UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
- 1. 骨粗鬆症による胸腰椎圧迫骨折：臨床症状および医療 osteoporotic thoracolumbar vertebral compression fractures clinical manifestations and treatment
- 2. 成人における脊髄損傷：定義、機序、および放射線学的所見 spinal column injuries in adults definitions mechanisms and radiographs
- 3. ニ重エネルギーX線吸収測定の概要 overview of dual energy x ray absorptiometry
- 4. 成人における腰痛の評価 evaluation of low back pain in adults
- 5. 小児または思春期のアスリートにおける頸部の筋骨格損傷の概要 overview of musculoskeletal neck injuries in the child or adolescent athlete
Related Links
- 圧迫骨折とはどのような病気なのでしょうか？症状や原因、治療方法は？このページ では圧迫骨折について詳しく説明していきましょう。
- チョットしたことで腰の骨が圧縮されてヒビが入ります。高齢者の腰痛にはこの圧迫骨折 が必ずといって良いほど何らか関与しています。何度か繰り返えすと身長が低くなり腰 が曲がってきます。急性期は激痛に見舞われ、朝起きる時や立ち上がりが大変です。
Related Pictures
★リンクテーブル★
| リンク元 | 「圧迫骨折」 |
| 関連記事 | 「骨折」「圧縮」 |
「圧迫骨折」
骨粗鬆症性圧迫骨折と腫瘍性圧迫骨折の鑑別
- BOX16-17 骨粗鬆症性圧迫骨折と腫瘍性圧迫骨折の鑑別に有用な画像所見(Griffith JF, Guglielmi G:Vertebral fracture. Radiol Clinc North Am 2010;48:519-530. 関節MRIp.737
- 1) 特に有用とされる画像所見
- 椎体内の脂肪信号が保たれる
- MRIで信号変化が椎体に限局し、後方成分の変化を見ない
- 骨内・外に腫瘤形成がない
- 脛骨、上位胸椎(T1-5)に骨折をみない
- CTで罹患椎体の骨量がたもたれる。
- 2) 比較的有用とされる画像所見
- 対体内の液体貯留やガス像
- 終板下の骨折線を表すT1強調像での線状の低信号
- 罹患椎体周囲の軟部組織腫脹が軽微か認めない
- 硬膜外腫瘤腫瘤形成を認めない
圧迫骨折の良悪性の鑑別
：BOX2 MRI圧迫骨折の良悪性の鑑別(Bowen BC, etal:Spine Imaging: Case Review 2nd ed. Mosby, Philadelphia, 2008, pp99-100, 145-146)(脊椎脊髄疾患のMRI p.146)
- 【良性を示唆する所見、特異性の高い順に】
- 1. 骨折線を認める(T2 or 造影T1)
- 2. fluid sign(骨折した椎体内に液体貯留)の存在
- 3. 椎体内ガス像(intervertebral vaccum cleft)の存在
- 4. 軟部組織に腫瘤を伴わない
- 5. 椎弓根には病変が及ばない
- 6. 椎体後縁皮質が保たれている
- 7. 椎体のV字変形
- 良性の圧迫骨折では急性期はT1強調画像で低信号をしめし、(3ヶ月の経過で)次第に高信号に変化するが、悪性骨折では低信号領域のまま。
「骨折」
- 英
- fracture
- 関
高齢者における骨折の好発部位
- 参考1
多い
- 上腕骨頚部：転倒して手を伸ばしてついた、直接方外側を打った場合に外科頚骨折しやすい。特に高齢者、特に女性に多い。
- 橈骨遠位部：コーレス骨折(Colles骨折)は10歳前後の小児と骨粗鬆症を有する老人に多い。
- 椎骨(椎体圧迫骨折)：骨粗鬆症を生じている女性に多い。
- 大腿骨頚部
やや多い
- 肋骨
- 上腕骨遠位部
- 坐骨？
- 大腿骨遠位部
- 脛骨近位部
- 脛骨位部
小児の骨折
- →小児骨折
骨折による骨癒合しにくい部位
- 血流が乏しいことによる
- 大腿骨頚部内側骨折、手根骨舟状骨骨折、脛骨中下1/3骨折、距骨骨折
骨折による出血量
- SOR.631
- 開放骨折の場合には2倍の出血量が予想される。
| 骨盤骨折 | 1000-5000ml |
| 大腿骨骨折 | 500-1000ml |
| 脛骨骨折 | 500ml |
| 上腕骨骨折 | 350ml |
診察
- 1. 皮下骨折/開放骨折
- 2. 血管損傷の有無
- 3. 末梢神経損傷の有無
- 4. 軟部組織の損傷
- 5. 受傷部位周辺臓器の損傷
- 6. 受傷後の時間経過
参考
- 1. 高齢者の転倒障害
「圧縮」
- 英
- compression、compress、compressive
- 関
- 圧迫、圧迫症、加圧、湿布