- 英
- conduction block
- 関
- 伝導障害
UpToDate Contents
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- 1. 神経伝導検査の概要 overview of nerve conduction studies
- 2. 房室ブロックの原因 etiology of atrioventricular block
- 3. 心筋梗塞後の伝導異常 conduction abnormalities after myocardial infarction
- 4. 心室内伝導遅延への基本的アプローチ basic approach to delayed intraventricular conduction
- 5. 第1度房室ブロック first degree atrioventricular block
Japanese Journal
- Photosensitization reaction による心筋電気伝導ブロック : イヌを用いた in vivo 運用
- 本橋 沙彌佳,伊藤 亜莉沙,高橋 芽意,小川 恵美悠,木村 雄弘,福本 耕太郎,高月 誠司,三好 俊一郎,荒井 恒憲
- 日本レーザー医学会誌 = The Journal of Japan Society for Laser Medicine 32(2), 240, 2011-08-31
- NAID 10029678412
- 多彩な機能的伝導ブロックを認めた非通常型房室結節リエントリー性頻拍の1例
- 澤崎 浩平,齋藤 誠,武藤 真広
- 心電図 31(3), 242-248, 2011
- 症例は70歳女性.頻回の動悸発作にて救急外来受診.頻拍時の心電図は,II,III,aVFで陰性の逆行性P波を認めるLong RP’頻拍であった.今回アブレーション目的に入院.電極カテーテル挿入時のカテ刺激にて容易に頻拍が誘発され,narrow QRS頻拍,1 : 1 完全右脚ブロック(CRBBB : complete right bundle branch block)頻拍,2 : 1 narro …
- NAID 130001164276
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- 伝導ブロック(conduction block)とは神経線維の限局性の障害によって伝導が遮断される現象をいい、ブロック部の近位刺激では遠位刺激に比べて振幅が著明に減少することになります。 通常は、この部分での伝導速度低下を伴い ...
- 純粋な伝導ブロックを生じた場合、CMAPは振幅のみ低下し、持続時間の増加はない。しかし通常、伝導ブロックは伝導遅延と混在するため、振幅低下には持続時間延長を伴う。 時間的分散 脱髄により神経束内の伝導時間にばらつきが ...
- 房室ブロック(AVブロック)の心電図の特徴と主な症状・治療などについて解説します。 ... 第33問 心房頻拍、心房細動、心房粗動の略語の組み合わせで正しいのはどれか?
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- 次の文を読み、 59~ 61の問いに答えよ。
- 22歳の男性。全身の筋力低下のため搬入された。
- 現病歴: 5日前に下痢と悪心とがあった。昨日の起床時に歯ブラシをしっかり握れず、朝食時には箸を使えなかった。昼には両腕を持ち上げることができなくなり、夕食時には舌がもつれて話しにくく、むせるようになった。今朝は起き上がれず、母親が救急車を要請し、即日入院となった。
- 既往歴:特記すべきことはない。
- 生活歴:大学 4年生。
- 家族歴:特記すべきことはない。
- 現症:意識は清明。身長 168 cm、体重 63 kg。体温 36.8℃。脈拍 64/分、整。血圧 150/96 mmHg。呼吸数 18/分。 SpO2 96% ( room air)。認知機能に異常を認めない。両眼の睫毛徴候を認め、鼻唇溝は浅く、口笛を吹くまねができない。構音はやや不明瞭で、軽度の嚥下障害を認める。顔面の感覚には異常を認めない。臥位での頭部挙上ができない。徒手筋力テストで上肢は 1~ 2に低下し、下肢も 3に低下している。握力は両側 0 kgである。上下肢とも筋萎縮と感覚障害とを認めない。腱反射は上下肢とも消失し、病的反射を認めない。自力歩行はできない。排尿と排便とに異常を認めない。
- 検査所見:尿所見と血液所見とに異常を認めない。血液生化学所見:総蛋白 7.0g/dl、アルブミン 3.9 g/dl、総ビリルビン 0.9 mg/dl、AST 33 IU/l、ALT 26 IU/l、CK 86 IU/l(基準 30~140)、尿素窒素 18 mg/dl、クレアチニン 0.8 mg/dl、血糖 86 mg/dl、Na 138 mEq/l、K 4.4 mEq/l、Cl 97 mEq/l。CRP 0.8 mg/dl。動脈血ガス分析 ( room air)に異常を認めない。呼吸機能検査:% VC 73.1%、 FEV1% 94.5%。心電図と胸部エックス線写真とに異常を認めない。脳脊髄液所見:初圧 155 mmH2O(基準 70~170)、細胞数 2 /mm3(基準 0~ 2)(単核球 100% )、蛋白 83 mg/dl(基準 15~45)、糖 69 mg/dl(基準 50~75)。
- この患者の確定診断のために入院日と 2週後に神経伝導検査を行った。誘発筋電図では waningと waxingとを認めなかった。 2週後の尺骨神経の運動神経伝導検査所見 (別冊 No. 8)を別に示す。なお、尺骨神経の運動神経伝導速度の正常値は 45 m/秒以上である。
- この神経伝導検査でみられる所見はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [108B059]←[国試_108]→[108B061]
