- 英
- Renshaw cell
- 同
- レンショウ細胞
- 関
- グリシン
- 脊髄の運動ニューロンの軸索は末梢の筋に到達するが、すぐに分岐して反回ニューロンとなり、Renshaw細胞とシナプスを形成している。
- Renshaw細胞は運動ニューロンの細胞体とシナプスを形成しており、アセチルコリンを受容してグリシンを放出する。
- 運動ニューロンはグリシンを受容すると脱分極し、シナプスが抑制される。
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- I-F-16 F波はRenshaw細胞の制御を受ける
- 中角 祐治,林 雅弘
- リハビリテーション医学 : 日本リハビリテーション医学会誌 35(11), 800-801, 1998-11-18
- NAID 110001863663
- 中枢神経シナプスにおける化学的伝達物質についての薬理学的考察
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- ③Renshaw抑制(反回抑制):Renshaw(レンショウ)細胞 は,脊髄中で運動ニューロンの側枝を受け,その運動ニュ-ロンに対してシナプス前抑制を行う.反回抑制は運動ニューロンの過度の興奮を抑える働きをしている . 検索 目次へ ...
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- 英
- strychnine
- ラ
- strychninum
- 同
- ストリキニン
- 化
- 硝酸ストリキニーネ strychnini nitras
- 商
- ホミカエキス
- 関
薬理作用
- SPC.210
- グリシン受容体の拮抗阻害薬
- 脊髄の抑制物質であるグリシンに拮抗することで、Renshaw細胞のネガティブフィードバックを解除する→興奮↑
中毒症状
- SPC.210
- 運動ニューロンの興奮により後弓反張をきたす
- 知覚神経刺激に過敏。軽い刺激でけいれんを誘発
- 意識は清明であるが、痛みに敏感で不安と恐怖を伴う
- 呼吸麻痺と乳酸アシドーシスで死亡
治療
- 隔離
- 気道確保
- ジアゼパムの投与
- 全身麻酔
- 神経筋接合部遮断薬の投与
薬効薬理
- ホミカエキス散「ホエイ」として
- エキスを単純胃瘻管造設イヌの胃内に投与するとき胃液分泌にほとんど変化は認められないが、コンズランゴ冷浸エキスを同時に適用するとき胃液分泌増加し酸度も上昇する。更にエキス又はチンキを単純胃瘻管造設イヌの口内又は胃内に投与するとき胃液分泌、酸度に変化を与えないし、胃、小腸に恒久性瘻管造設イヌになめさせるか胃内投与するとき、バルーン法で胃運動に著しい変化は認められない。
なおstrychnineをヒト、イヌの口内又は胃内に投与すると、ゲンチアナチンキとほぼ同様の効果があるという。また脊髄において抑制性シナプス後電位を減弱させてけいれんを引き起こすが、グリシン受容体に特異的に結合することが知られている。ペントバルビタールなどで麻酔したイヌに静脈内投与すると血圧上昇と心拍数増加が現れる。
参考
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2333005B1104_2_02/2333005B1104_2_02?view=body
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レンショウ細胞
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- 英
- Renshaw cell
- 関
- Renshaw細胞
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- 英
- cell
- ラ
- cellula
- 関