- 75歳の男性。呼吸困難を主訴に来院した。慢性肺気腫があり治療中である。2日前から38℃の発熱、咳嗽および膿性痰が出現した。来院時、軽度の意識障害を認める。経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)は室内気吸入下で88%である。
[正答]
※国試ナビ4※ [100H039]←[国試_100]→[100I001]
★リンクテーブル★
[★]
- 66歳の男性。路上生活者。1か月前から微熱を自覚している。近くの教会でおにぎりと味噌汁との支給があるために行ったところ、保健師から医療機関の受診を勧められ、ボランティアに付き添われて来院した。8年前に失業し、3年前から路上生活者となった。空き缶の回収等で小銭を稼いで生活をしており、路上生活の仲間と毎晩酒を飲む。意識は清明。体温37.2℃。脈拍84/分、整。血圧142/88mmHg。眼瞼結膜に軽度貧血を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [100H040]←[国試_100]→[100I002]
[★]
- 48歳の男性。労作時の息切れを主訴に来院した。15年前から咳と痰とが持続している。数か月前から黄色痰を伴う咳が増悪し、1週前から血痰が出現した。両肺野にcoarse cracklesを聴取する。ばち指を認める。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air):pH7.34、PaO2 53Torr、PaCO2 50Torr。胸部エックス線写真と胸部単純CTとを以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [100H038]←[国試_100]→[100H040]