- 英
- salivary gland swelling
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- IgG4関連ミクリッツ病とシェーグレン症候群 (IgG4関連疾患)
- ミクリッツ病における八味地黄丸のステロイド減量効果 : 症例報告
- 津田 篤太郎,八代 忍,蒲生 裕司,渡辺 浩二,星野 卓之,日向 須美子,及川 哲郎,花輪 壽彦
- 日本東洋醫學雜誌 = Japanese journal of oriental medicine 60(5), 513-518, 2009-09-20
- … 唾液腺腫脹はやや改善し,2007年5月にかけPSL7mg/日まで漸減したが,血清IgGが増加傾向となり更なる減量が困難で,2008年1月よりツムラ八味地黄丸エキス7.5g/日を開始した。 … 唾液腺腫脹が消失し,血清IgGも改善した。 …
- NAID 10025974985
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- 唾液腺腫脹のポイント:代表的な大唾液腺である耳下腺および顎下腺腫脹の原因となる疾患は、いくつかに分類される。大きく分けて、炎症(急性・慢性)、腫瘍(良性・悪性)、唾石、自己免疫性疾患などが挙げられる。腫脹が急速 ...
- 口の中には、3対の大唾液腺があります。この大唾液腺の中で最も大きいのは耳下腺で、下顎のえらが張った個所の真後ろ、耳の前下方にあります。残り2つの大唾液腺は舌下腺と顎下腺で、これらは口の床側の奥にあります。
- 唾液腺の疾患 唾液腺炎(だえきせんえん) 唾液腺炎はさまざまな原因で生じ、その原因によって細菌性、ウイルス性、アレルギー性、自己免疫性に分類されています。 細菌性唾液腺炎(さいきんせいだえきせんえん) 唾液の分泌が少ない ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- saliva
- 関
- 消化液
- 唾液の99.5%は水であり、残りの0.5%には重要な役割がある
組成
1. 水分:99%-99.5%
2. 電解質(Na+,K+,Cl-,HCO3-,etc)、分泌速度により濃度が異なる
[K+],[HCO3-] : 唾液 > 血漿
[Na+],[Cl-] : 血漿 < 血漿
早い分泌の時、唾液中の[HCO3-]↑、[Na+]↑、[Cl-]↑。よりアルカリ性となる
3. 有機物
ムチン:=ムコタンパク、潤滑作用
リゾチーム:溶菌作用
αアミラーゼ:プチアリン
血液型物質:糖タンパクの一種
舌リパーゼ:舌唾液腺より少量
免疫グロブリン:IgA
尿素
カリクレイ:血管拡張作用
機能
1. 消化作用
αアミラーゼにより、デンプンをマルトースに分解する
舌リパーゼにより脂肪を加水分解する
2. 保護作用
逆流した遺産、胆汁を薄める
口腔内洗浄作用(虫歯予防、口臭予防)
厚い食物を冷却する
3. 潤滑作用
4. リゾチーム, IgAによる生体防御作用
生成機構
1. 腺房細胞
一次唾液の分泌
2. 導管系(介在部、線条部)
Na+,Cl-の吸収
HCO3-,K+の分泌
分泌調整機構
- 有機物多、粘度高の唾液を少量分泌 ← 緊張すると口腔内が粘稠に感じられる
1.脳相(条件反射)
食物の視覚、嗅覚、聴覚による刺激
2.口腔相(=味覚相)(無条件反射)
食物による口腔や舌の刺激
3.胃腸相(無条件反射)
食物による胃の刺激
臨床関連
[★]
- 英
- salivary gland (PT), salivary glands
- ラ
- glandulae salivariae
- 関
- 口蓋腺。唾液
- 唾液を分泌する腺 (KL.595)
- 分泌量は 800-1000 ml/day (KL.595)
- 1. 小唾液腺 (KL.595)~
- 口腔粘膜下にある米粒ないし小豆大の小腺
- 口唇腺、頬腺、口蓋腺、舌腺
- 口腔粘膜から離れており、分泌物は太い導管によって口腔に送られる~
- 耳下腺、顎下腺、舌下腺
神経支配
分泌される唾液
分泌速度
- low flow rate:低張
- high flow rate:等張
支配神経
- 交感神経 :高粘稠、蛋白質に富む
- 副交感神経:低粘稠、蛋白質に乏しい
臨床
唾液腺の腫脹
-
[★]
- 英
- swelling
- 同
- 腫大
- 関
- 腫大、膨化、膨潤、膨張、隆起
[★]
- 英
- adenoma
- 同
- アデノーマ
- 関
- 腫瘍、癌腫 carcinoma