エチニルエストラジオール、ノルゲストレル
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Japanese Journal
- 授精前培養卵子を用いた配偶子卵管内移植法 (New GIFT法) の開発とその臨床成績の検討
- 田中 温,戸枝 通保,長沢 敢,山本 勉,中潟 直己
- 日本産科婦人科學會雜誌 40(12), 1859-1866, 1988-12-01
- 少なくとも一側の卵管が開存している不妊症の新しい治療法として, 授精前培養後の卵子を用いた配偶子卵管内移植 (New GIFT) を開発し臨床に応用した。114例の臨床成績を分析し, 妊娠の成立に影響を与える因子について検討した。1. 妊娠率は対周期あたり37% (42/114), 対患者あたり42% (42/100), 流産率は19% (8/42) であり, 卵子の授精前培養を行わない場合より良 …
- NAID 110002113438
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- プラノバールとは?ノルゲストレル,エチニルエストラジオールの効能,副作用等を説明, ジェネリックや薬価も調べられる(おくすり110番:薬事典版)
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
プラノバール配合錠
組成
成分・含量(1錠中)
- ノルゲストレル 0.5mg
エチニルエストラジオール 0.05mg
添加物
- 乳糖水和物、トウモロコシデンプン、ポビドン、タルク、ステアリン酸マグネシウム、白糖、マクロゴール6000、沈降炭酸カルシウム、サラシミツロウ、カルナウバロウ
禁忌
- 血栓性静脈炎、肺塞栓症又はその既往歴のある患者
[血液凝固能が亢進され、これらの症状が悪化又は再発することがある。]
- エストロゲン依存性悪性腫瘍(例えば、乳癌、子宮内膜癌)及びその疑いのある患者
[エストロゲン作用により、腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがある。]
- 重篤な肝障害のある患者
[肝障害を悪化させるおそれがある。]
- 前回妊娠中に黄疸又は持続性そう痒症の既往歴のある患者
[症状が再発するおそれがある。]
- 前回の妊娠中に悪化した耳硬化症の既往歴のある患者
[症状が再発するおそれがある。]
- 妊娠ヘルペスの既往歴のある患者
[症状が再発するおそれがある。]
- 鎌状赤血球貧血のある患者
[血栓症又は肝障害を起こすおそれがある。]
- デュビン・ジョンソン症候群、ローター症候群の患者
[症状を悪化させるおそれがある。]
- 脂質代謝異常のある患者
[症状を悪化させるおそれがある。]
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人
[「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照]
- 診断の確定していない異常性器出血のある患者
[悪性腫瘍の場合、症状を悪化させるおそれがある。]
効能または効果
機能性子宮出血
効能又は効果/用法及び用量
月経困難症、月経周期異常(稀発月経、頻発月経)、過多月経、子宮内膜症、卵巣機能不全
- 1日1錠を月経周期第5日より約3週間連続投与する。
慎重投与
- 肝障害のある患者
[肝障害を悪化させるおそれがある。]
- 子宮筋腫のある患者
[子宮筋腫の発育を促進するおそれがある。]
- 乳癌の既往歴のある患者
[乳癌が再発するおそれがある。]
- 乳癌家族素因が強い患者、乳房結節のある患者、乳腺症の患者又は乳房レントゲン像に異常がみられた患者
[症状が増悪するおそれがある。]
- 心疾患・腎疾患又はその既往歴のある患者
[ナトリウム又は体液の貯留により症状を悪化させることがある。]
- てんかん患者
[症状を悪化させるおそれがある。]
- 糖尿病患者
[耐糖能が低下することがあるので、十分コントロールを行いながら投与すること。]
- 40歳以上の女性
[一般に血栓症等の心・血管系の障害が発生しやすくなる年代であるため、これを助長するおそれがある。]
- 骨成長が終了していない可能性がある患者
[骨端閉鎖をきたすおそれがある。]
- ポルフィリン症の患者
[症状を悪化させるおそれがある。]
- テタニーのある患者
[症状を悪化させるおそれがある。]
- 高血圧のある患者
[症状を悪化させるおそれがある。]
- 授乳中の婦人
[「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照]
重大な副作用
血栓症(脳、心筋、肺、網膜、四肢等)
- 血栓症(脳、心筋、肺、網膜、四肢等)(0.1?0.2%未満)があらわれることがある。次のような場合は投与を中止すること。初めて片頭痛が発現したとき、又は激しい頭痛が頻発するとき、急性視力障害、血栓性静脈炎又は血栓塞栓症の初期症状があらわれたとき、手術予定(6週間前)及び体を動かせない状態(事故など)で顕著な血圧上昇がみられたとき。
薬効薬理
- 健常婦人の月経延長テストで、ノルゲストレルの黄体ホルモン作用は酢酸ノルエチステロンの2.5倍、ノルエチノドレルの5倍、酢酸メゲステロールの2.5倍である(外国データ)。3)
- 健常婦人の月経延長テストで、ノルゲストレルは卵胞ホルモンを配合することにより黄体ホルモン作用が増強される(外国データ)。3)
- 去勢マウスの腟スメアテストで、ノルゲストレルの抗エストロゲン作用はノルエチステロンの10倍である。4)
- 去勢ラットを用いた試験で、ノルゲストレルの男性ホルモン作用は同一黄体ホルモン作用量で、ノルエチステロンの1/18である。4)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- 13-Ethyl-17-hydroxy-18,19-dinor-17α-pregn-4-en-20-yn-3-one
分子式
分子量
融点
性状
- 本品は白色の結晶又は結晶性の粉末である。
本品はテトラヒドロフラン又はクロロホルムにやや溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けにくく、ジエチルエーテルに溶けにくく、水にほとんど溶けない。
一般名
- エチニルエストラジオール(Ethinylestradiol)〔JAN〕
化学名
- 17α-Ethynylestra-1,3,5(10)-triene-3,17β-diol
分子式
分子量
融点
性状
- 本品は白色?微黄色の結晶又は結晶性の粉末で、においはない。
本品はピリジン又はテトラヒドロフランに溶けやすく、エタノール(95)又はジエチルエーテルにやや溶けやすく、水にほとんど溶けない。本品は水酸化ナトリウム試液に溶ける。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- ethinylestradiol, ethynylestradiol
- 商
- プロセキソール
- 経口避妊剤(経口避妊薬)
- (ノルエチステロン、エチニルエストラジオール)オーソ777-21、ノリニール、ルナベル、オーソM-21、シンフェーズT28
- (レボノルゲストレル、エチニルエストラジオール)トライディオール21、トライディオール28、トリキュラー、アンジュ
- (デソゲストレル、エチニルエストラジオール)ファボワール、マーベロン
- (ノルゲストレル、エチニルエストラジオール)プラノバール
- (ドロスピレノン、エチニルエストラジオール)ヤーズ
- 関
- エストラジオール
[★]
- 英
- Yuzpe methods
- 同
- Yuzpe法
- 関
- 緊急避妊法
[★]
商品
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ノルゲストレル、エチニルエストラジオール