- 14歳の女子。4か月前から毎月ほぼ同時期に腹部膨満感と下腹部痛とが出現し、次第に増強するので来院した。初経は発来していない。恥骨上6cmに達する腫瘤を触知るする。乳房や陰毛の発育は正常である。この患者に適切なのはどれか。
[正答]
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[★]
- 12歳の男児。発熱と咽頭痛とを主訴に来院した。急性咽頭炎と診断された。血圧104/68mmHg。来院時尿所見:蛋白1+、沈渣に赤血球1~2/1視野、白血球1~2/1視野。翌日には解熱し、症状も軽快した。その時再検した尿所見:蛋白2+、沈渣に赤血球1/数視野、白血球1~2/1視野。血液所見:赤沈6mm/1時間。血清生化学所見:総蛋白7.0 g/dl、アルブミン4.5g/dl、尿素窒素12mg/dl、クレアチニン0.5 mg/dl、総コレステロール150 mg/dl。血清補体価正常。今後の方針として適切なのはどれか。
- (1) 蛋白制限食を勧める。
- (2) 入院を勧める。
- (3) 早朝第1尿を検査する。
- (4) 前弯負荷前後の検尿をする。
- (5) 腎生検を予約する。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
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[★]
- 63歳の女性。2か月前からの不正性器出血、体重減少および下腹部のしこりを訴え来院した。初診時、貧血はなく、内診では手拳大の子宮を触れ、付属器には異常を認めない。子宮腫瘍の診断で摘出手術を行った。摘出臓器の割面写真とH-E染色標本とを以下に示す。この疾患について正しいのはどれか。
- a. 超音波検査で子宮筋腫と鑑別できる。
- b. CA125が上昇する。
- c. 上皮性の子宮腫瘍である。
- d. 血行性に転移する。
- e. 術後に放射線治療が有効である。
[正答]
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