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- 68歳の男性。食べ物が飲み込みにくいことを主訴に来院した。2か月前から、食事の際にむせやすくなり、最近、重い物が持ちにくくなったため受診した。65歳ころから自宅近くの診療所で高血圧症の治療を受けている。意識は清明。身長 172cm、体重 68kg。体温 36.4℃。脈拍 88/分、整。血圧 146/82mmHg。眼球運動に異常を認めない。舌に軽度の萎縮と線維束性収縮とを認める。徒手筋力テストで頸部前屈筋群4、三角筋4である以外は正常で、握力は右 28kg、左 24kgである。腱反射は上下肢ともに軽度に亢進している。血液生化学所見に異常を認めない。上腕二頭筋で施行した安静時の針筋電図(別冊No. 6)を別に示す。
- 針筋電図で認められるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [110E043]←[国試_110]→[110E045]
[★]
- 英
- conduction disturbance, conduction block、conduction defect、conduction disorder
- 関
- 伝導ブロック
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- 英
- multifocal demyelinating neuropathy with persistent conduction block
- 関
- 多巣性運動神経障害、多巣性運動ニューロパチー multifocal motor neuropathy MMN
- 1982年にLewis, Sumnerが報告。ALSとの鑑別を要する病態。抗GM1-IgM抗体が上昇することがある。治療では大量ガンマグロブリン静注が奏効するものがある。
参考
- 1. Multifocal demyelinating neuropathy with persistent conduction block.
- Lewis RA, Sumner AJ, Brown MJ, Asbury AK.AbstractWe describe five patients with a chronic asymmetric sensorimotor neuropathy most pronounced in the upper extremities with focal involvement of individual nerves. Diagnosis was established by electrophysiologic evidence of persistent multifocal conduction block. Sural nerve biopsy in three patients showed primarily demyelinating-remyelinating changes with varying degrees of fiber loss. Two patients had acute optic neuritis, indicating that the disorder was not always restricted to the peripheral nervous system. Two patients treated with corticosteroids improved, whereas three untreated patients had static deficits or steady progression of symptoms. Chronic multifocal demyelinating neuropathy with persistent conduction block seems to be a variant of chronic acquired demyelinating polyneuropathy and may be immunologically mediated.
- Neurology.Neurology.1982 Sep;32(9):958-64.
- We describe five patients with a chronic asymmetric sensorimotor neuropathy most pronounced in the upper extremities with focal involvement of individual nerves. Diagnosis was established by electrophysiologic evidence of persistent multifocal conduction block. Sural nerve biopsy in three patients s
- PMID 7202168
- 2. 多巣性運動ニューロパチーと伝導ブロックの新しい考え方
- http://medicalfinder.jp/ejournal/1406100507.html
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- 英
- bidirectional conduction block
- 同
- 両方向ブロック bidirectional block、二方向ブロック
- 関
- 伝導ブロック
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- 英
- transduction, conduction
- 関
- 興奮伝導、伝達
- ニューロン介して情報が活動電位として伝わることを伝導という、と思う。
- 伝達とは確実に区別する
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- 英
- block, Bloch
- 関
- 塊、遮断、阻止、封鎖