは着床のころなので心配はありません」
  • d 「内服したこの薬によって胎児先天異常の頻度が増加します」
  • e 「薬を飲まなくても胎児の先天異常は 0.1%の頻度で起こります」


[正答]


※国試ナビ4※ 108G053]←[国試_108]→[108G055

105E049」

  [★]

  • 28歳の女性。全身倦怠感の増強を主訴に来院した。1週前に自宅近くの診療所で妊娠と診断された。5日前から悪心嘔吐とが出現し、自宅で経過をみていたが改善せず、食事摂取が困難になった。超音波検査で子宮内に胎嚢と心拍動を有する胎芽とを認める。血液所見:赤血球 430万、Hb 14.8g/dl、Ht 46%、白血球 12,100、血小板 32万。輸液を行うこととした。
  • 輸液に加えるべきものはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 105E048]←[国試_105]→[105E050

104C022」

  [★]

  • 28歳の女性。1回経妊、1回経産。激しい下腹部痛と少量の性器出血とを主訴に来院した。月経発来が2週間遅れている。脈拍100/分、整。血圧80/46mmHg。妊娠反応は陽性であった。経腟超音波検査で子宮腔内に胎芽を認めず、付属器領域に胎嚢(GS)を認める。Douglas窩に大量の液体の貯留を醒める。
  • 対応としてまず行うのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 104C021]←[国試_104]→[104C023

104C019」

  [★]

  • 28歳の女性。月経周期は30-35日型。最終月経は平成21年12月18日から5日間で、2月5日に無月経を主訴に来院した。経腟超音波検査で子宮内に胎嚢(GS)を認めるが、胎芽は認めない。
  • 説明として適切でないのはどれか。
  • a 「流産の可能性があります」
  • b 「出血や腹痛に注意しましょう」
  • c 「入院して絶対安静が必要です」
  • d 「分娩予定日は次回決定しましょう」
  • e 「1週間後にもう一度検査しましょう」
[正答]


※国試ナビ4※ 104C018]←[国試_104]→[104C020

105E045」

  [★]

  • 22歳の女性。無月経と右下腹部痛とを主訴に来院した。体温37.8℃。脈拍104/分、整。血圧88/60mmHg。妊娠反応陽性。経腟超音波検査で子宮内腔に胎嚢はみられず、右付属器周辺に22mmの腫瘍陰影を認める。
  • この病態の原因となった可能性の高い性感染症はどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 105E044]←[国試_105]→[105E046

099D102」

  [★]

  • 正常妊娠で誤っているのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 099D101]←[国試_099]→[099D103

106B021」

  [★]

  • 正常経過における妊娠週数と超音波計測値の組合せで誤っているのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106B020]←[国試_106]→[106B022

妊娠」

  [★]

pregnancy, gravidity, gestation
妊娠週数妊娠期間、(妊娠週数・妊娠月数の推定)子宮#子宮の大きさtrimester妊婦
妊娠x週
x weeks of gestation

妊娠期間 (L.107)

  • 最終月経の開始から280日(40週)
  • 受精後266日(38週)

妊娠に伴う自覚、検査所見

QB必修
  • 尿検査による妊娠反応陽性:4週
  • つわり症状       :6週
  • 胎動の自覚       :18-20週

検査

超音波検査

  • 第5週で胎嚢がみとめられる。
QB必修
  • 妊娠4週:胎囊
  • 妊娠5週:胎児
  • 妊娠6週:胎児心拍
  • 妊娠10-12週:ドップラーによる胎児心拍

尿妊娠反応

  • 第5-8週で妊娠反応が陽性となる

妊娠による変化

G10M.38 NGY.293-303
  • 循環
  • 循環血液量増加 → 血漿量の増加が血球成分の増加より著しい → 血液希釈(赤血球数↓、Hb↓、Ht↓)
  • 白血球増加(5000~12000 /ul)。多核白血球優位に増加。
  • 凝固能:凝固系亢進、線溶系抑制
  • 血液凝固因子:第XI因子、第XIII因子を除き、血液凝固因子の濃度が上昇
  • 消化管
  • 胃:緊張度と運動性低下。食道括約筋圧低下、妊娠子宮による胃の変異により胃食道逆流が生じやすい(→麻酔管理では妊婦はfull stomach扱い)。
  • 呼吸器
  • 胸郭弛緩、横隔膜挙上、気道拡張(プロゲステロンによる気管平滑筋弛緩)
→[一回換気量]増加、[予備呼気量]減少、[残気量]減少 → 残気量が減少し、一回換気量が増加 → 分時換気量増加
  • 代謝:
  • 糖:
  • 食後血糖は上昇。空腹時血糖は低下する。また、食後に高インスリン血症が持続する。 (NGY.293)
  • 内分泌
  • FSH, LH:非妊娠時の基礎値
  • hCG:10週前後にピークとなり以降、減少。
  • PRL:妊娠末期に向かって増加

妊娠によるエネルギー付加量

NGY.324
  • 日本人成人女子の生活活動強度別の栄養所要量(kcal/day)
妊婦 +350
G10M.72
  • 付加エネルギー量(/day)
  • 妊娠初期:50kcal
  • 妊娠中期:250kcal
  • 妊娠末期:500kcal
  • 授乳中:450kcal

妊娠と服用薬

  • 妊婦は以下の機関に相談することを進める。
  • 妊娠と薬情報センター - 独立行政法人 国立成育医療研究センター
http://www.ncchd.go.jp/kusuri/index.html

