- 64歳の男性。発熱、咳および痰が4日前に出現し、市販の感冒薬を服用したが改善しないことを主訴に来院した。体温39.2℃。呼吸数30/分。脈拍108/分、整。血圧100/86mmHg。胸部では右背部でcoarse cracklesを聴取する。胸部エックス線写真で右中肺野に浸潤影を認める。喀痰のGram染色標本を以下に示す。起因菌はどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 生後0日の新生児。在胎39週3日、仮死なく出生した。身長43cm、体重2,010g、頭囲28cm、胸囲30cm。外表奇形は認めない。体幹と四肢とに点状出血斑を認める。眼底に異常は認めない。血液所見:赤血球600万、Hb19.0g/dl、白血球11,000、血小板7.3万。血清生化学所見:IgG1,900mg/dl(基準960~1,560)、IgA5mg/dl(基準0~10)、IgM65mg/dl(基準0~20)、AST135IU/l、ALT1201U/l、LDH1,200IU/l(基準270~480)。頭部単純CTを以下に示す。
[正答]
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[★]
- 34歳の女性。乾性咳嗽と呼吸困難とを主訴に来院した。2年前から梅雨明けの頃に同様の症状が出現していたが、今回は息苦しさが強くなった。意識は清明。体温37.5℃。脈拍84/分、整。血圧110/72mmHg。赤沈42mm/1時間。血清生化学所見:総蛋白7.8g/dl、γ-グロブリン34.3%、IgG 2,480mg/dl(基準960~1,960)。ツベルクリン反応陰性。Trichosporon asahiiに対する沈降反応とリンパ球刺激試験とが陽性である。
- Gell & Coombs分類でのアレルギー反応型はどれか。2つ選べ。
[正答]
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