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- 疎経活血湯エキス、立効散エキス、竜胆瀉肝湯エキス、龍胆瀉肝湯エキス
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/09/02 12:01:52」(JST)
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リュウタン(竜胆・龍胆)は、生薬の1種である。日本薬局方に収録されている。リンドウ属 Gentiana の数種の根から作られる。
原料種には、厚生労働省告示によると
- トウリンドウ G. scabra
- G. manshurica
- G. triflora
の3種が認められている。日本ではトウリンドウの1変種リンドウ G. scabra var. buergeriが知られる。
苦味健胃作用がある。竜胆を含む漢方方剤には竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)、立効散(りっこうさん)などがある。この苦味は強く、「まるで竜の胆(きも)のようだ」というところから「竜胆(りんどう)」と名づけられたといわれている。
なお、近縁種の生薬として Gentiana lutea の根のゲンチアナがある。
Japanese Journal
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- 小林 渚,角田 利枝,菊地 正史 [他],八百板 康範,町田 浩一,菊地 正雄
- 東北薬科大学研究誌 50, 85-88, 2003-12
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
〔東洋〕龍胆瀉肝湯エキス細粒
組成
- 本剤は、龍胆瀉肝湯の水製エキスに賦形剤(トウモロコシデンプン)を加えて製したものである。
本剤 9.0g 中
日局トウキ 5.0g 日局シャゼンシ 3.0g
日局ジオウ 5.0g 日局リュウタン 1.5g
日局モクツウ 5.0g 日局サンシシ 1.5g
日局オウゴン 3.0g 日局カンゾウ 1.5g
日局タクシャ 3.0g
上記の混合生薬より抽出した龍胆瀉肝湯の水製エキス5.7gを含有する。
効能または効果
- 比較的体力があり、下腹部筋肉が緊張する傾向があるものの次の諸症
- 排尿痛、残尿感、尿の濁り、こしけ
- 通常 大人 1日 3回 1回 3.0g(1包)を空腹時経口投与 年齢症状により適宜増減する。
慎重投与
- 著しく胃腸の虚弱な患者[食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、下痢等があらわれることがある。]
- 食欲不振、悪心、嘔吐のある患者[これらの症状が悪化するおそれがある。]
重大な副作用
間質性肺炎
- 間質性肺炎:咳嗽、呼吸困難、発熱、肺音の異常等があらわれた場合には、本剤の投与を中止し、速やかに胸部X線、胸部CT等の検査を実施するとともに副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
偽アルドステロン症
- 低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重増加等の偽アルドステロン症があらわれることがあるので、観察(血清カリウム値の測定など)を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。
ミオパシー
- 低カリウム血症の結果としてミオパシーがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、脱力感、四肢痙攣・麻痺等の異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。
肝機能障害、黄疸
- AST(GOT)、ALT(GPT)、Al−P、γ−GTP等の著しい上昇を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
★リンクテーブル★
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- 疎経活血湯、漢方製剤
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- 日
- りゅうたんしゃかんとう
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- 漢方製剤、竜胆瀉肝湯
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- 関
- 漢方製剤、龍胆瀉肝湯
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ゲンチアナ。欧竜胆