微小変化群
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Japanese Journal
- ヒト末梢血リンパ球におけるグルココルチコイドレセプターの基礎的検討
- 楊 国昌,中島 典子,前田 基晴,渡辺 言夫,松島 早月,渡邊 卓,田坂 哲哉,市村 英正,保科 弘毅
- 日本小児腎臓病学会雑誌 10(1), 26-28, 1997
- ヒト末梢血リンパ球におけるグルココルチコイドレセプター (GR) の細胞内分布の検討と,サブセットでのGR蛋白発現量の変動を半定量的に測定した。採取直後に固定したリンパ球のGRは,細胞質以外に核内にも強く認められた。サブセットのGR蛋白量を,フローサイトメトリーで測定した結果,CD19陽性細胞が最も強く,CD8,CD4の順に減少した。合成ステロイド剤で治療したリポイドネフローゼ症例では,経時的に …
- NAID 130000127658
- 成人発症リポイドネフローゼにおけるアレルギー因子の関与の検討 : 特にダニ抗原の関与について
- 朴 正佑,新保 秀光,赤木 太郎,戸塚 大輔,柴田 孝則,斉藤 研一,北沢 孝三,伊藤 正吾,杉崎 徹三
- アレルギー 41(10), 1492-1499, 1992-10-30
- 成人発症のMCNS (minimal change nephrotic syndrome) を対象 (17症例) に, アレルギー因子の関与について血中IgE値及びH.D. 1, H.D. 2, D.f. 及びD. p.のRAST scoreに基づいて検討を行った. 17症例中3症例でアレルギー歴を有していた. 治療前で平均の血中IgE値は877IU/mlを示した. MCNS発症時7症例で高IgE …
- NAID 110002421142
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★リンクテーブル★
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- 英
- minimal change disease
- 同
- 微少変化群、微小糸球体変化 minor glomerularabnormality、リポイドネフローゼ lipoid nephrosis
- 微小変化型ネフローゼ症候群 minimal change nephrotic syndrome, MCNS
- 関
- 一次性ネフローゼ症候群、原発性ネフローゼ症候群
概念
- 光学顕微鏡で糸球体に変化が認められないが電子顕微鏡で異常が認められる。
- 小児に多い。
- 小児のネフローゼ症候群の約80%を微小変化群がしめる。
- 成人のネフローゼ症候群の約20%を微小変化群がしめる。
疫学
- 小児に多い(2-6歳)。蛋白尿で発見(学校検尿で)
治療
予後
- 予後は良好→消失(治療する必要もなし) ← ????
- 小児例
- 90%の症例でステロイドに反応して寛解。寛解例の2/3で再発し、いくらかはステロイド依存状態となる。25年後に5%の例で慢性腎不全となる。この群の殆どの人が巣状分節状糸球体硬化症をともなうネフローゼ症候群を呈している。(BPT.550)
- ステロイド療法に反応するが、治療への反応は小児例より遅く、また再発しやすい。(BPT.550)
病理
- 光学顕微鏡、蛍光で異常な変化(-)、電子顕微鏡で観察できる(+)
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国試
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[★]
- 英
- nephrosis
- 関
- ネフローゼ症候群
[★]
- 英
- lipoid
- 関
- 類脂質