服用薬の影響

  • 4週から7週末までは器官形成期であり、催奇形性が確認されているものはワルファリン(鼻奇形、骨形成不全)、メトトレキセート(種々の奇形)、抗てんかん薬(種々の奇形)がある。(参考1)
一般名または薬物群名 報告された催奇形性・胎児毒性
アミノグリコシド系抗菌薬 非可逆的第VIII脳神経障害、先天性聴力障害
アンギオテンシン変換酵素阻害薬
アンギオテンシン受容体拮抗薬
(中・後期)胎児腎障害・無尿・羊水過少、肺低形成、四肢拘縮、頭蓋変形
エトレチナート 催奇形性、皮下脂肪に蓄積されるため継続治療後は年単位で血中に残存
カルバマゼピン 催奇形性
サリドマイド 催奇形性:サリドマイド胎芽病(上肢・下肢形成不全、内臓奇形、他)
シクロホスファミド 催奇形性:中枢神経系、他
ダナゾール 催奇形性:女児外性器の男性化
テトラサイクリン系抗菌薬 (中・後期)歯牙の着色、エナメル質の形成不全
トリメタジオン 催奇形性:胎児トリメタジオン症候群
バルプロ酸ナトリウム 催奇形性:二分脊椎、胎児バルプロ酸症候群
非ステロイド性消炎鎮痛薬 (妊娠後期)動脈管収縮、胎児循環持続症、羊水過少新生児壊死性腸炎
ビタミンA 催奇形性
フェニトイン 催奇形性:胎児ヒダントイン症候群
フェノバルビタール 催奇形性:口唇裂・口蓋裂、他
ミソプロストール 催奇形性、メビウス症候群
子宮収縮・流早産
メソトレキセート 催奇形性:メソトレキセート胎芽病
ワルファリン 催奇形性:ワルファリン胎芽病、点状軟骨異栄養症、中枢神経系の先天異常

臨床関連

届出

参考

  • 1. 産婦人科 診療ガイドライン 産科編2008
[display]http://www.jsog.or.jp/activity/pdf/FUJ-FULL.pdf




妊娠週数」

  [★]

pregnancy week
妊娠妊娠期間trimester


概念

  • 妊娠期間を示す用語。最終月経第1日を0日とする。
  • 妊娠 0~ 6日:妊娠 0週:妊娠1月
  • 妊娠 7~13日:妊娠 1週:妊娠1月
  • 妊娠14~20日:妊娠 2週:妊娠1月
  • 妊娠21~28日:妊娠 3週:妊娠1月
  • 妊娠29~35日:妊娠 4週:妊娠2月

妊娠週数と妊娠月数の変換

妊娠週数→妊娠月数

  • 妊娠月数 = 妊娠週数 / 4 + 1
  • 妊娠月数の何週目か?
妊娠週数 を 四で割ったあまりに1を足す
妊娠週数 % 4 + 1
  • ex.
  • 妊娠21週 → 妊娠5月の第2週目

妊娠月数→妊娠週数

  •  ( 妊娠月数 -1 ) *4 ~ ( 妊娠月数 -1 ) *4 +3

妊娠週数から妊娠日数への変換

  • 妊娠日数:妊娠週数 * 7 + 0 ~ 妊娠週数 * 7 + 6

妊娠週数の推定法

NGY.374
妊娠週数 尺度
7~11週 頭殿長 CRL
12週~16週 児頭大横径 BPD
  推定式 適用範囲???
子宮底長 妊娠月数 x 3 + 3 (cm) 第6月~第10月
胎嚢 GS 妊娠週数 - 4 (cm) 4週末~
頭殿長 CRL 妊娠週数 - 7 (cm) 7~11週
児頭大横径 BPD 妊娠週数 / 4 (cm) 12~16週
出典不明
妊娠週数 6週 9週 12週 20週
胎嚢 GS 2cm 5cm    
児頭頭殿長 CRL   2cm 5cm  
児頭大横径 BPD     2cm 5cm
妊娠週数 平均推定体重 IUGRの目安(およそ-2SD)
27週 1,000g 700g
30週 1,500g 1,000g
33週 2,000g 1,500g
36週 2,500g 2,000g

英語での表現

  • 妊娠28週: 28 wk gestation (NEL.737)


性器出血」

  [★]

genital bleeding
不正性器出血新生女児性器出血


妊娠初期に見られる性器出血

妊娠後期に見られる性器出血

  • 前置胎盤:下腹部痛なし
  • 頚管無力症  ←  妊娠の中期以降に性器出血や腹痛を伴わずに頚管が短縮・開大し、胎児が娩出される(NGY.402)。なので性器出血の鑑別に入らないのでは?
  • 切迫早産:下腹部痛(+)(←陣痛)、子宮口やや開大
  • 常位胎盤早期剥離:下腹部痛(++)。板状硬

分娩後に見られる性器出血

  • 弛緩出血
  • 子宮破裂:病的収縮輪を認め、激痛を訴える。胎児ジストレス~胎児心拍の消失。母体の突然のショック。
  • 子宮内反症:臍帯の用手的牽引による。激痛と出血によるショックに陥ることがある。
  • 癒着胎盤
  • 産道裂傷(頚管裂傷):


化学流産」

  [★]

  • 妊娠検査法で妊娠陽性が判明したのち、胎嚢が超音波検査(妊娠5週)で確認される前に流産となったもの。

GS」

  [★]

嚢」

  [★]

滑液包ブルサポーチ




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