- 65歳の男性。昨日左眼の前が突然真っ暗になり、1時間ほどで回復したが心配になり来院した。5年前から高血圧症と糖尿病との治療を受けている。半年前から右手に持っている箸を落したり、ろれつが回りにくくなるなどの一過性の症状に気付いていたが放置していた。神経学的に異常所見を認めない。最も可能性の高いのはどれか。
- a. 左鎖骨下動脈の狭窄
- b. 左椎骨動脈起治部の狭窄
- c. 左内頚動脈起始部の狭窄
- d. 左中大脳動脈起始部の狭窄
- e. もやもや病
[正答]
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[★]
- 12歳の男児。発熱と咽頭痛とを主訴に来院した。急性咽頭炎と診断された。血圧104/68mmHg。来院時尿所見:蛋白1+、沈渣に赤血球1~2/1視野、白血球1~2/1視野。翌日には解熱し、症状も軽快した。その時再検した尿所見:蛋白2+、沈渣に赤血球1/数視野、白血球1~2/1視野。血液所見:赤沈6mm/1時間。血清生化学所見:総蛋白7.0 g/dl、アルブミン4.5g/dl、尿素窒素12mg/dl、クレアチニン0.5 mg/dl、総コレステロール150 mg/dl。血清補体価正常。今後の方針として適切なのはどれか。
- (1) 蛋白制限食を勧める。
- (2) 入院を勧める。
- (3) 早朝第1尿を検査する。
- (4) 前弯負荷前後の検尿をする。
- (5) 腎生検を予約する。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
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- 8歳の女児。疲れやすいため母親に連れられ来院した。2年前から低身長、頻回の嘔吐および運動後の激しい疲れに気付いていた。2か月前に右半身のけいれんが2回あり、けいれん後に一過性の視力障害があった。母親も低身長であり、糖尿病の治療を受けている。来院時、全身の骨格筋にやせと脱力とがあり、軽度の難聴を認める。血清生化学所見:GOT 65単位(基準40以下)、GPT 50単位(基準35以下)、CK 200単位(基準10~40)、乳酸47mg/dl(基準5~20)。
- 診断はどれか。
[正答]
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