- 英
- choline acetyltransferase, ChAT
- 同
- コリンアセチラーゼ choline acetylase、コリンO-アセチルトランスフェラーゼ choline O-acetyltransferase
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/06/08 08:48:39」(JST)
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コリンアセチルトランスフェラーゼ |
識別子 |
EC番号 |
2.3.1.6 |
CAS登録番号 |
9012-78-6 |
データベース |
IntEnz |
IntEnz view |
BRENDA |
BRENDA entry |
ExPASy |
NiceZyme view |
KEGG |
KEGG entry |
MetaCyc |
metabolic pathway |
PRIAM |
profile |
PDB |
structures |
遺伝子オントロジー |
AmiGO / EGO |
検索 |
PMC |
articles |
PubMed |
articles |
|
コリンアセチルトランスフェラーゼ (choline acetyltransferase: 略称ChAT)は、アセチルCoAとコリンを器質として神経伝達物質であるアセチルコリンを合成する際に働く酵素である。神経細胞内で合成され、軸索輸送により神経終末に運ばれる。ヒトでは、コリンアセチルトランスフェラーゼはCHAT遺伝子によりコードされている[1]。
機能[編集]
コリン作動性神経系は様々な神経活動に関与している。アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症患者ではコリン作動性神経の機能が低下していることが示されている。レビー小体型認知症患者では初期からコリンアセチルトランスフェラーゼが低下していることも示されている[2]。
脚注[編集]
- ^ Strauss WL, Kemper RR, Jayakar P, Kong CF, Hersh LB, Hilt DC, Rabin M (February 1991). “Human choline acetyltransferase gene maps to region 10q11-q22.2 by in situ hybridization”. Genomics 9 (2): 396–8. doi:10.1016/0888-7543(91)90273-H. PMID 1840566.
- ^ Tiraboschi P, Hansen LA, Alford M, Merdes A, Masliah E, Thal LJ, Corey-Bloom J (October 2002). “Early and widespread cholinergic losses differentiate dementia with Lewy bodies from Alzheimer disease.”. Arch Gen Psychiatry 59 (10): 946–51. PMID 12365882.
関連項目[編集]
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Japanese Journal
- げっ歯類におけるシナピン酸の脳保護効果および認知改善効果
- 唐木田 文仁
- 金沢大学十全医学会雑誌 = Journal of the J◆U00FB◆zen Medical Society 117(1), 2-9, 2008-03-01
- 原著 ; 平成20年2月4日受付,平成19年3月17日受理
- NAID 10026960396
- リンパ球における非神経性コリン作動系の発見とその生理的役割の解析
- 藤井 健志
- 日本薬理学雑誌 : FOLIA PHARMACOLOGICA JAPONICA 123(3), 179-188, 2004-03-01
- アセチルコリン(ACh)は最も古くから知られている神経伝達物質である.しかしながら,高感度かつ直接的な測定技術の開発により,様々な非神経性組織におけるAChの存在が判明し,局所作用性の細胞機能調節物質としての役割が徐々に明らかになってきた.リンパ球には,ACh,ACh合成酵素コリンアセチルトランスフェラーゼ(ChAT),高親和性コリントランスポーター,ムスカリン性ACh受容体(mAChR)およびニ …
- NAID 10017019185
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- アセチルコリンはコリンアセチルトランスフェラーゼ(coline acetyltransferase:CAT)によって合成され、アセチルコリンエステラーゼ(acetylcholineesterase:AChE)によって分解される。 コリンアセチルトランスフェラーゼの活性は高い ・発汗 との二 ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
コリンアセチルトランスフェラーゼ。コリンO-アセチルトランスフェラーゼ
[★]
- 英
- choline acetyltransferase、ChAT
- 関
- コリンアセチルトランスフェラーゼ
[★]
コリンアセチルトランスフェラーゼ。コリンアセチラーゼ
[★]
コリンアセチルトランスフェラーゼ
[★]
コリンアセチルトランスフェラーゼ
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- choline
- 化
- 塩化コリン
- 関
- アセチルコリン
- choline + acetylCoA → acetylcholine + CoA
[★]
- 英
- trans、t-、(心理)trance = 催眠状態 = トランス状態
[★]
- 英
- acetyl、Ac
- 関
- アクチニウム