- 46歳の女性。上腹部の膨満態と嘔吐とを主訴に来院した。上腹部に腫瘤を触知し、少量の腹水を認めるが、肝腫大はみられない。血清生化学所見:総ビリルビン0.8mg/dl、GOT34単位(基準40以下)、GPT30単位(基準35以下)、アルカリホスファターゼ225単位(基準260以下)。上部消化管内視鏡による胃病変の生検組織H-E染色標本を以下に示す。
[正答]
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- 24歳の女性。2日前から1日8~10行の粘血便と下痢とが出現し、昨日から腹痛と発熱とをきたしたため来院した。8か月前から1日2行程度の粘血便があったが、そのまま放置していた。血液所見:赤血球324万、Hb 9.0 g/dl、Ht29%、白血球12,800、血小板38万。血清生化学所見:総蛋白5.9 g/dl、アルブミン2.9g/dl。CRP 5.2 mg/dl(基準0.3以下)。腹部エックス線単純写真を以下に示す。
- a. 絶飲食
- b. 抗コリン薬投与
- c. 副腎皮質ステロイド薬投与
- d. 中心静脈栄養施行
- e. 手術
[正答]
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- 23歳の男性。健康診断で食道の異常を指摘され、精査を希望して来院した。自覚症状はない。身体所見では軽度の脾腫を認める以外に特記すべき異常はない。食道内視鏡写真と経動脈性門脈造影写真とを以下に示す。考えられる疾患はどれか。
[正答]
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