- 英
- ribosomal RNA rRNA
- 同
- リボソームリボ核酸 ribosomal ribonucleic acid
- 関
- RNA
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- the 18th letter of the Roman alphabet (同)r
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- ribonucleic acid・リボ核酸
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/11/20 21:44:30」(JST)
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リボソームRNAはリボソームを構成するRNAであり、RNAとしては生体内でもっとも大量に存在する。通常rRNAと省略して表記される。
原核生物では沈降係数に由来する命名で23Sと5Sがリボソーム大サブユニット(50Sサブユニット)に含まれる。また小サブユニット(30Sサブユニット)には16SrRNAが含まれる。クレンアーキオータ(5Sが独立している)を除き16S, 23S, 5Sの順に並んだオペロン構造を持っている。
真核生物の大サブユニット(60Sサブユニット)には一般に28Sと5.8S、5S rRNA、小サブユニット(40Sサブユニット)には18S rRNAが含まれるが、種によってその数字には若干の違いがある。 ヒトにおいてはこのうち28S、5.8S、18S RNAは一つの転写単位に由来する。これはrRNA前駆体と呼ばれる約2 kbのRNAであり、RNAポリメラーゼIによって核小体で転写される。転写されたrRNA前駆体は、snoRNAなどの様々なRNAやタンパク質の働きをうけて、不要な部分が取り除かれ、また修飾を受けてrRNAになる。一方、5S RNAはRNAポリメラーゼIIIにより転写される。 rRNAはタンパク質合成の触媒反応の活性中心を形成していると考えられている。
リボソームの構成[1]
リボソーム粒子 |
粒子構成 |
rRNA |
タンパク質 |
70Sリボソーム(原核生物) |
50Sサブユニット |
5S, 23S |
34種 |
30Sサブユニット |
16S |
21株 |
70Sリボソーム(古細菌)[2] |
50Sサブユニット |
5S, 23S |
40種 |
30Sサブユニット |
16S |
28株 |
80Sリボソーム(真核生物) |
60Sサブユニット |
28S, 5.8S, 5S |
46種 |
40Sサブユニット |
18S |
32種 |
関連用語
参考文献
- ^ 田村隆明・松村正實 『基礎分子生物学(第2版)』 東京化学同人、2002年、P.101
- ^ Lecompte, O., Ripp, R., Thierry, J.C., Moras, D., and Poch, O. (2002). “Comparative analysis of ribosomal proteins in complete genomes: An example of reductive evolution at the domain scale”. Nucleic Acids Research 30: 5382–5390. PMID 12490706.
核酸 |
|
構成要素 |
核酸塩基 · ヌクレオシド · ヌクレオチド
|
|
リボ核酸 |
mRNA (pre-mRNA/hnRNA) · tRNA · rRNA · aRNA · gRNA · miRNA · ncRNA · piRNA · shRNA · siRNA · snRNA · snoRNA · stRNA · ta-siRNA · tmRNA
|
|
デオキシリボ核酸 |
cDNA · cpDNA · gDNA · msDNA · mtDNA
|
|
核酸アナログ |
GNA · LNA/BNA · PNA · TNA · モルホリノ
|
|
クローニングベクター |
ファージミド · プラスミド · ラムダファージ · コスミド · P1ファージ · フォスミド · BAC · YAC · HAC
|
|
主要な生体物質
ペプチド - アミノ酸 - 核酸 - 炭水化物 - 脂肪酸 - テルペノイド - カロテノイド
テトラピロール - 補因子 - ステロイド - フラボノイド - アルカロイド - ポリケチド - 配糖体 |
|
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 転写開始因子のTIF-1Aのsplicing variantであるTIF-90は白血病細胞においてリボソームRNAの生成を促進する
- 腸内細菌研究の基礎分野における近年の進歩 : 腸内細菌の解析方法,代謝 (第1土曜特集 腸内細菌と疾患)
- LXRαの核小体への局在とリボソームDNA転写制御
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★リンクテーブル★
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リボソームRNA ribosomal RNA
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リボソームRNA rRNA
[★]
- 英
- rRNA operon
- 関
- rrnBオペロン
[★]
- 英
- ribosomal RNA gene、rRNA gene
[★]
- 英
- self-splicing ribosomal RNA
[★]
- 英
- ribosome
- 関
- 細胞
- mRNAを元にアミノ酸を重合してタンパク質を合成する細胞小器官
- rRNAとタンパク質からなる
- HE染色では好酸性に染まる。核酸成分(rRNA)が多いため青染することになる。
- 原核生物:70S = 30Sサブユニット + 50Sサブユニット
- 真核生物:80S = 40Sサブユニット + 60Sサブユニット
タンパク質合成 (ECB.252)
- mRNAの5'側にE部位が位置し、P部位、A部位の順に並んでいる。
- 1. コドンに対応するアミノアシルtRNAがA部位に取り込まれる
- 2. アミノアシルtRNAのアミノ酸に、ペプチジルtRNAに結合しているペプチドが転移される
- リボソームがスライドすることで、ペプチドを渡したtRNAはE部位に、ペプチジルtRNAはP部位に移動する。
- 3. E部位のtRNAはリボソームから遊離する
- 4. 1.へもどる
抗菌薬の作用点
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- 同
- リボ核酸 ribonucleic acid RNA
- 関
- DNA