- 英
- molar concentration、(容量比の)molarity、(重量比の)molality、(単位)molar、M
- 関
- 臼歯、メチオニン、モル、メガ、重量モル濃度、容積モル濃度、大臼歯
WordNet
- the 13th letter of the Roman alphabet (同)m
- pertaining to large units of behavior; "such molar problems of personality as the ego functions"--R.R. Hunt
- grinding tooth with a broad crown; located behind the premolars (同)grinder
- containing one mole of a substance; "molar weight"
- designating a solution containing one mole of solute per liter of solution
- of or pertaining to the grinding teeth in the back of a mammals mouth; "molar teeth"
- concentration measured by the number of moles of solute per liter of solution (同)molar_concentration, M
- concentration measured by the number of moles of solute per kilogram of solvent (同)molal concentration
PrepTutorEJDIC
- Mach number / mark[s] / Monsieur
- 臼歯(きゅうし)
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/09/25 15:29:35」(JST)
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化学においてモル濃度(モルのうど、Molar concentration)とは、濃度を表す方式の一つで、溶液1 L中の溶質をそのモル数を使って表したものである。単位は[mol/L]。化学や生化学などでよく用いられる濃度表示法であるが、ほとんどの溶液の体積が熱膨張の影響で温度に依存するため熱力学では使われにくい。しかし、この問題は温度補正係数や重量モル濃度など温度が影響しない方法をとることにより解決される[1]。
直近の国際機関JCGM 200:2012 (VIM3) の用語に従えば、これは、物質量濃度(amount of substance concentration = amount of concentration = substance concentration = concentration 濃度)[2]のことである。
目次
- 1 定義
- 2 単位
- 3 例
- 4 脚注
- 5 関連項目
定義
モル濃度は一般に1 L中の溶質のモル数である。広義には、単位体積あたりの物質量もしくは利用できる単位体積で定義し、小文字のcで表す。
nは溶質のモル数[1]、Nは体積V中の分子の個数、N/Vが個数濃度Cで、NAはアボガドロ定数である。
単位
読み |
単位 |
濃度 |
ミリモーラー |
mM |
10-3 M |
マイクロモーラー |
μM |
10-6 M |
ナノモーラー |
nM |
10-9 M |
ピコモーラー |
pM |
10-12 M |
フェムトモーラー |
fM |
10-15 M |
アトモーラー |
aM |
10-18 M |
ゼプトモーラー |
zM |
10-21 M |
ヨクトモーラー |
yM[3] |
10-24 M
(1.6 L中に1分子) |
SI単位系ではこの濃度は[mol/m3]で表す。多くの文献では伝統的に[mol/dm3]や [mol dm-3]が用いられるが、これらは[mol/L]に同じである。また、頭文字をとって大文字で[M](モーラー(Molar)と読む)とも書かれ、しばしばSI接頭辞とともに使用される。
- mol/m3 = 10-3 mol/dm3 = 10-3 mol/L = 10-3 M = 1 mM
mMは10-3 mol/L 、μMは10-6 mol/Lを意味する。その他は右表にまとめている。
例
- 2.00 mol/LのNaCl水溶液100 mLを調製することを考える。NaClの式量は58.0 g/molとすると、NaClは、2.00 mol/L×(58 g/mol)×(100 mL/1000 mL) = 11.6 g必要となる。~80.0 mLの水にNaClを溶解させ、100mLになるまで水をつぎ足すことにより2 mol/LのNaCl水溶液100 mLができる。
- 100 mLの水に11.6 gのNaClが溶解しているとする。水の密度は約1 g/mLであるので、質量パーセント濃度は(11.6 g)/(11.6 g + 100 g)×100 wt% = 10.4 wt%である。溶液の密度は1.07 g/mLであり、その体積は(11.6 g + 100 g)/(1.07 g/ml) = 104.3 mLである。したがってNaClのモル濃度は(11.6 g)/(58 g/mol)/(104.3 ml)×1000 = 1.92 Mとなる。
脚注
- ^ a b Kaufman, Myron (2002). Principles of thermodynamics. CRC Press. p. 213. ISBN 0-8247-0692-7
- ^ International vocabulary of metrology – Basic and general concepts and associated terms (VIM) 3rd edition
- ^ David Bradley. “How low can you go? The Y to Y”. 2009年6月13日閲覧。
関連項目
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 11P-203 マイクロスケール実験によるエタノール水溶液の密度測定 : モル濃度と過剰モル体積の算出(化学教材・教育法,一般研究発表(口頭発表))
- エタノール水溶液の密度測定に関するマイクロスケール実験
- 三浦 孝之,阿久澤 良造
- ミルクサイエンス 59(1), 1-8, 2010-04-00
- … さらに、同モル濃度の各種カゼイン(α、β、κ)が遊離カテキン量へ及ぼす影響を調べたところ、β-カゼインが最も遊離カテキン量を減少させた(約35%減少)。 …
- NAID 40017094189
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- モル濃度 = 溶液1L 中の硫酸の質量 × = 1.83 × 1000 × 0.98 × = 18.3 ≒ 18[mol/L] 問題 14 1) 水 160 gと純硫酸 40 gを混合すると、密度 1.15 g /cm 3 の希硫酸となる。この希硫酸を①質量パーセント濃度、②モル濃度で 表せ。(H 2 4 ...
- 2)「モル濃度」は便利! 「酸」と「塩基」の中和反応を例に、「モル濃度」の利便性を考察してみよう。 「塩酸と水酸化ナトリウムの中和反応」を例にとると・・・・・・ その化学反応式・・・HCl+NaOH → NaCl+H2O ∵ H + ・Cl ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 関
- M、mol、molality、molar concentration、molarity、mole
[★]
モル濃度、重量モル濃度
- 関
- M、molar、molar concentration、molarity
[★]
モル濃度、容積モル濃度
- 関
- M、molality、molar、molar concentration
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- 英
- mega、M
- 関
- 巨大、メチオニン、モル濃度
[★]
- 関
- M、molality、molar、molarity
[★]
- 英
- osmolality
- 関
- イオン強度、浸透圧、重量モル浸透圧濃度、容積モル浸透圧濃度
[★]
- 英
- molar concentration
- 関
- モル濃度
[★]
- 英
- molarity
- 関
- モル濃度
[★]
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- モル濃度
[★]
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- concentration、conc.
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- 集中、濃縮
[★]
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