- 英
- rheumatic valvulitis
- 関
- リウマチ性心内膜炎
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 非リウマチ性弁膜炎による僧帽弁閉鎖不全の断層心エコー図所見
- 高橋 尚子,中島 滋夫,羽鳥 浩,山口 洋,渡辺 隆,細田 泰之,河合 祥雄,岡田 了三
- Japanese circulation journal 56(Supplement), 188, 1992-03-01
- NAID 110002586513
- 一地域の学童におけるリウマチ熱,およびリウマチ性心疾患にかんする研究(第2報) : 臨床的研究
- 岡村 輝彦,藤咲 喜一
- 日本内科学会雑誌 54(7), 800-803, 1965
- … が減弱,または消失したものは22例中14例にのぼつた.心胸郭係数の拡大や心電図上の異常所見,すなわち, V1誘導におけるP波の陰性化または2相性,僧帽性P, PQ延長,不完全右脚ブロックもその多くが正常化した.このことは臨床的に不活動性とみなされた場合でも,リウマチ性弁膜炎と血行動態の変化が,なお共存して相対的僧帽弁閉鎖不全をきたしており,これが経過とともに消退して諸所見を正常化してゆくものと考えられる. …
- NAID 130000888475
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- 循環器:弁膜症(急性リウマチ性弁膜炎):ミクロ像(HE弱拡大):リウマチ性心筋炎では心筋内に巣状に炎症細胞浸潤が認められ、Aschoff小体と呼ばれる。T細胞や活性化マクロファージからなる。
- 循環器:弁膜症(急性リウマチ性弁膜炎):ミクロ像(HE強拡大):Aschoff小体に含まれる活性化マクロファージ。細胞質が豊かで、核の中央に濃縮したクロマチンが線状、リボン状に観察される特異な細胞像を示し、キャタピラ細胞と ...
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- 英
- mitral insufficiency, MI, mitral valve insufficiency, mitral incompetence
- 同
- 僧帽弁逆流症 mitral regurgitation MR
- 僧帽弁閉鎖不全 mitral valve regurgitation
- 関
- 僧帽弁、心臓弁膜症
[show details]
僧帽弁閉鎖不全症 : 約 28,300 件
僧帽弁逆流症 : 約 44,300 件
mitral valve regurgitation : 約 870 件
mitral valve insufficiency : 55 件
疫学
分類
病因
- 僧帽弁は弁尖、弁輪、腱索、乳頭筋が一つの機能単位である(僧帽弁装置、僧帽弁複合体)。このいずれかの機能不全でもMRを生ずる。
- 参考1
-
- 原発性/腱索断裂/straight back症候群/漏斗胸
- 家族性/ Marfan 症候群/Ehlers-Danlos症候群
- 心房中隔欠損症/肥大型心筋症/甲状腺機能亢進症
- 虚血性心疾患
- 感染性心内膜炎
- 拡張型心筋症などの拡大心
- アミロイドーシス
器質的病変
- リウマチ熱
- 感染性心内膜炎、
- 心内膜床欠損症
- 僧帽弁逸脱症候群に合併するもの、Marfan症候群
- 腱索断裂、乳頭筋断裂、乳頭筋機能不全
- 外傷性
機能的病変
- 機能性MR:拡張型心筋症などによる心室拡大で乳頭筋が弁尖を牽引
- 虚血性MR:心筋梗塞により外側に乳頭筋が偏位
頻度順
病態
- 収縮期における血流逆流 → 容量負荷 → 左心房拡大、左心室拡大 → 肺うっ血、肺高血圧 → 右室拡大
- 左心不全 → 右心不全
急性MRと慢性MRとの違い
- PHD.205
- 急性MR:左房は比較的コンプライアンスが小さく、急激な血液の逆流により左房圧が上昇する。これにより逆流はある一定レベルに保たれるが、この圧上昇は肺循環に伝わり急激な肺うっ血、肺水腫をきたすので救急疾患である。左房圧やPCWPは上昇し、v波の著明な上昇が認められ、肺循環を維持するために肺動脈と右室圧も上昇する。
- 慢性MR:病態は緩徐に進行するので、これに対処できるよう左房は拡張し、またコンプライアンスを大きくする。左房は多くの血液を貯めることが出来、肺循環の血圧上昇を防ぐことを可能にしている。この反面、左心室の血流は体循環よりより抵抗の低い左心房に流れるようになり、心拍出量が低下することになる。また、左房の拡張は心室細動リスクを増大させる。左心室も容量負荷により拡張をきたすため、心拍出量を比較的維持できるようになっているが、やがて破綻し心不全症状を呈するようになる。
症状
- 軽症例では無症状
- 肺循環、右心系に負荷がかかれば呼吸困難、浮腫、易疲労性、肝腫大など
身体所見
聴診
心雑音
収縮期
- 時期:汎収縮期雑音。 ← 逆流性収縮期雑音 MRが進展すれば(advanced MR)、II音(正確にはA2)を越えて聴取されてしまう!!理由は大動脈弁が閉じた後にも、左心室の圧が左心房より高い状態が存在しえて、逆流が継続するから(PHD.41)。
- 最強点:心尖部
- 放散:左腋窩
拡張期
- Carey-Coombs雑音
- 時期:拡張期(III音に引き続いて聴取)
- 最強点:心尖部
過剰心音
- I音↓、II音 (PHでwidened splitting, IIpが遅延)、III音↑(volume load)、
検査
胸部X線像
- 左室拡大(左第四弓)、左房の拡張(左第三弓)、肺門部うっ血・肺動脈拡大(左第二弓)
心電図
心カテーテル検査
- 左室造影でSellerの逆流度分類による重症度の判定を行う。
- 肺動脈楔入圧の上昇 ← 左房圧上昇を反映
心エコー
- カラードプラーで逆流の重症度を判定。
- 左心房への逆流がモザイク像としてとらえられる
<youtube>http://www.youtube.com/watch?v=-ltcAj_Fv8Q</youtube>
診断
- カラードプラーか心カテーテル検査で、左心室から左心房への逆流を証明する
重症度の判定
- カテーテル造影を用いて、左室造影を行うことによる分類
治療 IMD.777
内科的治療
外科的治療
- 適応:心不全症状が薬物で改善しない場合、無症状でも高度の逆流(Sellers grade III)で左室が拡大傾向にあるもの
- 僧帽弁形成術(弁形成術(自己弁温存術式が第一選択))、僧帽弁置換術(人工弁置換術)
- 僧帽弁逆流の手術をうける患者のうち、手術適応となる原因の80-90%は弁尖や腱索の変性に因る逸脱症である。(参考1)
合併症
予後
参考
- 1. 弁膜疾患の非薬物治療に関するガイドライン(2007年改訂版)
- http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2007_matsuda_h.pdf
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- 英
- rheumatic endocarditis
- ラ
- endocarditis rheumatica
- 同
- リウマチ性弁膜炎 rheumatic valvulitis
- 関
[★]
- 英
- horse、Equus caballus、domestic horse、equine、(aj,Latin)(ラテン語形容詞)equi
- 関
- シマウマ、ロバ、ウマ科、ラバ
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- 英
- rheumatism
- ラ
- rheumatismus
- 同
- ロイマチス rheumatiz、リウマチ性疾患 rheumatic disease
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- 英
- valvulitis
- ラ
- valvulitis, endocarditis valvularis
- 関
- 心内膜炎
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- 関
- 炎光、炎症