- 55歳の男性。高熱、咽頭痛および軽度の呼吸困難を主訴に来院した。2日前から発熱と咽頭痛とがあった。昨夜から咽頭痛が増悪し、39℃台の発熱を認め、物が飲み込みにくくなり、徐々に息苦しさが出現した。寝ると息苦しさが増強する。声は含み声である。咽頭粘膜に軽度の発赤を認める。口蓋扁桃に著変はない。心音と呼吸音とに異常はない。
- まず行う検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [100H037]←[国試_100]→[100H039]
★リンクテーブル★
[★]
- 65歳の男性。夜半急激な下腹部痛が出現し、その後鮮紅色の下血があり救急車で搬入された。便秘の既往がある。脈拍92/分、整。血圧110/70mmHg。顔面蒼白。便は鮮紅色。血液所見:赤血球360万、Hb10.0g/dl、白血球9,000、血小板15万。血清生化学所見:総蛋白7.2g/dl、アルブミン3.5g/dl、総ビリルビン1.0mg/dl、AST15単位、ALT30単位。S状結腸部の大腸内視鏡写真を以下に示す。
[正答]
B
- 便秘は誘発因子
- 内視鏡所見で、限局性の粘膜浮腫と発赤。奥の方が狭窄して見えるけど、腫瘍ではない、ということか。
※国試ナビ4※ [100H036]←[国試_100]→[100H038]
[★]
- 48歳の男性。労作時の息切れを主訴に来院した。15年前から咳と痰とが持続している。数か月前から黄色痰を伴う咳が増悪し、1週前から血痰が出現した。両肺野にcoarse cracklesを聴取する。ばち指を認める。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air):pH7.34、PaO2 53Torr、PaCO2 50Torr。胸部エックス線写真と胸部単純CTとを以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [100H038]←[国試_100]→[100H040]