- 60歳の男性。持続する腰痛のため来院した。数年前から時々腰痛を自覚していた。平成16年2月にゴルフの後に腰痛が出現し、近医で薬物療法と理学療法とを受けたが腰痛は軽減せず、5月からは左下肢痛も加わり増悪傾向を示したため、紹介され7月に来院した。身長165cm、体重55㎏。体温36.9℃。下部腰椎に叩打痛を伴う運動痛がある。左殿部から左大腿部への放散痛はあるが歩行は可能である。Lasegueテスト両側陰性。左L4、L5およびS1神経根領域に感覚鈍麻と軽度の筋力低下とを認める。血液所見:赤血球390万、Hb11.3g/dl、Ht36%、白血球7,600。血清生化学所見:総蛋白7.0g/dl、アルブミン3.5g/dl、アルカリホスファターゼ346単位(基準260以下)、Na143mEq/l、K4.3mEq/l、Cl102mEq/l、Ca11.0mg/dl、P3.0mg/dl、CRP0.9mg/dl。5月と7月との腰椎エックス線単純写真正面像を以下に示す。最も考えられるのはどれか。
[正答]
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[★]
- 6か月の乳児。数回続けて起こる頸部前屈発作を主訴に来院した。在胎41週、出生体重3,320g、正常分娩で出生した。生後1週ころから、肩と背部とに2~3cmの木の葉のような形の白斑が数個あることに気付かれている。頭部単純CTを以下に示す。この疾患で正しいのはどれか。
[正答]
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- 28歳の女性。右下腿の激痛と歩行困難とを主訴に来院した。数年前から時々腰痛と右殿部痛とがあり、腰椎椎間板ヘルニアの診断を受けていた。今朝、顔を洗おうとしたとき、突然右下肢に激痛が走り動けなくなった。昨夜から排尿がない。右足外側に痛覚の脱失と触覚の鈍麻とがある。右アキレス腱反射は消失、右腓骨筋の筋力は2である。緊急手術の理由となる症候はどれか。
- a. 排尿障害
- b. 下肢の激痛
- c. 腓骨筋の麻痺
- d. 表在感覚の脱失
- e. アキレス腱反射の消失
[正答]
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