- 35歳の男性。全身倦怠感と体重減少とを訴えて来院した。全身の皮膚と口腔粘膜とに色素沈着を認める。脈拍88/分、整。血圧98/50 mmHg。血清生化学所見:Na128mEq/l、K5.4mEq/l。尿中17-OHCS 1。1mg/日(基準3~8)、尿中17-KS 1.2mg/日(基準3~11)。診断に最も有用な検査はどれか。
[正答]
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[★]
- 2歳の男児。けいれんと意識障害とを主訴に来院した。2月初めに発熱を体うインフルエンザに罹患し近医でアスピリンを投与された。感冒症状は軽快し解熱したが、10日後、突然の全身性けいれんを数分間に3回視察した。その直後から意識障害も出現した。体温37.6℃。昏睡状態であるが項部硬直とKernig徴候とを認めない。眼球結膜と皮膚とに黄染はない。右肋骨弓下に肝を4cm触知し、辺縁鈍・弾性硬である。脾は触知しない。血清生化学所見:血糖30 mg/dl、アンモニア220μg/dl(基準18~48)、総ビリルビン0.6 mg/dl、GOT 110単位(基準40以下)、GPT 330単位(基準35以下)。脳脊髄液所見:細胞数2/mm3(基準0~5)、蛋白30mg/dl(基準15~45)、糖50mg/dl(基準50~75)。診断確定のために必要なのはどれか。
- a. 血中アスピリン濃度測定
- b. 髄液ウイルス抗体価測定
- c. 脳波
- d. 脳シングルフォトンエミッションCT(SPECT)
- e. 肝生検
[正答]
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[★]
- 38歳の女性。近医で高血糖を指摘されて2か月前に来院した。その1か月前から、全身倦怠態と口渇とを自覚していた。身長158cm、体重52 kg。空腹時血糖280mg/dl。食事療法、運動療法およびインスリン注射で血糖値は徐々にコントロールされ、現在の空腹時血糖は140mg/dlである。今後の治療方針を決定する上で必要な検査はどれか。
[正答]
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